劇場版『チェンソーマン レゼ篇』でレゼを演じた声優・上田麗奈さん。前半ではあれほど距離が近いのに、後半では空気がすっと冷える——この落差、かなり強烈なんです。
可愛くて、近くて、思わず気を許しそうになる。ところが、ある瞬間から空気が変わる。この振れ幅をどう作ったのか、気になりませんか。
上田麗奈さん本人が語った「距離の近さ」「引き算」「もう一人」という言葉をたどると、レゼとボムが別人のようでいて、一本につながって聞こえる理由が見えてきます。
ロシア語の歌「ジェーンは教会で眠った」や、2025年12月に公開された公式レゼダンスまで整理します。※ここから先は劇場版の重要なネタバレを含みます。

レゼ、ボム、そしてその間に残る「もう一人」。この三つを意識すると、前半と後半の声がどうつながっているのか、ぐっと追いやすくなりますよ。
この記事でわかること
上田麗奈とレゼ——「心を奪う」から「心臓を奪う」へ
上田麗奈さんのレゼ役をひと言で「二面性」と片づけるのは、少しもったいないんです。本人の話を追うと、前半・ボム・その間をつなぐ人物像まで意識していたことが分かります。

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は、東宝のファイナル舞台挨拶レポートによると、2026年3月18日までの181日間で興行収入107.4億円・観客動員706万人を記録しました。
107.4億円という数字は圧倒的です。ただ、ここで「上田麗奈さんの演技がヒットの理由」と短絡するのは違います。
むしろ面白いのは、レゼという人物をどう声で成立させたのかを、上田さん自身がかなり具体的に語っていることです。
劇場版公式サイトではレゼ役が上田麗奈さんと明記され、公開後の舞台挨拶ではレゼとボムをどう演じ分けたのかまで本人の言葉で明かされました。
レゼ・ボム・「もう一人」——上田麗奈本人が明かした三層の演技
2025年9月20日の公開記念舞台挨拶で、上田麗奈さんはレゼとボム、さらにそのどちらでもない人物像を意識していたことを説明しています。
ここが、僕にはレゼ役の一番面白いところに聞こえます。単純に「可愛い声」と「怖い声」を切り替えるのではなく、目的が変わることで同じ人物の声から余計なものが引かれていくんです。
レゼでは「距離の近さ」、ボムでは「引き算」。この二つを軸にすると、前半と後半の落差が声色だけの変化ではないことが見えてきます。
上田麗奈さんは『葬送のフリーレン』のメトーデや『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のギギ・アンダルシアも担当しています。81プロデュースの出演歴にも、ギギやレゼなど幅広い役が並んでいます。
「レゼって、メトーデやギギと少し似て聞こえる?」と感じた方もいるかもしれません。
僕はむしろ、柔らかな表情のまま空気を変える上田さんの演技を聴き比べるほど、三者の違いがくっきり見えてくるのが面白いと感じます。

レゼで特に鮮明なのは、声色の派手な変化よりも相手との距離と目的が変わった瞬間に、聞こえ方まで変わるところです。
レゼの「距離の近さ」と「引き算」とは違う上田麗奈さんのギャップ演技を比べたい方は、メトーデを「どちらもありのまま」と捉えた役作りもあわせて読むと違いが見えやすくなります。
▶【葬送のフリーレン】メトーデの声優は上田麗奈|合格理由を検証、「ありのまま」のギャップ演技
「上田麗奈 レゼ ASMR」と感じる近さ——公式が語るのは“距離感”
ここでさらに面白い証言があります。2025年10月4日の大ヒット御礼舞台挨拶で、上田さんはレゼの「グイグイいく感じ」を意識したと話しました。
スタッフと相談を重ね、ピュアで明るく、裏表のない雰囲気からデンジとの距離を縮めていったそうです。
前半のレゼは、まるですぐ隣から話しかけられているような近さがあります。ただ、その近さを作っている核心として上田さん自身が語っているのは、発声技術の名前ではなくデンジとの「距離感」でした。
前半のレゼを聴くと、ASMRのような「すぐ近くで話しかけられている」感覚を覚える人がいても不思議ではありません。
僕にもそう聞こえますし、その感覚は上田さんが語った「距離の近さ」という狙いときれいにつながります。
上田さんは、デンジをドキドキさせるためにレゼが「グイグイいく感じ」を意識し、スタッフと相談しながら距離を縮める芝居を作ったと振り返っています。
ところが後半、ボムになると状況は一変します。もう、デンジを「ドキドキさせる必要」がないんです。
上田さん本人の言葉どおり、ここからは足し算ではなく引き算。前半で作った親密さがあるからこそ、甘さが抜けた瞬間の落差が大きく感じられるんですよ。
同じ舞台挨拶でデンジ役の戸谷菊之介さんも、ボムと対峙した場面では言葉から温度を感じなかったと振り返っています。これは共演者側から見た、演技の切り替わりを示す興味深い証言です。

僕がボムの声に感じる冷たさは、前半であれだけ近かったレゼが急に遠ざかるからこそ強く響きます。声の温度が下がったというより、こちらとの距離を切られた感覚に近いんですよね。
レゼの「距離の近さ」とは別の方向で、上田麗奈さんが繊細な距離感を作る演技を見たい方は、千夏先輩の記事と聴き比べると表現の違いを追いやすくなります。
▶【アオのハコ】千夏先輩の声優は上田麗奈|74,144票の人気と「吐息設計」演技論
さらに上田さんは、レゼとボムの中に「三人目のレゼでもボムでもない彼女」を残したと説明しています。二面性ではなく、実は三層で人物をつないでいたわけです。
僕はここに、上田麗奈さんのレゼ役の核心があると感じます。レゼからボムへ派手に別人化するのではなく、変わった後にも「あのレゼ」が残っている。だからこそ、怖いのに切れないんですよね。
もしもう一度観る機会があるなら、前半と後半を続けて聴いてみてください。「ここで近づいて、ここで引いたのか」と、初見とは違う聞こえ方がしてくると思います。
レゼで見えた「距離の近さ」と「引き算」を基準に上田麗奈さんのほかの出演作品も聴き比べると、役ごとに何を足し、何を抑えているのかがより見えやすくなります。
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「頬が赤らんでいないレゼ」——上田麗奈が反応した本当の場面
「頬が赤らんでいないレゼ」という発言は、映画全編の演出を指したものではありません。上田麗奈さんが見ていたのは、舞台挨拶で披露された藤本タツキさんの描き下ろしイラストでした。

上田麗奈さんが注目したのは、映画本編の全シーンに共通する演出ではありません。2025年9月20日の公開記念舞台挨拶でスクリーンに映された、原作者・藤本タツキさんの描き下ろしイラストです。
つまり、この発言を「劇場版ではレゼの頬を一度も赤らめない」という制作方針の証拠として読むのは違います。反応の対象は、あくまでその場で映された一枚のイラストです。
「頬が赤らんでいない」は藤本タツキの描き下ろしへの反応
東宝の公式レポートによると、藤本タツキさんから届いたメッセージとイラストが会場で紹介され、上田さんはその絵を何度も見返していました。
そして、その場で上田さんが気づいたのが「頬が赤らんでいないレゼ」でした。何度も絵を見返した末にそこへ目が止まった、という流れがまた興味深いんです。
上田麗奈さんが「頬が赤らんでいない」と喜んだのは、藤本タツキさんが描いた制服姿のレゼ。映画全編の作画ルールとは別の話です。
ここは日付も押さえておきたいところです。この発言が出たのはファイナル舞台挨拶ではなく、公開翌日の2025年9月20日「公開記念舞台挨拶」でした。
上田さんはスクリーンの絵を何度も見返し、「頬が赤らんでいないレゼ」だと気づくと、その表情を「すごく良い」と喜んでいました。
僕には、分かりやすい「恋する少女」の記号へ寄せ切らない表情だからこそ、レゼの曖昧さとよく重なって見えます。あれだけ近づいてくるのに、本心は最後まで簡単につかませてくれない人物ですから。
なぜ「頬が赤らんでいないレゼ」が印象に残るのか
レゼって、近づいてくるほど「本当は何を考えているんだろう」と分からなくなる人物でもありますよね。デンジとの距離を積極的に縮める一方、その行動を単純な恋愛感情だけでは説明しきれません。
だからこそ、頬の赤みがない一枚を上田さんが「いい」と感じたことは、僕にはレゼを単純な恋愛ヒロインに閉じ込めない見方とよく重なって見えるんです。
もちろん、頬が赤くないことだけで「恋心がない」と決めることもできません。むしろレゼは、近さと本心の見えなさが同時にあるからこそ惹きつけられるキャラクターだと思います。
同じ「頬が赤らんでいない」という言葉でも、映画全編の設定と一枚のイラストへの反応では意味がまったく違います。ここを押さえると、上田さんの反応も素直に楽しめますよね。
2026年3月の舞台挨拶で上田さんは、制作陣が「レゼをどう見せるか」に強くこだわり、アフレコでも試行錯誤を重ねたと振り返っています。レゼの魅力は、映像と芝居の両方から作り込まれていたんです。
レゼを単純な恋愛ヒロインに決めつけず曖昧さごと読む面白さが気になった方は、しずかちゃんを善悪どちらかに寄せず演じた上田麗奈さんの「グレーさ」の考察も相性がいいです。
▶【タコピーの原罪】しずかちゃんの声優は上田麗奈|「諦め」とグレーさが生んだ怖さを考察
しかも、見返すほど気づくことが増える作品だったようです。同じファイナル舞台挨拶では、上田さんが取材者から「10回ほど観た」と報告を受けた話や、坂田将吾さんが音響監督から「5回観た」と聞いた話も紹介されています。
レゼが歌うロシア語——「ジェーンは教会で眠った」をどう読むか
レゼ篇でもう一つ忘れにくいのが、ロシア語の歌「ジェーンは教会で眠った」です。さっきまで近くにいたレゼが、急にこちらの知らない顔を見せる。この切り替わりが強く残ります。

さっきまで日本語で近くにいたはずのレゼが、突然こちらの理解から少し遠ざかる。僕には、会話とは違う言語で声が響くことで、親密だった空気ごと別の場所へ連れていかれるように感じられました。
藤本タツキ作詞・牛尾憲輔作曲——「ジェーンは教会で眠った」のクレジット
アニメ『チェンソーマン』公式サイトは、この曲をレゼ(CV.上田麗奈)がロシア語で歌う楽曲として紹介しています。
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| 曲名 | ジェーンは教会で眠った |
| 歌唱 | レゼ(CV. 上田麗奈) |
| 言語 | ロシア語 |
| 作詞 | 藤本タツキ |
| 作曲・編曲 | 牛尾憲輔 |
| 収録 | CHAINSAW MAN THE MOVIE:REZE ARC original soundtrack -summer’s end- |
作詞は原作者・藤本タツキさん、作曲・編曲は牛尾憲輔さん。しかも、歌うのはレゼ役の上田麗奈さんです。原作者の言葉をキャラクター本人の声で聴く形になっています。
ここ、つい「歌詞=レゼの本音」と読みたくなるんですよね。でも、僕はそこまで一対一で決めず、レゼの内側を考えるための補助線として受け取るくらいが、この曲の余白を楽しめると思います。
原作者自身が言葉を選び、レゼ役の上田麗奈さんがロシア語で声にする。この組み合わせだけでも、普通の劇伴とは違う重みを感じますよね。
上田麗奈がロシア語で歌う意味——「知らないレゼ」が声から立ち上がる
歌っているのはレゼ役の上田麗奈さんです。日本語の会話とは違う響きになることで、同じ声なのに急に知らない人物へ近づいたように聞こえます。
日本語であれほど親密に話していたレゼが、今度は意味をすぐ掴めないロシア語で歌う。この切り替わり、かなり効きます。「自分は彼女のすべてを知っていたわけではない」と、急に距離を突きつけられるからです。
僕には、この歌がレゼの説明を増やすのではなく、むしろ「まだ知らない部分がある」と感じさせる方向に働いているように聞こえます。
上田麗奈さんの歌唱も、僕には会話シーンより感情の輪郭をつかみにくい響きに感じられました。
僕には、この歌を「無機質」と一言で片づけるのも少し違って聞こえます。むしろ「この感情は何だろう」と考える余白が残り、簡単に答えを渡してくれないところに惹かれます。
牛尾憲輔さんによる作曲・編曲と上田さんのロシア語歌唱が重なることで、物語の空気を大きく切り替える場面になっています。

公式サイトでは歌唱シーンも公開されています。文章で追ったあとに実際の声へ戻ると、「近かったレゼが遠くなる」感覚がさらに分かりやすいですよ。
レゼでは会話とロシア語歌唱の切り替わりが印象に残りますが、上田麗奈さんが声を前へ出さない人物をどう演じたのかも気になる方は、美世の「言葉が前に出ない」演技も比較材料になります。
▶【わたしの幸せな結婚】斎森美世の声優は上田麗奈|「言葉が前に出ない」演技と佐倉綾音・香耶との対比
上田麗奈さんの声の演技と歌唱を続けて聴くと、同じレゼでも「会話」と「歌」で何を見せ、何を隠しているのかを考える楽しさがあります。
ここは文字だけで説明し切るのが難しいところです。記事を読んだあとに声へ戻ると、レゼの「近さ」と「遠さ」が意外なほど耳に残ります。
レゼの会話とロシア語歌唱で見えた声の違いが気になった方は、上田麗奈さんのほかの出演作品にも触れると、役ごとに変わる声の表情をさらに楽しめます。
※配信作品・サービス内容は変更になる場合があります。最新情報はDMM TV公式サイトでご確認ください。
レゼダンスは2025年12月に公式から誕生——「IRIS OUT」と広がった二次創作
ここからは声の話を少し離れて「レゼダンス」へ。SNSで見かけて「これ、どこから始まったの?」と思った方もいるはず。起点は2025年12月12日に公開された公式のスペシャル映像です。

2025年12月12日、米津玄師「IRIS OUT」に合わせてレゼが踊る、MAPPA制作のスペシャルダンスアニメーションが公開されました。
2025年12月12日——MAPPA制作の公式スペシャルダンスが公開
アニメ公式サイトは、MAPPA制作のスペシャルダンスアニメーションを2025年12月12日に公開しました。
使われている楽曲は、劇場版の主題歌である米津玄師「IRIS OUT」です。
公式は「#レゼダンス」を付けて動画を投稿するよう呼びかけており、最初から視聴者が踊って参加することまで設計された企画でした。
レゼダンスは、まず公式映像が公開され、そこから「#レゼダンス」の投稿が広がっていきました。最初から「自分も踊って参加できる」入口が用意されていたのが、この企画の面白さです。
その広がりは一時的なものではなく、2026年2月にはレゼダンスのイラストが劇場版の第九弾入場者プレゼントにも採用されました。
上田麗奈本人も「みんなが踊ってくれて、すごくうれしかった」
2026年3月21日のファイナル舞台挨拶では、東宝の公式レポート自体がレゼダンスをSNSで大きな話題になった企画として紹介しています。
上田麗奈さん自身も、みんながレゼダンスを踊ってくれたことがうれしかったと振り返っています。声の演技を知らない人にも、ダンスからレゼへ届いていく。こういう広がり方は見ていて楽しいですよね。
レゼダンスの基本情報
- 公開:2025年12月12日
- 楽曲:米津玄師「IRIS OUT」
- 映像制作:MAPPA/アニメーション:工藤晃子/振付:ぶんけい
公式映像を見ると、レゼを象徴する首元のピンを引く動きも振付の中に取り込まれています。
振付はぶんけいさん、アニメーションは工藤晃子さん。公開後には「踊ってみた」が多数投稿され、ファイナル舞台挨拶でもその広がりが話題になりました。
面白いのは、ダンス映像がSNS投稿で終わらず、2026年2月にはそのイラストが入場者プレゼントにもなったこと。映像から参加型企画、さらに劇場特典へと広がっていきました。
映画でレゼを知る。主題歌「IRIS OUT」が耳に残る。そしてレゼダンスでは、自分も参加できる。
一つのキャラクターに触れる入口が映像・音楽・SNSへ増えていったことが、レゼ篇の広がりをよく表しています。
入口は違っても、最後に戻ってくるのは同じレゼです。上田麗奈さんの演技で心を掴まれた方も、レゼダンスから入った方も、別の角度から同じキャラクターを好きになっていくんですよね。

声だけで完結しないところまで含めて、レゼというキャラクターが2025年から2026年にかけて長く話題を保った理由の一つだと僕は感じます。
レゼの演技だけでなく歌やダンスまで追って上田麗奈さん自身にも興味が広がった方は、ほかの出演作品を探すと、別のキャラクターで見せる表現にも出会えます。
※配信作品・サービス内容は変更になる場合があります。最新情報はDMM TV公式サイトでご確認ください。
上田麗奈のレゼ演技に関するよくある疑問Q&A

レゼの声を追っていると、「ほかの役と似てる?」「あのロシア語の歌は何?」「レゼダンスはいつから?」と気になるところが増えてきますよね。最後に、引っかかりやすい3点をまとめます。

上田麗奈さんの声がレゼに「似てる」と言われる他キャラクターは?
「レゼの声、メトーデやギギに少し似てない?」と感じた方もいるかもしれません。実際、メトーデとギギ・アンダルシアも上田麗奈さんが演じています。
メトーデは『葬送のフリーレン』公式で「常に冷静で落ち着いた性格」と紹介され、ギギも上田さんの公式出演歴に掲載されています。
ただし、公式がレゼとこの2人を「似た役」と位置づけているわけではありません。似て聞こえるかどうかは、あくまで聴き手側の比較です。
聴き比べるなら、声そのものの似ている・似ていないだけで終わらせるのは少しもったいないです。僕は「柔らかさの中でどう空気を変えるか」に注目すると、上田麗奈さんの役ごとの違いがぐっと面白くなると思います。
「ジェーンは教会で眠った」は誰が作詞?上田麗奈が歌ってる?
作詞は原作者・藤本タツキさん、歌唱はレゼ役の上田麗奈さんです。作曲・編曲は牛尾憲輔さんが担当し、劇中ではロシア語で歌われています。
「ジェーンは教会で眠った」は「CHAINSAW MAN THE MOVIE:REZE ARC original soundtrack -summer’s end-」に収録され、公式サイトでは歌唱シーンも公開されています。
公式レゼダンスはいつ公開?振付・アニメーションは誰?
公式レゼダンスは2025年12月12日に公開されました。劇場版主題歌・米津玄師「IRIS OUT」に合わせてレゼが踊るスペシャル映像です。
映像制作はMAPPA、アニメーションは工藤晃子さん、振付はぶんけいさんが担当しています。
アニメ公式は公開時から「#レゼダンス」を付けた動画投稿を呼びかけ、その後のファイナル舞台挨拶でもSNSでの大きな反響が紹介されました。
首元のピンを引く仕草までダンスへ落とし込まれているのも見逃せません。短い映像なのに「あ、レゼだ」と分かる要素がきっちり入っているんですよ。
上の公式映像を見返すと、首元のピンやポーズなど「レゼらしさ」を拾った振付が短い尺の中に詰まっているのが分かります。
レゼでは一つの人物の中に複数の顔を残しましたが、長い時間をかけて声の変化を積み重ねる上田麗奈さんの演技も面白いです。カナヲの記事では、「心の成長」が声にどう表れていったのかを追っています。
▶【鬼滅の刃】栗花落カナヲの声優は上田麗奈|人気投票の票数7.4倍と「心の成長」を演じる声
まとめ|上田麗奈のレゼ演技は「距離の近さ」と「引き算」で読むと面白い
レゼの声が強く残るのは、可愛さと怖さを別々に演じたからではありません。近づくレゼ、引いていくボム、その間に残る「彼女」が一本につながっているからこそ、あの落差が効くんです。

レゼ演技を読む3つのポイント
- 上田麗奈は前半のレゼで「距離の近さ」を作り、ボムでは「引き算」へ切り替えたと本人が説明している
- 「頬が赤らんでいないレゼ」発言は映画全編の演出ではなく、藤本タツキの描き下ろしイラストを見た際の反応だった
- ロシア語の歌は藤本タツキ作詞・上田麗奈歌唱、レゼダンスは2025年12月12日にMAPPA制作の公式映像として公開された
劇場版は2026年3月18日までに興行収入107.4億円・観客動員706万人を記録しました。もちろん大きな数字です。
でも僕が一番面白いと思うのは、上田麗奈さん自身がレゼの演技をここまで具体的な言葉で残してくれていることなんです。
「距離の近さ」「引き算」、そしてレゼでもボムでもない「もう一人」。もしレゼ篇を観直すなら、この三つだけ覚えておいてください。前半と後半が別人ではなく一本につながっていることが、ぐっと見えやすくなるはずです。
そして物語はまだ続きます。2026年6月には『チェンソーマン 刺客篇』の最新ティザーPVも公開されました。レゼ篇でデンジに残ったものが、その先でどう響いていくのか。ここも追いかけたくなりますね。
※掲載しているイラストは記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※放送・配信状況、特典、商品・イベント情報などは2026年8月16日時点で確認した内容です。変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。