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『薬屋のひとりごと』小蘭が氷を割ったのは何話?猫猫が氷菓で救うまで

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砕いた氷に囲まれた金属の器に、果物を添えた白い氷菓を盛った水彩画。

『薬屋のひとりごと』(薬屋)で小蘭(シャオラン)が割ってしまった氷は、楼蘭妃(ロウランヒ)へ届ける献上品です。

事故はアニメ第38話「踊る幽霊」の終わりに起き、第39話「氷菓」で猫猫(マオマオ)が氷菓子に作り替えて窮地をしのぎます。

割れた氷は食べ物に混ぜず、器の外から冷やすために使います。献上品を壊した窮地から、牛乳と砂糖で作る氷菓へ。冷やす力は、まだ残っていたんです。

小蘭は青ざめ、宦官は怒り、猫猫は壬氏(ジンシ)へ材料を頼みに走る。冷たい氷の話なのに、誰も涼しい顔をしていない。

小蘭が割ったのは、よりによって上級妃への献上品。後宮のおやつ事情、失敗したときの怖さまで庶民のおやつとは桁が違う。

※この記事はアニメ第38~39話と、同じ場面を扱う原作小説4巻・漫画版の内容に触れます。第39話後半の別の事件や小蘭の長期の消息には踏み込みません。

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小蘭が氷を割るのは第38話の終わり、猫猫が救うのは第39話「氷菓」

「小蘭の氷は何話?」への答えは、事故の瞬間なら第38話のラスト、解決まで見たいなら第39話です。一つの出来事が二話にまたがっています。

  • 第38話「踊る幽霊」の終盤:小蘭の不注意で献上品の氷が落ち、割れる
  • 第39話「氷菓」の冒頭:小蘭は青ざめ、氷を運んでいた宦官も困り果てる
  • 猫猫の提案:楼蘭妃が欲していた氷菓子を、割れた氷を使って作ると申し出る
  • 氷菓の場面の結末:氷菓ができ、小蘭は味見をねだるほど元気を取り戻す

第38話の題名だけを見て探すと、氷の話を見落としやすいです。幽霊騒ぎのあとに小蘭の失敗を置き、次の回の題名が「氷菓」。あの切り方は、続きを押したくなる。

「氷菓」という題名を頼りに第39話だけ開いても、猫猫の救出劇は追えます。小蘭が何をして青ざめたのかも見たいなら、第38話の最後から。見返す入口は、そこです。

なぜ氷一つで大騒ぎに?届け先は上級妃・楼蘭妃だった

宦官が運んでいたのは、上級妃・楼蘭妃への献上品。そこへ小蘭がぶつかり、氷を地面へ落としてしまいます。自分のおやつを台無しにした失敗ならまだしも、届け先が怖い。

楼蘭妃は四夫人の一人で、宦官はその妃へ品を届ける役目を負っています。小蘭が謝っても、宦官の手に氷は戻らない。

その場にいた人起きたこと困る理由
小蘭氷を運ぶ宦官にぶつかり、献上品を割った上級妃へ届ける品を壊した当人になった
宦官運んでいた氷を届けられなくなった妃が待つ品の代わりをすぐには用意できない
猫猫割れた氷を前に、代替の氷菓子を提案した品だけでなく小蘭と宦官の窮地を収めたい
氷の事故で、それぞれが背負ったもの

地面に落ちた氷を拾い、元の形に並べれば済む話ではありません。かといって、捨てて手ぶらで戻るわけにもいかない。小蘭だけを見ていると、この宦官の行き詰まりが見えにくいんですよね。

小蘭を叱る宦官にも、届けられない品がある。「友達をいじめる人」で終わらせず、怒る側の困りごとまで見ているのが猫猫です。

後宮に慣れて噂を集められるようになっても、上級妃に届ける品の前では下女のままです。いつものおしゃべりで切り抜けられない失敗だからこそ、ここでは猫猫の知識と壬氏の協力が要りました。

漫画で氷が落ちる前後を追うなら、スクウェア・エニックス版13巻へ。小蘭の失敗だけでなく、宦官の表情も見ておくと、猫猫の提案が誰の肩を軽くしたのか分かります。

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猫猫は割れた氷をどう使った?牛乳と砂糖を冷やして氷菓に変える

猫猫が作るのは、牛乳と砂糖を冷やして固めた氷菓子です。割れた氷の役目は、材料を入れた器を外側から冷やすこと。献上する品と、冷却用の道具を分けて考えます。

ただ、冷やす氷があっても、牛乳や砂糖がなければ菓子になりません。材料を集める壬氏、混ぜる小蘭、届ける宦官。猫猫のひらめきが、人の手を借りて一皿になる流れです。

  • 材料を集める:壬氏の協力を得て、牛乳・砂糖・果物を用意する
  • 甘い液を作る:牛乳と砂糖を金属の器で混ぜる
  • 割れた氷を使う:砕いた氷に塩を加え、器の外側から材料を冷やす
  • 混ぜながら固める:小蘭も手を動かし、冷やした材料へ果物を加えて仕上げる
  • 妃へ運ぶ:宦官にも味を確かめてもらい、溶ける前に届けてもらう

地面に落ちた氷を、そのまま食べさせるわけではありません。器の中には牛乳と砂糖、外には氷と塩。ここを分けると、「割れた氷から菓子を作る」の意味がすっきりします。

献上品としては台無しでも、冷たいことまでは失っていない。猫猫が拾ったのは、元の形ではなく、まだ使える働きでした。

冷やしながら混ぜるのは、氷の粒を大きくしすぎず、空気も含ませるためです。ただ凍ればよいのではなく、食べたときの口当たりまで作っている。小蘭の手にも、ちゃんと仕事があります。

塩は甘い菓子の味つけではなく、器の外で冷やすためのものです。食べる部分へ入れる材料と取り違えないように、作ってみる場合も公式レシピの手順で確かめてください。

氷が溶けるときに周りから熱を奪う働きも、冷却を助けます。菓子に塩味を付ける工夫ではなく、器の外を氷点下まで冷やす工夫です。

本編の猫猫が卵を使った、という話ではありません。急場で用意した氷菓と、家庭向けに試作を重ねたレシピは別。作ってみるなら、その違いも含めて楽しめます。

小蘭も器の中の材料を混ぜます。さっきまでの失敗を取り消せるわけではないけれど、出来上がる菓子には、自分の手で進めた作業がある。

あの場で「もう触らないで」と言われたら、小蘭は立っているしかない。猫猫、助ける途中で、ちゃんと友達の手も借りるんですね。

原作公式Xも、三人で食べた「友情の氷菓」をレシピへつないでいます。作中で割れた氷が、読者の台所まで届いたわけです。

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壬氏は何を条件に協力した?猫猫が小蘭のために飲んだ「聞く」と「簪」

壬氏の協力は、話を最後まで聞くことと、贈られた簪を着けて来ることが条件です。猫猫が欲しいのは氷菓の材料なのに、壬氏の要求には二人の間の宿題が顔を出します。

  • 材料を頼む:猫猫は牛乳・砂糖・果物を急いで用意したいと壬氏へ相談する
  • 話を聞く約束:壬氏は猫猫に、人の話を最後まで聞くことを求める
  • 簪の約束:壬氏は以前贈った簪(かんざし)を着けて来るよう求める
  • 氷菓作りへ:猫猫は条件を引き受け、材料をそろえて小蘭のもとへ戻る

話を最後まで聞くという要求は、第38話までのやり取りを踏まえると、壬氏が突然持ち出した小言には聞こえません。氷の事故が起きる前から、伝えたいことはあった。その続きが、材料の交渉に入り込む。

もう一つが、以前に贈った簪(かんざし)です。氷の値段を払え、とは言わないところが壬氏らしい。猫猫に着けて来てほしい品が、まだ返事を待っているんですよね。

猫猫は牛乳と砂糖を持ち帰りたい。壬氏は簪の約束まで持ち帰らせたい。友達を助けるための材料集めで、二人の宿題も進むのか。壬氏、頼まれた材料よりそっちが気になってません?

小蘭は罰を受けた?氷菓が完成し、いつもの笑顔を取り戻す

氷菓が完成し、第39話のこの場面では小蘭が罰を受ける展開にはなりません。妃からの正式な赦免まで描いた場面ではなく、まずは届ける品を作って切り抜けた結末です。

小蘭は出来上がった氷菓を前に、味見を欲しがります。さっきまで泣きそうだったのに、まず食べたい。ああ、小蘭が戻ってきた。ここでようやく、こちらも笑えます。

対談で触れられたこと氷菓の場面で気になるところ
悠木碧さん:猫猫は小蘭の感謝を聞きたい普段なら面倒な頼みごとまで引き受けた後の、友達からの礼。品を作れたことだけで、猫猫の楽しみは終わらない
久野美咲さん:猫猫は小蘭にとって特別な友人立場を隔てず話してくれる相手が、この日は知識で助けてくれる。小蘭が頼れるのは、いつもの付き合いがある猫猫
小蘭には友達が多く、猫猫には少ない大勢と話せる子と、誰とでも親しくなるわけではない薬師。その二人が、困った日に並んで一皿を作る
猫猫・小蘭・子翠役の対談で語られた、助ける側と助けられる側の付き合い

出来上がった氷菓には子翠(シスイ)も加わります。妃へ届けるために作った菓子を、いつもの三人でも味わう。緊張から抜けたところに、この何でもない時間があるのが好きです。

氷菓の前から続く付き合いは、猫猫の姉たちと友達・小蘭の関係でもたどれます。猫猫が緑青館で世話を焼かれる側だと知っていると、小蘭に向けるお姉さんの声も、少し違って聞こえてきます。

悠木さんは、小蘭と話す猫猫の声がお姉さん寄りになることにも触れました。命じる声より、妹分と話す声。小蘭が安心して礼を言える相手なのだと、演じ方からも伝わります。

原作の同じ出来事は小説4巻へ。壬氏に頼むまでと、条件を受けて戻るまでを文字で追うと、小蘭を待たせているあいだの猫猫にも目が向きます。

原作小説をチェック

原作・漫画ではどこ?小説4巻、スクエニ版漫画13巻が目安

映像を見返すなら第38話の最後から第39話へ。文章で猫猫の判断を追うなら原作小説4巻、漫画の絵で氷が落ちる場面から見たいならスクウェア・エニックス版13巻が目安です。

媒体探す場所読み返す時の入口
アニメ第38話終盤~第39話「氷菓」事故の瞬間から結末まで続けて見る
原作小説ヒーロー文庫4巻・第5話「氷菓」猫猫が材料と時間をどうやりくりするか追う
漫画スクウェア・エニックス版13巻・第68話「噂の宦官と氷菓」宦官と小蘭の表情を絵で確かめる
小蘭が氷を割る場面を探す目安

漫画は同じ作品に別のコミカライズもあるので、巻数だけで探すと迷います。ここでの13巻は、ねこクラゲさん作画のスクウェア・エニックス版。「漫画13巻」とだけ覚えず、版も一緒に確認してください。

小説4巻には、氷菓だけでなく、小蘭の働き口探しにつながる話も入っています。湯殿で伝手を作ろうとした日々から続けて読むと、失敗した少女が何を抱えていたかも一緒に見えてきます。

料理の入口は、2026年刊行の公式レシピ本『猫猫の調合書』です。本編を読み返す本とは役割が別。三人が食べた場面に戻りたいか、自分で作りたいかで、次に開く本を選べます。

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まとめ|小蘭の氷は第38話末に割れ、第39話で友情の氷菓になる

氷が割れるのは第38話の終わり、猫猫が氷菓を作るのは第39話「氷菓」です。楼蘭妃へ同じ氷を戻すのではなく、欲しかった冷たい菓子を届けて切り抜けます。

小蘭と氷の出来事

  • 氷が割れるのはアニメ第38話の終盤、救出の中心は第39話「氷菓」
  • 氷の届け先は楼蘭妃。小蘭だけでなく、運んでいた宦官も困る
  • 猫猫は壬氏に材料を頼み、割れた氷と塩で牛乳・砂糖を冷やして菓子を作る
  • 氷菓が完成し、小蘭は味見をねだるほど元気を取り戻す
  • 原作小説は4巻、ねこクラゲさん作画の漫画版は13巻が目安

献上品の代わりを作ったはずが、子翠まで食べている。あの大騒ぎから、よく三人のおやつまで戻ったなあ。

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月12日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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