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『薬屋のひとりごと』高順の正体は?本名と宦官・去勢の疑問を解説

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『薬屋のひとりごと』高順の正体は?本名と宦官・去勢の疑問を解説

『薬屋のひとりごと』の高順(ガオシュン)は、皇族の護衛を担う馬(マー)の一族の武官です。壬氏(ジンシ)に付き従い、後宮では宦官として振る舞いますが、実際に去勢された人物ではありません。

「高順」は宦官としての名前で、改名前の具体的な名前は不明です。本来の名に「馬」の一字が含まれることは分かっています。普段の呼び名も、後宮で働く立場につながっているんですね。

しかも高順には妻と3人の子どもがいて、孫までいます。後宮で見る落ち着きに「お父さんみたい」と思ったら、本当に父親で、もう祖父でもある。あの安心感、急に説得力が増します。

主の面倒を見て、後宮でも仕事をして、家では父親。高順、役割が多い。静かに控えているだけの人だと思うと、大事なところを見落とします。

※高順の正体・家族と、原作者が公開するWeb版の宮廷編・市井編・西都編のネタバレを含みます。

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高順の正体は馬の一族の武官|壬氏を守る護衛・補佐・お目付け役

高順は、代々皇族を守る馬の一族に属する武官です。後宮では壬氏の補佐役として見えますが、そばに付いている目的には護衛も含まれます。書類を運ぶだけの従者ではないのです。

壬氏が何か思いつくと、すぐ横に高順がいる。あの配置を見慣れるほど、つい「いつもの付き人」で済ませてしまいます。でも、仕事を助ける人と、命を守る人では重みが違う。

それに高順は、主へ注意もできます。相手の身分が高いから黙って従うのではなく、普段の振る舞いまで見ている。壬氏にとって、気を抜ける相手であり、気を抜きすぎると叱られる相手でもあります。

高順の役目壬氏のそばでしていること
護衛を担う武官皇族の身を守り、危険に備える
補佐役・従者仕事や身の回りの用事を支える
お目付け役幼い頃から壬氏を見守り、態度や所作を諫める
同じ「付き人」に見える仕事にも、守る・支える・諫めるという違いがある

壬氏には長く面倒を見てもらってきた甘えがあり、高順にはそれを見逃さない厳しさがある。周囲を惹きつける壬氏が、ここでは世話の焼ける若者になるんですよね。

取り繕った顔も素の顔も知っているから、遠慮なく止められる。長く面倒を見てきた高順ならではの注意に、主従の付き合いの長さを感じます。

「癒し系」でも、後宮の問題から目をそらさない

猫猫(マオマオ)から見れば、高順は気配りのできる頼れる大人です。ただ、穏やかさと、何でも見逃すことは違います。相手の話を聞いたうえで、必要なことを壬氏へつなぐ人でもあります。

「麒麟」で、妃への侍女のいじめを聞いた高順は驚きます。それでも猫猫から事情を聞き、壬氏への説明を引き受ける。嫌な話だからこそ、受け止めてくれる人がいるとほっとします。

TVアニメの公式映像「Web特別PV ‐高順編‐」は、壬氏に仕える高順に焦点を当てた一本です。主の用事を引き受ける姿や、二人の近い距離を振り返りたくなります。

壬氏が気を抜けるのはありがたいけれど、その分だけ高順の仕事は増える。頼られている姿に安心した直後、今度はこの人を休ませてあげたくなります。

高順は本当の宦官ではない|去勢せず、薬を飲んで後宮に出入りする

高順は去勢されておらず、宦官の身分を装っています。壬氏のそばで後宮の任務に当たるため、男性機能を抑える薬を服用しているのが実情です。

後宮で宦官として働いている姿から、去勢も済んでいると思いやすいですよね。でも高順の場合、後宮で名乗る立場と、実際の身体の状態が一致していません。

壬氏も、後宮では宦官として働いています。その主に付き従う高順も、本来の身分を隠している。宦官を装う主を、宦官を装う護衛が支えているわけです。

疑問高順の場合
後宮では宦官なの?表向きは宦官として任務に当たる
実際に去勢されたの?去勢されていない
薬を飲むのはなぜ?後宮で問題が起きないよう、男性機能を抑えるため

宦官を装うための薬と、宮刑を受けることは別です。高順の身体を知る手がかりになるのは、「宦官」という肩書そのものより、二人が薬を飲むやり取りでした。

薬を持ってくる人も、同じ薬を飲む人だった

  • 後宮へ行く前に用意する:高順が医局から調合済みの薬を受け取る
  • 二人分に分ける:薬を銀の器二つに分ける
  • 高順が先に飲む:しばらく待ち、いつもと同じだと壬氏へ伝える
  • 壬氏も飲む:鼻をつまみ、苦い薬を飲み干す

同じ薬を飲んでいても、二人の反応は違います。高順が長期服用を心配すると、壬氏は高順だって同じだろうと返す。一方の高順は、すでに孫が生まれたことを持ち出します。

さらりと家庭の話が出るのが高順らしい。子どもも孫もいる人と、これからの人生を考えなければならない主では、薬の先に見ているものが違うわけです。

ただし、服用を続ければ本当に機能を失うかもしれないという警告もあります。薬だから安心、という話ではなく、偽装を続けることには身体への負担も伴います。

医官のように、宦官ではないまま後宮で必要とされる男性もいます。この薬には、そういう人が後宮で問題を起こさないための役目もある。苦い一杯にも、ずいぶん事情が詰まっています。

子どもを持った後に宦官になる場合も考えられるので、妻子がいるという事実だけで、今の身体の状態までは分かりません。高順が去勢していないことは、同じ薬を飲む主従のやり取りと合わせると納得できます。

薬の話なのに、主へさりげなく家族の話を返すところまで気になる。原作小説で高順を追うなら、秘密を説明する言葉だけでなく、壬氏への返し方にも目を向けたくなります。

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高順の本名は不明|本来の名前には「馬」の一字がある

「高順」は宦官として名乗る名前で、改名前の具体的な名前は明かされていません。ただし、本来の名に「馬」の一字が使われていることは分かっています。

息子たちの名にはある「馬」の字が、父の現在の呼び名にはありません。親子なのに、普段目にする名前では同じ家の人に見えない。この違いにも、高順が身分を隠して働く事情が表れています。

名前についての疑問分かっていること
「高順」は何の名前?宦官として名乗る現在の名前
本来の名前は?具体的な名前の全体は不明
「馬」は入っている?本来の名前に使われている一族の一字

この「馬」は、単純に姓だけを表しているのではありません。作中には、姓と名のほかに、家を表す一文字を与えられる仕組みがあります。名前に家の来歴まで入っているんですね。

一方で、「馬」を現在の呼び名の前に付けた「馬高順」が本名だとは明かされていません。一字が分かることと、改名前の名前全体が分かることは別です。

宮刑を受けたという経歴も、宦官として働くためのもの

武官であることも、去勢していないことも、後宮では隠さなければならない。表向きの経歴があると、名前を変えたこともその中に収まります。高順という普段の呼び名にも、後宮での役目があるんですね。

壬氏も後宮では本来の身分を隠しています。主の本名や血筋まで知りたい時は、壬氏の正体・本名と両親の秘密をたどると、高順が支えている相手の立場もつながります。

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高順には妻と3人の子どもがいる|馬の一族を支える家族

高順の妻は桃美(タオメイ)で、子どもは長女・長男・次男の3人。すでに孫もいる父親です。後宮での穏やかな姿を見ていると、家族の前でも同じ調子なのか気になりますよね。

妻子の暮らしが詳しく描かれるのは、Web版の市井編・西都編です。皇族を守る家には、外で任務に当たる人と、一族を取り仕切る人がいます。家族の仕事も一様ではありません。

家族高順との関係家族の中での役目や特徴
桃美妻壬氏の乳母を務め、馬の一族を取り仕切る
麻美(マーメイ)長女子どもを持ち、弟たちの面倒も見る
馬良(バリョウ)長男文官としての能力を持つが、対人場面が苦手
馬閃(バセン)次男父を目標とし、壬氏の護衛を担う武官
高順の子どもは娘1人と息子2人。孫の人数は物語の時点によって変わる

子どもたちの得意なことも同じではありません。馬閃は武官の道を進み、馬良は文官としての力を持つ。護衛の家に生まれたからといって、全員が同じ働き方をするわけではないのです。

高順だけを見ている時には想像しにくい、にぎやかな一家です。主の用事を引き受ける父、主の仕事配分に意見する娘。親子で壬氏の周りを整えているのが、なんだか可笑しい。

家の中心は桃美|護衛が命を落とす時にも備えている

一族の家を取り仕切るのは、高順ではなく桃美です。高順は特殊な事情から一族の長になることはなく、ほかに適任がいないため、桃美がその役目を引き受けています。

夫が外で働き、妻が家を管理する、というだけなら身近な話に聞こえます。でもこの家では、夫が戻らない可能性まで含めて備えている。家族の頼もしさを知った後だけに、急に重く響きます。

高順の落ち着きと、桃美の統率。皇族を守る仕事は、高順一人の腕だけで成り立っているのではありません。守りに出る人と、家を残す人の両方がいるんですね。

まだ30代で祖父になっている高順

高順の年齢は、アニメイトタイムズの人物紹介では36歳、Web版「十二、高順」の時点では数えで37歳です。いずれも、祖父という肩書から想像するより若い年齢ですね。

Web版の高順は16歳で結婚し、翌年から子どもをもうけています。祖父と聞くともっと年上を思い浮かべますが、まだ30代。壬氏の面倒を見ている落ち着きと、年齢の若さにちょっと驚きます。

壬氏への小言も、子どもを3人育ててきた人の言葉だと思うと味わいが増します。原作小説で家族のやり取りを追いながら、主に向ける顔と息子に向ける顔の違いも見たくなります。

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高順の強さは、壬氏と馬閃に教えた護衛の技術にも表れる

高順は、壬氏と馬閃に体術を教えてきた武官でもあります。息子の馬閃が主を守る立場になると、父に教わった技術を使いながら、父の仕事を引き継いでいることが分かります。

力が強い人なら、馬閃も目立ちますよね。それでも父の高順を見る時は、腕力だけでは測れない厳しさがある。足音ひとつを出すかどうかにも、その教えが及んでいるのです。

高順の教え・仕事馬閃へ受け継がれたもの
体術と自制を教える壬氏と同じ師から、身体の使い方と己を律することを学ぶ
足音を立てれば拳骨で叱る音が響く廊下でも、足音を殺して歩く
皇族の警護を担う父に代わり、壬氏を守る任務に当たる

馬閃が幼い頃から、父は主の警護のために離れて暮らしていました。馬閃が目指すのは、父のように主を守れる武官になること。そばにいない父の仕事まで、憧れにつながっています。

守られる壬氏も、同じ師から体術を学んでいます。護衛の家だけに閉じた教えではなく、主の身体にも残っている。高順が控えている普段の姿からは見えにくい仕事です。

猫猫には丁寧に、息子には容赦なく

ただし、父への憧れがあるからといって、馬閃がいつも立派に振る舞うわけではありません。猫猫と一緒にこっそり様子を探っていた時には、高順に見つかってしまいます。

主も息子も育てて、今はその息子が主を守る。高順の仕事は、本人がそばにいる場面だけでは終わらない。馬閃を見る目まで変わってくる親子です。

高順が支えている秘密を、猫猫がいつ知るのかも気になるところです。疑惑が確信に変わるのはいつなのか。その時期は、壬氏の正体を知る人物と、猫猫にバレるタイミングからも追えます。

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まとめ|高順は宦官を装う武官で、本来の名前はまだ不明

高順の正体は、皇族を守る馬の一族の武官です。後宮では宦官を装い、壬氏と同じ薬を飲んでいます。現在の名前「高順」と、本来の名に含まれる「馬」の一字は、分けて考えると疑問がほどけます。

高順の正体・本名・宦官の疑問への答え

  • 正体は馬の一族の武官で、壬氏の護衛・補佐・お目付け役を担う
  • 本当に去勢された宦官ではなく、男性機能を抑える薬で宦官を装う
  • 「高順」は宦官名。本来の名には「馬」が入るが、名前の全体は不明
  • 妻は桃美。麻美・馬良・馬閃という3人の子どもと、孫がいる
  • 壬氏と馬閃の体術の師でもあり、教えは次の護衛へ受け継がれている

正体を知った後には、壬氏のそばに立つ姿も違って見えます。気配りのできる従者で、身体を張る護衛で、主と息子を育ててきた大人。一歩後ろにいる高順に、これだけの仕事が重なっているんですね。

薬の秘密にはひやりとするのに、孫の話を返すところでは笑ってしまう。穏やかな人で済ませるには、高順はずいぶん忙しくて、頼もしい。今度は主の後ろで何をしているか、目で追いたくなります。

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月6日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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