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無職転生エリスのゴブリン討伐とは?クリフとの出会いと事件の結末

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ミリシオン近郊の草原で剣を構える赤髪の剣士と青いローブの魔術師

『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』の「エリスのゴブリン討伐」は、アニメ第1期第16話と同じ時間帯に、別行動していたエリスとルイジェルド側の一日を描くTV未放送の番外編です。

アニメ公式サイトでは、2022年3月16日発売のBlu-ray Chapter 4に映像特典として収録されたこと、エリスが出会う魔術師クリフを逢坂良太さんが演じることが案内されています。

タイトルだけを見ると「エリスがゴブリンを倒して帰る話」に見えますよね。ところが、同名の原作Web版では、クリフとの出会いから森での迷子、神子とテレーズを巡る事件、さらにクリフの求婚まで一日の中で一気に進みます。

いや、ゴブリンはどこへ行ったんだ。そう言いたくなるくらい、寄り道の規模が大きい番外編なんです。

この記事では、アニメ公式が確認している位置づけと、原作Web版の間話「エリスのゴブリン討伐」で描かれる細かな経緯を分けながら、エリスとクリフの出会い、事件の結末、この一話で見えるエリスの成長まで整理します。

この記事でわかること

  • 「エリスのゴブリン討伐」がアニメ第16話とどうつながるのか
  • エリスがAランクなのにゴブリン討伐を選んだ理由
  • エリスとクリフの出会いから求婚までの流れ
  • 神子とテレーズを巡る事件の結末
  • 番外編から見えるエリスの成長と旅の成果

無職転生「エリスのゴブリン討伐」とは?アニメ第16話の裏側を描く番外編

まず押さえたいのは、「エリスのゴブリン討伐」が本編と無関係なパラレルストーリーではないことです。アニメ公式は、第16話でルーデウスが父パウロと再会している一方での、エリスとルイジェルドの知られざる一日として紹介しています。

番外編は2022年3月16日発売のBlu-ray Chapter 4に「TV未放送エピソード」として収録されています。クリフ役は逢坂良太さんです。

項目確認できる内容
エピソード名番外編「エリスのゴブリン討伐」
アニメでの位置づけ第1期第16話と同じ時間帯のTV未放送エピソード
収録商品Blu-ray Chapter 4の映像特典
発売日2022年3月16日
クリフ役逢坂良太
原作Web版第5章の間話「エリスのゴブリン討伐」

アニメ公式の番外編紹介と、原作Web版の詳しい本文は同じ情報源ではありません。クリフの生い立ちや魔術、ミリス教団内部の事情など、以下の細かな筋立ては原作Web版の描写として分けて紹介します。

エリスはなぜゴブリン討伐へ?原作では昔からの憧れが理由

原作Web版でエリスがゴブリン討伐を選んだ理由は、強敵と戦いたかったからではありません。実力的にはAランク冒険者でありながら、あえて新人向けの定番に近い依頼を探しています。

理由は、昔から「冒険者になったら一度はゴブリン討伐をしてみたい」と憧れていたからです。

原作Web版では、学校にいた頃、周囲の少年たちが「最初はゴブリンを狩り、やがて高ランクの依頼や迷宮へ挑む」という冒険者の夢を語っていたことが、エリスの記憶として描かれます。さらにギレーヌから冒険者の話を聞き、その憧れは強くなっていきました。

ところが実際にルーデウスたちと旅へ出ると、危険と利益を考えて行動する必要があります。エリス自身もゴブリン討伐に大きな実利がないことは分かっていました。

それでもやってみたい。剣の修行でも報酬目当てでもなく、子どもの頃に思い描いた「冒険者らしい一日」を自分で経験してみたかったわけです。

普段は強さと勢いが目立つエリスに、こんな素朴な憧れが残っている。僕はここがかなり好きです。

※画像はAIによるイメージ

エリスが「冒険者らしいこと」に憧れていた背景は、魔大陸からミリシオンまでの旅を振り返るとさらに見えやすくなります。本編で積み重なったルーデウスやルイジェルドとの関係を漫画で読み返すのもおすすめです。

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エリスとクリフの出会いはミリシオンの冒険者ギルド

原作Web版では、エリスとクリフ・グリモルはミリシオンの冒険者ギルドで初めて出会います。しかも、最初から穏やかな出会いではありません。

クリフは魔術の才能に恵まれており、治療・解毒・神撃魔術を上級まで習得。攻撃魔術も複数属性を扱い、火魔術は上級に達していました。「賢者の卵」と呼ばれるほどの才能を持つ一方、この頃は自分の実力への自信もかなり強めです。

クリフは冒険者ランクを軽く考えて揉めていた

クリフは冒険者登録をしたものの、ランクの違いから思うようにパーティへ入れてもらえません。そこで「自分にはAランクほどの強さがある」という趣旨の主張をして、他の冒険者と口論になります。

そこへ割って入ったのがエリスです。原作Web版では、Aランク冒険者として新人を助ける自分を少し格好いいと思っている様子まで描かれています。

ところがクリフは、助けられて素直に礼を言うどころかエリスを怒らせ、あっさり倒されます。初対面から事故です。

その後、クリフは追いかけて謝罪し、自分をクリフ・グリモルと名乗ります。さらにエリスへ同行を頼み、自分の魔術がAランクの魔術師にも劣らないという趣旨まで口にしました。

そこでエリスの頭に浮かぶ比較対象がルーデウスです。「そこまで言うなら見てやろう」となり、二人のゴブリン討伐が始まります。

クリフの魔術がエリスに響かなかった理由はルーデウスとの違い

ゴブリン討伐でクリフは、原作Web版の上級火炎魔術「獄炎火弾(エクゾダスフレイム)」を使います。複数のゴブリンをまとめて倒すほどの威力ですが、エリスの反応は冷ややかでした。

問題は火力ではありません。魔術の威力が大きすぎて討伐証明に使う部位を回収できず、さらに詠唱中はエリスが敵を引きつけていたのに、発動時の声かけもなく巻き込みかけています。

エリスが見ていた違いを整理すると、次の4点です。

  • 魔術の威力だけでなく、目的に合う術を選べるか
  • 仲間を危険にさらさず連携できるか
  • 討伐証明など戦闘後の成果まで考えられるか
  • 状況を見て必要な判断をすぐ下せるか

クリフの才能が低いのではありません。エリスが普段見ている基準がルーデウスなので、単純な威力だけでは評価されないんです。

魔大陸を旅してきたエリスは、いつの間にか「派手で強い魔術=優秀」だけでは見なくなっています。実戦で役立つか、仲間と噛み合うかまで見るようになった。

ルーデウスと行動する中で、エリスの「強さを見る基準」がどう変わったのかを追い直すと、このクリフへの反応も違って見えます。二人の旅路を漫画でたどり直したいときの入口にどうぞ。

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ゴブリン討伐から森へ入り、エリスとクリフは迷子になる

ゴブリン相手では自分の実力を見せられないと考えたクリフは、さらに森へ入ることを提案します。エリスは最初、「森はダメ」と拒否しました。

ルーデウスが普段から安易に森へ入らないよう話しており、ルイジェルドも同意していたからです。ここまでは、旅で身につけた注意をきちんと守れています。

ところが、クリフに挑発されると話は別。結局は二人で森へ入り、そのまま帰り道が分からなくなります。

忠告を覚えていたところまでは完璧だったんですけどね。挑発一つで森へ入ってしまうのも、やっぱりエリスです。

ただし、迷ってからは違います。ギレーヌから教わった「不安な時こそ冷静に」という考えを思い出し、ルイジェルドから習った方法で周囲の気配を探りました。

むやみに動き回らず、音や空気、魔力の流れへ意識を向け、遠くの剣戟から人がいる方向を見つけます。

勢いで失敗するところは変わっていない。でも、失敗した後に教わったことを使って立て直せるようになっている。ここに旅の成果が出ています。

※画像はAIによるイメージ

ゴブリン討伐の途中で起きた事件とは?神子とテレーズが襲撃されていた

森を抜けたエリスとクリフが遭遇したのは、ゴブリンではありません。横転した馬車の近くで、女性騎士が一人の少女を守りながら黒ずくめの集団に囲まれている場面へ行き当たります。

原作Web版でクリフは、女性騎士が神殿騎士団の者であり、守られている少女が次期教皇候補とされる神子だと認識しています。

ここから、ゴブリン討伐だったはずの一日がミリス教団内部の権力争いへつながります。

原作Web版ではクリフ自身も教皇の孫だった

原作Web版では、クリフの家族関係もこの事件の背景として説明されます。クリフの両親は教団内の権力争いに巻き込まれて亡くなり、幼いクリフはいったん孤児院へ預けられました。

その後、祖父が権力争いを制して教皇となり、クリフを迎え入れます。つまり、クリフ・グリモルは教皇の孫です。

さらにクリフは、黒ずくめの者たちを自分に教えていた教師たちだと認識しています。強さを知っているからこそ、彼は関わることへ慎重でした。

一方のエリスには、教団内部の事情はほとんど分かりません。それでも、「このままでは目の前の子どもが危ない」という一点は理解できます。

エリスは「デッドエンド」の一員として子どもを見捨てられないと考え、ルイジェルドやルーデウスの普段の行動も思い出しています。

事情を全部理解してからではなく、助けるべき相手を見て自分で動く。僕には、ここがこの番外編で最もエリスの旅の成果を感じるところです。

事件の結末は?エリスが神子とテレーズを救う

事件の結末は明確です。原作Web版ではエリスが戦いへ加わり、女性騎士と神子は助かります。襲撃側では一人がその場から逃走しました。

女性騎士が名乗った名前は、テレーズ・ラトレイア。後続の原作Web版では、テレーズがゼニスの妹で、ルーデウスから見れば叔母にあたる人物だと分かります。

つまりエリスは、この時点ではルーデウスの親族だと知らないまま、後にルーデウスとも関わるテレーズを先に助けていたことになります。

「エリスが圧勝した」だけではない

この戦いは、「エリスが強かった」で終わらせると少し印象が変わります。原作Web版では、エリスにとって人を相手にする初めての実戦で、相手は毒を使う危険な相手でした。

エリス自身は戦いの後、女性騎士がいなければ危なかった可能性まで考えています。一方、クリフの目には、自分が一度も勝てなかった者たちをエリスが圧倒したように映っていました。

  • クリフから見ると、自分では勝てない相手を退けた圧倒的な剣士
  • エリス本人にとっては、旅の経験を使いながらも危険を実感した初の対人実戦

同じ戦いでも、クリフの「憧れ」とエリス自身の実感には差があります。このズレが、直後の求婚にもつながっていきます。

※画像はAIによるイメージ

クリフはエリスに一目惚れ?事件後にはまさかの求婚

襲撃事件の後、クリフのエリスを見る目は大きく変わります。自分が勝てなかった相手を退けた姿を見て、原作Web版ではエリスへ強い憧れを抱くようになりました。

そして帰り道、クリフはエリスへ結婚を申し込みます。答えは即座に拒否です。

朝に初対面し、冒険者ギルドで揉め、一緒にゴブリンを狩り、森で迷い、襲撃事件へ巻き込まれ、その帰りに求婚。情報量が一日の予定表ではありません。

クリフは会ってもいないルーデウスを意識することになる

求婚を断られたクリフは、エリスが何度も口にしていた「ルーデウス」について尋ねます。するとエリスは、冒険者ギルドへ戻るまでルーデウスについて語り続けました。

クリフにも、エリスの気持ちが誰へ向いているのか分かります。しかもルーデウスは恋愛面だけでなく、魔術の威力、戦闘判断、教え方まで何度も比較対象として出てくる存在です。

ルーデウス本人はその場にいないのに、クリフの中では強烈なライバル像ができあがっていく。「エリスとクリフの初対面」を描く話なのに、関係の真ん中へ不在のルーデウスが入り込む構図が面白いんですよ。

クリフがまだ会ってもいないルーデウスを意識し始める流れは、本編で二人の縁を知ってから振り返ると味が変わります。人物関係の積み重ねを漫画で読み返すのもおすすめですよ。

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事件後にクリフがミリシオンを離れる理由も原作Web版で説明される

クリフのその後についても、原作Web版では事件とのつながりが説明されています。ここはアニメ公式の番外編紹介文ではなく、Web版側で補足される情報です。

今回の一件によって教団内の権力争いが激しくなり、クリフをミリシオンに置いておくことを危険だと考えた教皇が、孫を別の国へ移す流れになります。

クリフ本人は少し冒険者を経験するつもりで外へ出ただけなのに、エリスとの出会い、教団の事件、求婚と失恋を経て、その後の生活環境まで変わることになります。

ゴブリン討伐から始まった一日が、クリフの人生へ与える影響まで大きい。タイトルとの落差がすごい番外編です。

エリスはゴブリン討伐の出来事をルーデウスへ話した?

結論からいうと、帰宅直後のエリスは、その日の出来事をルーデウスへ詳しく報告していません。

原作Web版の間話では、宿へ戻ったエリスが、パウロとの出来事で落ち込んでいるルーデウスを見た瞬間、その日の一件を記憶の片隅へ追いやってしまったと描かれます。

その後の第五十話「中央大陸へ」では、ルーデウスがテレーズと会い、彼女がエリスを「命の恩人」として扱うことで事情を知ります。エリスも、ルーデウスが落ち込んでいる姿を見て話すのを忘れていたと認めています。

神子を助け、危険な事件に遭い、クリフに求婚までされた一日。それでも宿へ戻ればルーデウスの様子が最優先になる。この締め方で、エリスの気持ちがもう一度よく分かるんですよね。

「エリスのゴブリン討伐」で見えるエリスの成長

この番外編をエリスの物語として見るなら、僕は旅で教わったことを、自分の判断と行動へ変え始めている回だと思います。

単に剣が強くなっただけではありません。ギレーヌ、ルイジェルド、ルーデウスから受け取ったものが、いろいろな場面で自然に出てきます。

エリスに見える旅の成果

  • 冒険者ギルドで揉めている新人クリフへ介入する
  • 魔術を威力だけでなく実戦での使い方まで見る
  • 森で迷ったときにギレーヌの教えを思い出して冷静になる
  • ルイジェルドから習った方法で周囲の気配を探る
  • 目の前の子どもを見捨てず、自分の判断で助けに入る

もちろん、急に慎重で完璧な人物になったわけではありません。挑発されれば森へ入ってしまい、その結果しっかり迷子になります。

そこは変わらない。でも、失敗した後に立て直す方法を持つようになった。

元からある激しい性格を消すのではなく、その上に旅で得た判断や技術が積み重なっている。そこがエリスらしい成長だと僕は感じます。

無職転生「エリスのゴブリン討伐」についてよくある質問

アニメの番外編と原作Web版をまたぐ話なので、どこまでがどちらの情報か迷いやすいところがあります。最後に、引っかかりやすい点だけ整理します。

エリスとクリフが初めて会ったのはいつ?

ミリシオン滞在中です。アニメ公式では「エリスのゴブリン討伐」が第1期第16話と同じ時間帯の物語で、クリフはエリスが出会う魔術師の少年として紹介されています。

原作Web版では、二人がミリシオンの冒険者ギルドで出会う経緯が詳しく描かれています。

クリフはエリスを好きになった?

原作Web版では、事件後にクリフがエリスへ結婚を申し込むところまで進みます。ただし、エリスには即座に断られます。

その後クリフはルーデウスについて尋ね、エリスから帰路の間ずっとルーデウスの話を聞かされることになります。

ゴブリン討伐の結末はどうなる?

原作Web版では、ゴブリンを倒して終わりではありません。森を抜けた先で神子とテレーズが襲撃されている場面に遭遇し、エリスが救援へ入ります。

神子とテレーズは助かり、襲撃側では一人が逃走。その後、クリフの求婚まで続きます。

テレーズはルーデウスとどんな関係?

テレーズ・ラトレイアはゼニスの妹で、ルーデウスから見ると叔母です。後続の原作Web版でも、テレーズとルーデウスの親族関係が確認できます。

そのためエリスは、知らないうちにルーデウスの叔母を助けていたことになります。

まとめ|エリスのゴブリン討伐はクリフとの出会いと事件をつなぐ番外編

「エリスのゴブリン討伐」は、アニメ第1期第16話と同じ時間帯のエリスたちを描いたTV未放送番外編です。Blu-ray Chapter 4の映像特典として収録され、クリフ役を逢坂良太さんが担当しています。

一方、原作Web版の間話までたどると、ゴブリン討伐を入口に、エリスの成長、クリフとの縁、ミリス教団の事件、ルーデウスにつながる人間関係が一日の中で交差していることが分かります。

まとめの要点

  • アニメ版は第16話と同じ時間帯を描くTV未放送番外編
  • 原作Web版ではエリスの昔からの憧れがゴブリン討伐の理由
  • エリスとクリフは冒険者ギルドで出会い、事件後にクリフが求婚する
  • 神子とテレーズを巡る事件ではエリスが救援へ入り、二人は助かる
  • エリスが旅で学んだ判断や技術を自分の行動へ変え始めたことが見える

こうして見ると、この話の主役はゴブリンそのものではありません。小さな憧れから始まった一日が、後から見ると何本もの本編の線につながっている。その構造こそ、この番外編の面白さです。

寄り道のつもりだった一日が、エリスとクリフのその後を知るほど効いてくる。タイトル以上に本編へつながる、味のある番外編なんですよ。

※掲載しているイラストは記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
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  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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