『歴史に残る悪女になるぞ』漫画の最新刊は、2026年10月29日時点で7巻です。2026年4月1日発売。アリシアが隣国ラヴァールの王子たちへ近づく新章に進みます。
正式タイトルは『歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!』。7巻では、罪人の少年に扮したアリシアが、まず闘技場のライオンを相手にします。
会いたいのは王子なのに、最初の相手がライオン。しかも倒せば一件落着、という勝負でもありません。相手の異変を見抜く目と、自分を売り込む度胸が、続けて試される巻です。
※漫画7巻のライオン戦と王子への交渉までのネタバレを含みます。漫画8巻の発売日は、2026年10月29日時点で公式発表を確認できていません。
この記事でわかること
漫画の最新刊は7巻|発売日・収録話と小説の巻数を区別
保志あかりさんが描く漫画版は7巻まで発売済みです。7巻には第31~35話と巻末の漫画が入り、ラヴァール国で動き始めたアリシアを追えます。
| 項目 | 漫画7巻の情報 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年4月1日。紙・電子とも同日 |
| 漫画 | 保志あかり |
| 原作/キャラクター原案 | 大木戸いずみ/早瀬ジュン |
| レーベル | KADOKAWA・B's-LOG COMICS |
| 収録 | 第31~35話と巻末の漫画 |
| 中心となる展開 | ラヴァール国の闘技場での戦いと、王子たちへの接触 |
第31話は、いきなり闘技場から。観衆に紹介されるのは隻眼の少年「リア」です。学園でリズと向き合っていたアリシアが、服も名前も変えて観客の前に立っている。
7巻の表紙にも、短剣を構えたアリシアと大きなライオン。華やかな令嬢の紹介というより、今度は何をやる気なのかと身構えたくなる組み合わせです。
発売日や書誌情報は漫画7巻の商品ページで確かめられます。試し読みから、冒頭の闘技場と目次も見られます。
小説の最新刊9巻は、漫画7巻の先の物語
原作小説は9巻まで刊行されています。漫画7巻と小説7巻は、同じ地点ではありません。表紙に付いた数字だけをそろえて続きを買うと、飛ばしてしまう部分が出ます。
漫画の最新刊を探していたら、9巻も見つかる。あれ、まだ先がある? と思ったら、まず著者欄が「保志あかり」の漫画かどうかを見てみてください。
小説9巻はビーズログ文庫の特設ページで紹介されています。7巻の続きを漫画で追いたいなら、探す対象は漫画8巻です。
5巻から6巻、7巻へ|他国への興味が「自分で潜り込む」に変わる
5巻でラヴァール国に関心を持ったアリシアは、6巻の記憶喪失事件と追放を経て、7巻ではその国の中へ入っています。知りたいと思っていた場所へ、ついに自分の足で来たわけです。
| 巻 | アリシアに起きること | 次へつながる変化 |
|---|---|---|
| 5巻 | 狼の出現をきっかけに、ラヴァール国へ興味を持つ。学園ではリズを慕う生徒の暴走にも対処する | 学園の外へ関心が向かい始める |
| 6巻 | デュークの記憶喪失を調べる側から、犯人として捕らわれる側へ。隣国への追放が持ち上がる | 自分の気持ちと、外へ出る機会に向き合う |
| 7巻 | 罪人としてラヴァール国の闘技場へ入り、王族の目に留まろうとする | 他国を知るための行動と交渉が始まる |
5巻で気になった隣国へ、7巻では罪人として入っている。旅先の選び方も、その土地への入り方も、ずいぶん思い切ったものになりました。
6巻では、デュークの記憶喪失によって自分の気持ちにも気づきます。恋と出国が重なるので、冒険の準備巻として飛ばすには惜しい。会いたい相手を国内に残しての旅立ちです。
自分が疑われ、追放される。普通なら止めたい展開なのに、アリシアにとっては隣国へ行ける機会にもなる。その受け取り方が、いかにもこの悪女志望らしい。
国外追放が、行きたかった国への出発日になる。アリシアに渡す罰、選ぶほうも大変そうです。
黄色い表紙にも、新章への切り替えがある
保志あかりさんは2026年3月28日のXで、本格的なラヴァール国編に合わせ、カバーを黄色に変えたと説明しています。前巻まではピンクや紫系が多かったとのこと。
舞台が変わったことを、表紙を並べた時の色でも受け取れるんですね。7巻を手に取る入口から、学園の外へ踏み出す感じがある。
5巻で止まっていた人なら、6巻を挟んで読むと、国外追放からいきなり始まったようには感じにくいはず。狼をきっかけに向けた視線が、闘技場に立つ本人へつながっていきます。
7巻ネタバレ|ライオン戦は、倒す強さより異変を見抜く目が効く
ライオン戦では、アリシアが相手の異常に気づくところが転機になります。魔法の力を伏せて短剣で戦いながら、傷ついても痛がらない獣を見て、薬物の影響を見抜きます。
闘技場で名乗るのは、少年の「リア」。王族の目に留まるために危険な相手へ挑むのですが、短剣を構えた姿だけでも、ドレス姿での駆け引きとは違う緊張があります。
- 少年「リア」として、王族の目に留まるためライオンとの勝負に出る
- 魔法を知られた時の危険を考え、短剣で大きな相手に挑む
- 正面からの攻撃では難しいと考え、相手が飛びかかる動きを利用する
- 負傷しても興奮したままのライオンを見て、薬物の影響に気づく
魔法を使えることと、皆の前で使うことは別
最初から魔法で派手に勝てばいい、とはいかないところが、この勝負の難しさです。アリシアは、魔法の力を見せた時に周囲からどう扱われるかまで考えています。
心配するのは、力を知られたら奴隷のように使われるかもしれないこと。強い手段を持っていても、今それを見せてよいかは別。勝った後の扱いまで考えなければなりません。
着ているのは動きやすい簡素な服で、相手は大きな獣。爪の一撃を受ければ終わりだと考える場面もあります。本人の勢いにつられて安心しかけたところへ、危なさを戻してくる。
| 同じ勝負を見る側 | 目に入るもの | それぞれの側から読む見どころ |
|---|---|---|
| 観衆 | 隻眼の少年とライオンの戦い | 小柄な挑戦者が、大きな猛獣とどう戦うか |
| アリシア | 敵の不自然な動きと、魔法を使う時の危険 | 生き残ることと、素性を隠すことの両立 |
| 王子たち | リアと名乗る挑戦者の力や正体 | 戦いぶりと、少年の姿から見抜いた正体 |
観客の前では力を抑えたい。でも、抑えすぎれば自分が危ない。ライオンの動きを見ながら、どこまで見せるかも選ばなければならないので、余裕のある無双とは違う読み味です。
痛がらないライオンから、勝負の前提が変わる
アリシアは汗を浮かべて息を切らしています。ところが、傷を負ったライオンは痛がる様子もなく、興奮したまま迫ってくる。強い相手だというだけでは、説明がつきません。
そこで視線が、鋭い爪から傷への反応へ移ります。攻撃が当たったかどうかだけを見ていたら、通り過ぎてしまう異変です。
ライオンは薬物で正気を失っていました。一人と一頭が強さを競うだけの勝負ではなく、人の手で異常な状態にされた獣との戦いだったのです。
相手の爪を避けるだけでも精いっぱいの場面で、痛がり方まで見ている。アリシア、戦いながら観察する余裕はどこから来るんですか。
その一戦を、王子たちも上から見ています。客席に紛れるほうが安全そうなのに、選んだのは闘技場の真ん中。王族に会うためとはいえ、ずいぶん危ない呼び鈴です。
剣も魔法も鍛えてきたアリシアが、なぜ片目なのか。彼女の出発点や片目を譲った過去は、アリシアの魅力と片目の理由でたどれます。
7巻の王子への交渉|正体がばれても、魔法使いの臣下として売り込む
ライオン戦の先では、王子ヴィアンとヴィクターに対面します。アリシアはデュルキス国の貴族令嬢だと見抜かれたあとも、魔法使いの臣下として自分を売り込みます。
ようやく王子に呼ばれた。ところが、会いたかった相手は、隠していた素性をもう知っている。名前も服も変えたのに、いきなり令嬢として話を始められるのが手強い。
| 交渉までの段階 | アリシアが得たもの | それでも残る難しさ |
|---|---|---|
| 闘技場で戦う | 王族の目に留まる機会 | 勝っても、望む立場になれるとは限らない |
| 二人の王子と対面する | 国の内側へ進むための接点 | 令嬢としての正体を見抜かれている |
| 魔法使いの臣下として売り込む | 相手に自分を欲しいと思わせる材料 | 王子側の判断や思惑もある中で話を進める必要がある |
隠していた魔法が、今度は交渉の材料になる
ライオン戦では、誰にでも魔法を見せたくない。王子との交渉では、その魔法が自分の売りになる。同じ力でも、見せる相手が変わると使い道まで変わります。
闘技場で剣を振っていた少女が、今度は自分を雇う利点を話し始める。この切り替えが好きです。腕を見せた次は、王子がその腕を必要とするかを問いかける番になる。
気に入られるのを待つ令嬢の顔ではなく、使える人間だと自分で示す顔。7巻の「王子に見初められる」には、恋愛だけではない意味が出てきます。
ただ、素性を知る相手に魔法まで明かすのは、切り札を見せることでもあります。売り込む度胸に沸きつつ、どこまで王子側に読まれているのかも気になる対面です。
学園での対立から、自分の価値を認めさせる勝負へ
学園ではリズの監視役として、彼女や周囲の生徒とぶつかっていました。7巻では場所も相手も変わり、他国の王族に、自分を近くへ置く意味を示す必要があります。
リズの魔法や本音を掘り下げたい場合は、リズの本性と魔法の正体へ。7巻の中心は、そこから舞台を移したアリシアの行動と交渉です。
7巻の行動力から、彼女が悪女を目指し始めた頃へ戻ってみるのも楽しいです。KADOKAWAが2022年に公開した漫画3巻発売記念PVでは、その出発点のアリシアを見られます。
PVの声はアリシア役・種崎敦美さん、デューク役・内田雄馬さん。テレビアニメとは別の配役で、7巻の紹介映像ではありません。
悪女になるために剣も魔法も磨く。その努力が7巻で、隣国の王子へ差し出せる売りになりました。幼い頃に始めた鍛錬が、国を出た先でも本人を支えています。
漫画8巻の発売日は?7巻の続きは第36話から
2026年10月29日時点で、漫画8巻の発売日は公式発表を確認できていません。7巻は第35話までなので、連載で先へ進む場合の目印は第36話です。
| 探しているもの | 2026年10月29日時点の目安 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 漫画の次の単行本 | 8巻。発売日の公式発表は確認できず | 出版社の商品一覧や新刊案内 |
| 7巻の直後の連載 | 第36話から | 話数と、現在その回を読める掲載先 |
| カドコミで公開される連載 | 第37話後編が2026年10月8日更新 | 前後編、公開範囲、配信期限 |
「発売予想」と「発売決定」は分けて待ちたい
新刊を待っていると、日付が一つ出ているだけでうれしくなります。でも、刊行間隔から計算された予想と、出版社が出した発売予定は同じではありません。
漫画6巻は2025年8月1日、7巻は2026年4月1日に発売されました。その間隔は次を待つ目安にはなっても、8巻が同じ間隔で必ず出るという約束にはなりません。
予約する時は、保志あかりさんの漫画版8巻かどうかと、出版社の発売予定を一緒に確かめると安心です。小説8巻の案内を、漫画の次巻と取り違えないようにしたいですね。
連載の最新話へ行く前に、第36話の所在を確かめる
単行本を読み終えてすぐ先へ進むなら、カドコミの連載の話一覧も入口になります。ただし、公開されている回と、7巻の直後の回は一致するとは限りません。
確認時点の話一覧には、第36話は並んでいません。今すぐ第37話後編だけを読めても、単行本からつながる道が全部開いているわけではないんですね。
- 連載商品は、第36話からつながる収録内容かを見る
- 同じ話数でも、前編・後編などの分割がないか確かめる
- Web掲載なら、読みたい回が公開期限内か確かめる
カドコミでの公開は回ごとに変わり、過去の話が公開終了となっている場合もあります。7巻より先の回が載っていても、間の話まで全部無料で読めるという意味ではありません。
巻ごとにまとめて追うなら漫画8巻を待つ。先へ進みたいなら、収録話を確かめて連載を選ぶ。待ち方を選べるのはうれしいですが、続きを一話飛ばすのだけは避けたい。
小説へ移るか、漫画のまま追うか迷ったら、漫画・小説・Web版の違いと読む順番へ。同じ番号の巻へそのまま移る前に、媒体ごとの読み方を選べます。
まとめ|最新刊7巻は、悪女の行動力が他国の王族まで届く巻
漫画の最新刊7巻は、ラヴァール国の闘技場から王子たちへの交渉へ進む一冊です。ライオン戦の勝敗だけでなく、相手を観察し、力を見せる相手を選ぶアリシアを楽しめます。
ライオン戦で隠していた魔法を、王子の前では売りにする。力の見せどころを変えることで、闘技場の挑戦者から、国の内側へ入ろうとしています。
悪女として歴史に残るために、まずは他国の王族の前へ。招待を待たず、ライオンと戦って会いに行く。アリシア、道の作り方が豪快すぎる。
※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月29日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。