『薬屋のひとりごと』の羅門(ルォメン)を演じる声優は、家中宏(やなかひろし)さんです。猫猫(マオマオ)の養父であり、薬の師でもある人物を演じています。
家中さんは『こち亀』の本田速人や『犬夜叉』の奈落でもおなじみ。羅門の配役を知ってから代表作をたどると、「あの人も同じ声だったのか」と驚く組み合わせが出てきます。
羅門の見どころは、人を受け止める穏やかさと、言うべきことを言う厳しさ。第44話では、羅漢(ラカン)の勢いを止める側に立ちます。
しかも、その場面にはキャスト同士の先輩・後輩関係まで重なるそうです。猫猫の頼れる父を演じる人が、別の場面では軍師を落ち着かせる。そこまで知ると、声をもう一度聞きたくなる。
※アニメ第1期第8話、第2期第40話・第44話の場面に触れます。原作の先の結末や、羅門の追放事件の詳しい真相は扱いません。
この記事でわかること
『薬屋のひとりごと』をアニメで見るなら
気になる場面や話数をアニメで確かめたいなら、DMM TVで『薬屋のひとりごと』が見放題です。
初回14日間無料体験から始められます✨
※初回14日間無料体験には適用条件があります。
羅門の声優は家中宏|読み方とプロフィール
アニメの羅門役は家中宏さんです。「家中」はやなかと読みます。漢字だけだと一瞬迷いますが、名前は「やなかひろし」で覚えると探しやすいですね。
| 項目 | 家中宏さんのプロフィール |
|---|---|
| 名前の読み方 | やなかひろし |
| 所属事務所 | アプトプロ |
| 誕生日 | 3月10日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 特技・趣味 | お料理 |
| 『薬屋のひとりごと』の役 | 羅門 |
家中さんのアプトプロ公式プロフィールには、羅門役の出演歴とボイスサンプルがあります。セリフとナレーションを聞き比べられるのも、声が気になった人にはうれしいところ。
ボイスサンプルは、羅門のセリフ集とは別のもの。家中さんの声を知るにはサンプル、羅門の芝居を楽しむにはアニメ本編と、目的で選ぶと分かりやすいです。
家中さんは舞台でも活動してきた俳優で、1980年に青年座へ入団した経歴があります。アニメの出演作だけを知っていると、声の仕事の向こうにある舞台歴まで気になります。
舞台歴で注目したいのは、共演者とのつながりです。羅漢役の桐本拓哉さんにとって、家中さんは劇団の先輩。第44話の対談には、配役表だけでは見えてこない二人の話が出てきます。
プロフィールを調べるときは、過去の入団歴と現在の所属事務所を分けておきたいところ。舞台の経歴は青年座への入団、現在の窓口はアプトプロとして、情報をたどれます。
では、家中さんはほかに誰を演じているのか。猫猫の父から思い浮かべると、『犬夜叉』の奈落が同じ人だと知ったところで、ちょっと立ち止まりたくなります。
家中宏の代表作|本田速人・奈落・奈良シカクも同じ声優
家中さんの代表的なアニメ出演作には、『こち亀』『犬夜叉』『NARUTO -ナルト-』などがあります。まず役名を並べるだけでも、羅門へつながる人物と、ずいぶん遠そうな人物が混ざります。
| 作品 | 家中宏さんの担当役 |
|---|---|
| こちら葛飾区亀有公園前派出所 | 本田速人 |
| 犬夜叉 | 奈落 |
| NARUTO -ナルト- | 奈良シカク |
| Free! | 笹部吾朗 |
| わたしの幸せな結婚 | 斎森真一 |
声優が同じだからといって、性格や話し方まで同じではありません。その声が相手を安心させるのか、追い詰めるのか。役柄を知ると、聞くときの注目点がはっきりします。
『こち亀』本田速人|一人の中にある大きな切り替わり
本田速人は、普段は気弱なのにバイクに乗ると性格が豹変する白バイ警官です。『こち亀』を知っている人なら、その切り替わりが先に浮かぶかもしれません。
本田は一人の中で性格ががらりと変わる役です。羅門の場合は、いつもの穏やかさを知っているから、相手を諫める場面が際立つ。同じ家中さんでも、変化を楽しむ場所が違います。
本田はバイクに乗ると豹変する。羅門は、勢いづいた軍師を落ち着かせる。同じ家中さんなのに、片方はアクセル、片方はブレーキ。役名を並べただけで忙しい。
『犬夜叉』奈落|人を傷つける側から、人を治す側へ
『犬夜叉』の奈落は、犬夜叉たちの宿敵として暗躍する半妖です。羅門が人の治療にあたる人物なのに対し、奈落は人を苦しめる側へ立ちます。
奈落の名を見て、一瞬身構えたくなる。ところが羅門は、猫猫が頼る父です。声の主は同じでも、この二人なら安心して相談したい相手はすぐ決まりますね。
同じ声優でも、相手を傷つける役と、相手を助ける役では、言葉の受け取り方が変わります。
聞き比べるなら、声の高さだけを探すより、相手へどんな言葉を向ける人物なのかにも注目したいところ。治療する羅門と暗躍する奈落では、同じ声を聞く側の気持ちも変わります。
奈良シカクと斎森真一|父親の立場でも、娘や息子への接し方は違う
『NARUTO -ナルト-』の奈良シカクはシカマルの父。任務の失敗に打ちひしがれた息子が、父の言葉を受けて再び前へ進む場面があります。
羅門とシカクは、子どもの前に立つ大人という点で重ねて見たくなる二人です。ただ慰めるだけでなく、次にどうするかへ関わる。相手の歩みを止めない言葉が好きな人には、気になる配役ですね。
一方、『わたしの幸せな結婚』の斎森真一は、美世の実父ながら香耶ばかりを溺愛する父です。同じ「父親」の役でも、娘との距離は羅門とは大きく違います。
役柄を比べるときは、声優が同じことと、人物の人柄が似ていることを分けるのが大切です。父親役という共通点だけでは、その言葉の温かさまで決まりません。
真一まで並べると、「家中さんだから優しい父の声」とは覚えられない。美世に必要だったのは、父親という肩書きより、その人が自分へどう接するかです。同じ父親役を並べても、安心できるとは限らない。
猫猫が羅門を頼る姿は、漫画の表情や二人の距離からも楽しめます。声で気になったやり取りを文字で追うと、猫猫が父の前でどう振る舞うかにも目が向きそうです。
猫猫に接する羅門の演技|優しさの中に、師としての線引きがある
猫猫に接する羅門は、養父と薬の師という二つの立場を持ちます。そばで支えることと、必要なところで止めること。両方あるから、穏やかな物言いがただの甘さに聞こえないんです。
第8話「麦稈」では、猫猫と羅門が一緒に治療にあたります。猫猫は里帰り中でも事件に遭遇しますが、そのとき近くにいるのが、知識を教えてくれた父です。
- 実家に泊まった翌日、猫猫は薬師を呼ぶ子どもに連れられ、娼館へ向かう
- 毒を飲んだ二人へ猫猫が処置を行い、羅門とともに治療する
- 二人が息を吹き返したあとも、猫猫は事件の方法に違和感を覚え、真相を考える
後宮では周りを驚かせる猫猫が、花街では教わった知識を父とともに使う。この並びがいいんですよ。猫猫の能力が突然生まれたものではなく、誰かから受け取ってきたものとして見えてきます。
羅門は真相に気づいていても、猫猫へ憶測で話さないように助言し、推理を見守ります。答えを全部渡してしまうのでも、興味を持つこと自体を否定するのでもありません。
羅門が教えるのは薬の知識だけでなく、知ったことを人へどう伝えるかでもあります。分かることと、言ってよいことを同じにしない。ここに師としての厳しさがあります。
謎が解けたら、答えを聞きたい。そこで「推理できたこと」と「人に話すこと」の間に待ったが入る。この場面は、正解さえ出せれば一人前という話ではないところが好きです。
第8話の公式予告も、花街で起きる事件へ戻る入口になります。初めて見る方は事件の謎を楽しみ、見返す方は猫猫の隣にいる羅門へ、少し目を向けてみてください。
第40話では、治療から「起きる前に防ぐ」仕事へ広がる
第40話「巣食う悪意」の羅門は、後宮の問題点をまとめた手本を作ります。女官たちが書き写して学べるようにする、人を助けるための別の仕事です。
| 場面 | 羅門の仕事 | 猫猫との関わりで見たい点 |
|---|---|---|
| 第8話「麦稈」 | 倒れた二人を猫猫とともに治療する | 教わった知識を同じ現場で使う師弟 |
| 第40話「巣食う悪意」 | 後宮の問題点を手本にまとめる | 知識を周囲へ伝える父の仕事を、猫猫が追う |
難しい処置をするだけでなく、女官たちが学べる手本まで作る。羅門、それなら自分がその場にいないときにも知識が働くんですね。目の前の患者を助ける第8話から、助け方がもう一段広がります。
二つの回を見比べるときは、何を知っているかと、その知識を誰に渡すかに注目してみてください。第8話では猫猫へ、第40話では女官たちへ。知識を受け取る相手が広がっています。
猫猫役の悠木碧さんが、第1期・第2期のベストシーンとして選んだのは、第40話の羅門とやぶ医者の会話です。公式Xでは、二人の「ほのぼのトーク」として紹介されています。
ベストシーンに、羅門とやぶ医者の会話。大事件や謎解きの場面を想像していると、この選択はちょっと意外です。猫猫を演じる悠木さんが選ぶなら、二人のやり取りにも耳を向けたい。
親子の距離は、公式の「ふきのとう×猫猫と羅門」の季節ビジュアルにも出ています。公式は、羅門の前で猫猫が少しあどけない表情を見せる一枚として紹介しました。
いつも切れ者として見ている猫猫に、父の前で少しあどけない顔がある。薬の知識では大人たちを驚かせても、羅門の隣では娘なのか。二人の会話を聞くときに覚えておきたい一枚です。
二人の家族関係は羅門の正体と猫猫・羅漢との関係へつながります。猫猫側の声にも注目するなら、悠木碧さんの猫猫の演技とあわせて楽しみたいですね。
アニメ版『薬屋のひとりごと』を楽しむなら
文字だけでは伝わらない、声や音楽、キャラクターの動きまで楽しむなら、DMM TVで『薬屋のひとりごと』が見放題です。
DMM TVでは、初回14日間無料体験も利用できます✨
※初回14日間無料体験には適用条件があります。
第44話で羅漢を諫める羅門|桐本拓哉が語る先輩・後輩の臨場感
第44話「砦」は、羅門の厳しさへ目を向けたい回です。羅漢が壬氏(ジンシ)へ踏み込んだ言葉を向けた直後、羅門が諫め、羅漢は冷静さを取り戻します。
羅漢役の桐本拓哉さんは、壬氏役・大塚剛央さんとの公式対談で、この場面に触れています。諫められたことで羅漢が落ち着き、切り替えを演じる手応えがあったと話しました。
- 羅漢は娘を救いたい思いを抱え、軍師として壬氏へ強く働きかける
- 踏み込みすぎた発言の直後、羅門が来て羅漢を諫める
- 羅漢は冷静さを取り戻し、禁軍を動かすため、壬氏へ礼を尽くす
見たいのは、羅門が何を言うかだけではありません。言われた側の羅漢がどう変わるか。人の芝居は、相手が受け取ったあとの反応まで追うと、その言葉の強さがよく分かります。
この場面の羅門は、羅漢の救出への思いを消すのではなく、行き過ぎた言い方を止める存在として読めます。落ち着いたあとも、羅漢の願いは禁軍出撃の要請へ続きます。
ここは「羅漢が叱られた」で終わらせたくない。諫められたあと、娘を救うために礼を尽くすところまで続きます。羅門の言葉が、会話を止めて終わるのではなく、その先へつないでいる。
羅門役の家中宏は、羅漢役の桐本拓哉にとって劇団の先輩
さらに桐本さんは、家中さんが劇団の先輩であり、実際に怒られた経験もあると明かしています。その経験が、羅門に諫められる場面の臨場感にも重なったそうです。
| 二人の関係 | 羅門・家中宏さん側 | 羅漢・桐本拓哉さん側 |
|---|---|---|
| 作中 | 羅漢の叔父。第44話で諫める | 叔父に諫められ、冷静さを取り戻す |
| キャスト同士 | 桐本さんにとって劇団の先輩 | 家中さんに怒られた経験を、公式対談で語った |
壬氏へは軍師として迫るのに、叔父にはたしなめられる。しかも役者のほうにも先輩に怒られた経験があるんですか。羅漢、役の外にも逃げ道がなかった。
この話は、家中さんが役作りの方針を説明したコメントとは別です。諫められる側を演じた桐本さんの実感だからこそ、相手役の言葉がどう届いたかを知る面白さがあります。
大塚さんも、公式の第2期Blu-ray発売記念イベントで、第44話の禁軍出撃を願う場面をベストシーンに選び、桐本さんの芝居を含む重厚なドラマを称えています。
第44話を聞き返すなら、羅門の言葉の前後で、羅漢が相手へどう向き合い直すかに注目したいところ。大声や台詞の長さだけでは測れない、会話を動かす役目です。
受ける側の演技は、羅漢役・桐本拓哉さんの声優記事からも追えます。羅門から見る場面と羅漢から見る場面で、気になる一言が変わるのも掛け合いの楽しさです。
羅門の言葉を小説の文章で追うときは、諫める内容と、そのあと相手が取る行動をつなげて読みたくなります。声に注目したあとだからこそ、言葉を受ける側の変化も気になる。
家中宏の話を聞くなら第8話オーコメ|Blu-ray第2巻に収録
家中さん本人のトークが気になるなら、第8話のオーディオコメンタリーがあります。第1期Blu-ray第2巻に収録され、猫猫役の悠木碧さん、やり手婆役の斉藤貴美子さんと出演しています。
第2巻の公式商品情報では、第8話のコメンタリーは初回版・通常版に共通する音声特典です。初回限定の封入特典とは扱いが違うので、選ぶときにはここを見ておきたいですね。
- 収録商品:アニメ第1期Blu-ray第2巻(本編第7話〜第12話)
- 対象話:第8話「麦稈」のオーディオコメンタリー
- 出演者:悠木碧さん、斉藤貴美子さん、家中宏さん
- 特典の区分:初回版・通常版に共通する音声特典
第2巻には第7話のオーディオコメンタリーもありますが、家中さんが出演するのは第8話「麦稈」のほうです。羅門と猫猫が一緒に治療する回に、二人の声を担当する役者がそろっています。
猫猫、羅門、やり手婆の声の主がそろって第8話を語る。本編の治療場面を追ってきた耳が、今度は役者の話へ切り替わる。花街の顔ぶれ、特典でも集合している。
役の声が目当てなのか、出演者の話が目当てなのかで、聞く音声を選べます。配役を知ったところから先へ進むなら、本編・コメンタリー・ボイスサンプルの三つが入口になります。
| 聞きたいもの | 向いている入口 |
|---|---|
| 羅門としての演技と、相手役の反応 | アニメ本編の第8話・第44話 |
| 家中さんも参加する、作品を振り返るトーク | 第8話オーディオコメンタリー |
| 作品の役柄から離れた、セリフやナレーションのサンプル | アプトプロ公式プロフィールのボイスサンプル |
2026年9月には、TOHO animationのYouTubeチャンネルで期間限定のオーコメ公開も告知されました。公開期間は9月27日23:59までで、10月8日時点では告知上の期間を過ぎています。
秋の「薬屋イッキ見」企画の公式告知にあるYouTube公開と、Blu-rayに収録された音声特典は別です。古い無料公開の案内を見つけたときは、期間にも目を向けてください。
羅門の声をもう一度楽しむなら、本編の第8話。家中さんも交えた三人の話を聞くなら、その回のコメンタリー。同じ話数でも、役の会話と役者のトークで楽しみが二つあります。
『薬屋のひとりごと』を見返すなら
ここまで読んで『薬屋のひとりごと』の物語を映像でも追いたくなったら、DMM TVなら『薬屋のひとりごと』が見放題です。
Web登録なら月額550円(税込)で利用できます。
さらに、初回14日間無料体験から始められます✨
【こんな人におすすめ】
✅ 気になる話数から見返したい✨
✅ 物語を映像でもじっくり追いたい✨
✅ ほかのアニメもたっぷり見たい✨
➡️ アニメ6,700作品以上を含む、コンテンツ22万本以上を配信中📺
※見放題・TVODを含む配信数(2026年7月時点)
\初回14日間無料体験を試す/
※情報は2026年7月時点のものです。月額550円(税込)はWeb登録時(App Store・Google Playからの登録は月額650円)。初回14日間無料には適用条件があります。最新の配信・キャンペーン状況は公式サイトにてご確認ください。
まとめ|羅門役・家中宏の声は、優しさと諫める力をあわせて楽しみたい
『薬屋のひとりごと』の羅門を演じるのは、家中宏さんです。猫猫を受け止める父の姿と、第44話で羅漢を諫める姿をあわせると、穏やかさだけでは終わらない人物が見えてきます。
第8話なら、推理する猫猫への助言。第44話なら、諫められた羅漢の態度の変化。見返す回を一つ選ぶなら、この二つが入口になります。父と娘の会話が好きなら、まず「麦稈」からどうぞ。
頭の切れる猫猫と羅漢を並べても、話し方まで放っておけるわけじゃない。薬の師で、養父で、叔父で。羅門、知識を教える以外の仕事も多いですね。
※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月8日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。