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無職転生エリス修行編は何巻・漫画何話?小説との違いも解説

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雪に覆われた剣の聖地で赤髪の女剣士が木剣を構え、遠くに道場が見える冬景色

『無職転生』のエリス修行編を追うなら、原作小説は主に9巻・10巻・13巻、漫画はエリス主人公のスピンオフが全1巻・全6話、アニメ第3期は第1話・第2話と整理すると分かりやすいです。

ただし、ここでいう「漫画全6話」はフジカワユカさんによる本編コミカライズの話数ではありません。本編漫画とスピンオフ漫画は別作品です。

ここ、最初に分けておかないとかなり紛らわしいんですよ。さらに原作小説ではエリスの修行が一冊へまとまらず、本編の合間へ離して挿入されています。

一方、アニメ『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』では、第1・2話が公式に「エリス修行編」として扱われました。媒体ごとに、同じ数年間の見せ方が違うんです。

この記事でわかること

  • エリス修行編を原作小説の何巻から追えばいいか
  • 漫画「全6話」がどの作品を指すのか
  • 原作小説とスピンオフ漫画で構成がどう違うか
  • アニメ第3期第1・2話と原作側の関係
  • 目的別にどこから読むと分かりやすいか

無職転生エリス修行編は何巻・何話?媒体別の結論

まず検索の答えを一度に整理します。小説、Web版、スピンオフ漫画、本編漫画、アニメでは「何巻・何話」の数え方が別です。

媒体該当箇所押さえる点
原作小説主に9巻・10巻・13巻エリス関連の修行エピソードが複数巻へ分散
Web版90/286・121/286・145/286「燃えよ狂犬」「牙を砥ぐ」「狂犬の、剣は重いか鋭いか」
スピンオフ漫画全1巻・全6話『無職転生~エリスは本気で牙を砥ぐ~』
本編漫画別シリーズ「全6話」はフジカワユカ版本編漫画の話数ではない
アニメ第3期第1話・第2話公式が2話を「エリス修行編」として扱う

Web版の「90/286」「121/286」「145/286」は、小説家になろう上の掲載ページ表示です。通しの本編話数と同じ数え方ではないので、ここは分けて見てください。

また、アニメ公式から「第1話=原作9巻のこの章」という一対一の巻対応表が出ているわけではありません。アニメ第1・2話の内容は、原作側で離れて置かれた要素を一続きに見せる構成です。

※画像はAIによるイメージ

原作小説のエリス修行編は9巻・10巻・13巻へ分散

原作小説でエリスの修行を追うなら、9巻「燃えよ狂犬」、10巻側の「牙を砥ぐ」、13巻側の「狂犬の、剣は重いか鋭いか」を軸に見ると流れをつかみやすいです。

Web版でも、この三つの間話は本編を挟んで離れた位置にあります。修行だけを連続で見せないこと自体が、原作らしい構成なんですよね。

9巻「燃えよ狂犬」は17歳のエリスから約2年前へ戻る

Web版「燃えよ狂犬」は、まず現在17歳のエリスと、剣の聖地にいるニナ・ファリオン、ジノ・ブリッツらを紹介します。エリスは剣の聖地へ来て2年が経った状態です。

そこから「約二年前」へ戻り、ギレーヌに連れられたエリスが剣神ガル・ファリオンの前へ現れる。エリスはそこで、狙う相手として龍神オルステッドの名をはっきり口にします。

本人をずっと内側から追うのではなく、剣の聖地で育ったニナたちの側から「何だ、この人は」と見せる。僕には、ニナがエリスの異質な執念を外側から測る物差しになっているように見えます。

エリス自身に強さを説明させるより、周囲の常識が揺さぶられるほうが変化は伝わる。ここ、かなりうまいんですよ。

10巻「牙を砥ぐ」は技より「鍛錬の仕方」を覚える話

「牙を砥ぐ」では、エリスが一人で剣を振り、休んでは考え、また剣を振る姿が描かれます。オルステッドという桁違いの相手へ届くには、勢いだけでは足りない。

さらに北帝オーベールが登場し、ギレーヌがガルへ「なぜエリスに何も教えない」と問いかけます。ガルの答えは、素振りそのものではなく「鍛錬の仕方」を教えたというものです。

完成した技を一つ渡すのではなく、自分で考え、自分で強くなり続ける方法を身につけさせる。タイトルどおり、誰かに牙を付けてもらうのではなく、自分で牙を砥ぐ段階へ入ったわけです。

13巻側ではレイダとイゾルテが加わり、異流派への対応が広がる

「狂犬の、剣は重いか鋭いか」では、水神レイダ・リィアと弟子のイゾルテ・クルーエルが剣の聖地を訪れます。ガルは、オルステッドを目標にするエリスへ水神流の経験も与えようとします。

エリスはイゾルテとの手合わせで、水神流の受けと反撃に苦戦します。そこから見えてくるのは、ただ速く重い剣を振るだけでは越えられない壁です。

段階主な相手・環境修行の意味
9巻側ガル・ニナら剣神流剣の聖地で鍛えながら目標を定める
10巻側北帝オーベール剣神流だけに閉じない戦い方へ触れる
13巻側レイダ・イゾルテ水神流の受け・反撃へ対応する経験を積む

ガルはエリスを自分の流派だけで囲いません。僕にはこれが、「剣神流を極めれば終わり」ではなく、オルステッドという相手を前に必要な経験を増やす修行に見えます。

豪快な師匠に見えて、置く壁はかなり意地が悪い。でも、その壁がエリスには必要なんですよね。

エリス修行編の漫画は全1巻・全6話|本編漫画とは別作品

「エリス修行編は漫画何話?」への答えで、一番大事なのは作品名です。全6話なのは、エリス主人公のスピンオフ『無職転生~エリスは本気で牙を砥ぐ~』です。

スクウェア・エニックス公式では、原作・理不尽な孫の手さん、構成・丘野優さん、作画・日崖タケさん、キャラクター原案・シロタカさんと案内されています。コミックスは2022年11月25日発売の1巻で完結です。

マンガUP!でも「連載完結」と表示され、第6話までのナンバリングを確認できます。ただし、各話が前編・中編・後編などに分かれている箇所があるため、アプリ上で並ぶチャプター数と「全6話」は同じではありません。

「6話しかないはずなのに、画面にはもっと項目がある?」となるのはここが理由です。話数と配信分割を分ければ迷いません。

「漫画全6話」はフジカワユカ版本編の第1~6話ではない

本編『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』は、フジカワユカさんが手がける別シリーズです。2026年8月11日時点では、カドコミで2026年7月19日公開の「第121話-1 誕生会」が確認でき、最新コミックスは2026年2月24日発売の24巻です。

「エリス修行編の漫画は全6話」=本編コミカライズの第1~6話ではありません。ここを取り違えると、探している作品そのものが変わってしまいます。

本編漫画とスピンオフを混同しやすいので、『無職転生』の漫画を探すときは作品名まで見比べると迷いにくいですよ。

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原作小説とスピンオフ漫画の違い|分散掲載か連続構成か

小説とスピンオフ漫画の差は、単に「文章か絵か」ではありません。誰を中心に、どの順番でエリスの時間を見せるかが違います。

比較原作小説スピンオフ漫画
掲載構造9・10・13巻などへ分散全1巻・全6話で完結
中心人物本編はルーデウス中心エリスが主人公
時間の見せ方本編を挟んで断続的に戻るエリス側を一本の物語として追う
ニナの見え方エリスを外側から測る役割が強いエリス側の物語の登場人物として近く見える
完全な置き換えできない小説9・10・13巻との公式な一対一対応表はない

違い1|小説は「エリスと会わない時間」ごと物語にする

Web版では「燃えよ狂犬」が90/286、「牙を砥ぐ」が121/286、「狂犬の、剣は重いか鋭いか」が145/286。間にはルーデウス側の物語が進みます。

つまり原作では、エリスの修行を横でずっと見守る感覚ではありません。久しぶりにエリス側へ戻るたび、前より変わっている。その空白まで成長の演出になっています。

違い2|「燃えよ狂犬」は最初からエリス単独視点ではない

Web版「燃えよ狂犬」は、ニナやジノを先に紹介し、剣の聖地の基準を読者へ見せたうえでエリスを登場させます。だから、エリスがどれだけ場違いな目標を抱えているかが外側から際立ちます。

対してスピンオフ漫画は、公式にエリスを主人公とする作品です。同じ修行期間でも、小説は「剣の聖地から見たエリス」、漫画は「エリスを中心に見た剣の聖地」に近い。読者の立ち位置が変わるんです。

違い3|漫画1巻を小説9・10・13巻の完全な代替とは考えない

スピンオフ漫画が1巻完結であることは公式に確認できますが、「漫画第1話=小説9巻のここ、第6話=13巻のここまで」という公式対応表はありません。

一方、原作側ではオーベール、水神レイダ、イゾルテと修行相手が広がっていきます。漫画1巻を読めば小説9・10・13巻のエリス関連要素をすべて置き換えられる、とは考えないほうがいいでしょう。

小説とは違う順番でエリス側を追いたいなら、漫画という別の入口を選ぶのもありです。本文で整理した「本編」と「スピンオフ」の違いを意識して探してみてください。

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※画像はAIによるイメージ

アニメ3期は第1・2話を「エリス修行編」として再構成

アニメ第3期では、第1話「燃えよ狂犬」と第2話「吠えよ狂犬」が公式に「エリス修行編」として扱われています。2026年7月4日にはTOKYO MXで2話の特別連続放送も実施されました。

第1話の公式あらすじは、エリスがギレーヌと剣の聖地へ着き、打倒・龍神オルステッドを掲げてガルのもとで修業する流れ。第2話は、剣の聖地へ来て2年後、ニナがルーデウスを確かめに街へ向かい、レイダとイゾルテが来訪して合同稽古へ進みます。

話数タイトル中心となる内容
第1話燃えよ狂犬剣の聖地への到着、ガル・ニナ、修行開始
第2話吠えよ狂犬2年後、ニナの行動、レイダ・イゾルテとの合同稽古
第3話帰ってきた日常物語の中心がルーデウス側へ戻る

原作側ではエリスのエピソードが本編の間へ点々と置かれています。アニメは逆に、第1・2話でエリス側の時間を続けて見せ、第3話からルーデウス側へ戻します。

公式が「複数巻を再構成した」と制作意図まで説明しているわけではありません。ただ、原作側の配置とアニメの話数内容を照らすと、一対一の「1話=1巻」ではなく、散らばった要素を第3期冒頭の二話へまとめたと見るのが自然です。

ニナがいるからエリスの成長が「強さの数字」だけで終わらない

エリス修行編で僕が面白いと思うのは、ニナが単なるライバル枠ではないところです。Web版「燃えよ狂犬」では、まず剣の聖地で評価されるニナたちが紹介され、その基準の中へエリスが飛び込んできます。

だからエリスの強さを「何級だから強い」と数字のように説明しなくてもいい。剣の聖地の常識を知るニナがエリスに揺さぶられることで、エリスの異常な執念が見えてきます。

そして第3期第2話では、ニナがエリスから聞いたルーデウスの実在を確かめようと街へ向かいます。エリスには当然でも、ニナには信じがたい。その温度差が面白い。

エリス一人なら猛烈な修行物語。ニナを横へ置くと、「周囲から見たエリス」というもう一枚の物語が生まれる。同じ剣を振る時間でも、見え方が増えるんですよ。

エリスが修行する理由は「離れるため」ではなく再び隣に立つため

エリスが剣の聖地へ向かった理由も、修行編を読むうえで外せません。アニメ第3期第1話の公式あらすじでは、己の未熟さを痛感してルーデウスのもとを去り、打倒・龍神オルステッドを掲げたと説明されています。

さらに第2話では、剣の聖地へ来た目的を「ルーデウスに相応しい存在となるため」としています。エリス側の行動だけを見れば、「足りないなら強くなる」という一直線な決意です。

問題は、その意図がルーデウスへ十分に伝わらなかったこと。本人は再び隣へ立てる自分になるため遠くへ行くのに、残された側から見れば本当に遠ざかっていく。

このすれ違いがあるから、修行は単なるパワーアップイベントで終わりません。離れている時間そのものが、エリスにとっては「戻るための時間」になっているんですよね。

距離は遠ざかるのに、目的は近づくこと。エリスらしい不器用さが、剣の修行と人間関係を一本につないでいます。

※画像はAIによるイメージ

エリス修行編はどこから読めばいい?目的別の選び方

結局どれを読めばいいのかは、「何を知りたいか」で変わります。媒体を一つに決めるより、目的から選ぶほうが早いです。

目的読む場所向いている理由
アニメ第3期の背景を追いたい原作小説9・10・13巻エリスの修行がどう段階的に広がったか追える
エリス主人公の漫画を読みたい『エリスは本気で牙を砥ぐ』全1巻エリスを中心にしたスピンオフとして完結している
Web版の配置を確認したい「燃えよ狂犬」→「牙を砥ぐ」→「狂犬の、剣は重いか鋭いか」本編の間へ離れて置かれた構成そのものを追える
本編コミカライズを読みたいフジカワユカ版本編漫画スピンオフとは別シリーズとして読む

アニメ第1・2話を見て「原作側のエリス修行を最初から追いたい」と思ったなら、9巻側から入るのが分かりやすいです。13巻だけでは、剣の聖地へ来た入口やオーベールとの段階が抜けます。

前へ進みたいのに、エリスの時間だけ一度戻る。ちょっと変な読み方ですが、この修行編ではその寄り道が効くんです。

まず漫画から入りたい人は、本文で整理した「本編漫画」と「エリス主人公のスピンオフ」の違いを意識すると選びやすくなります。

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無職転生エリス修行編についてよくある質問

巻数と話数が媒体ごとにズレるので、このあたりは少し迷いやすいんですよね。最後に、特に引っかかりやすいところだけ短く整理します。

エリス修行編は原作小説の何巻から読めばいい?

まず9巻側から読むのが分かりやすいです。エリス関連の修行エピソードは9巻・10巻・13巻へ分散しているため、修行の入口から追うなら9巻→10巻→13巻を軸にしてください。

「漫画全6話」は本編漫画の何話に当たる?

本編漫画の第1~6話を指すわけではありません。全6話なのはスピンオフ『無職転生~エリスは本気で牙を砥ぐ~』です。本編漫画はフジカワユカさんによる別シリーズです。

アニメ第1・2話はスピンオフ漫画をそのままアニメ化した?

「スピンオフ全6話をそのまま二話へ縮めた」と見るのは正確ではありません。第1・2話は公式に「エリス修行編」ですが、原作Web版では対応する要素が離れた間話に置かれており、アニメはそれらを第3期冒頭で連続して見せる構成になっています。

無職転生エリス修行編の巻数・漫画話数と違いまとめ

『無職転生』のエリス修行編は、媒体名を分けて考えるとすっきりします。数字だけ覚えるより、「どの作品の何巻・何話か」までセットにするのがポイントです。

エリス修行編の要点

  • 原作小説は9巻・10巻・13巻のエリス関連エピソードを軸に追う
  • 漫画の「全6話」はエリス主人公のスピンオフで、本編漫画とは別作品
  • Web版の三つの間話は90/286・121/286・145/286と離れて掲載されている
  • アニメ第3期は第1話「燃えよ狂犬」と第2話「吠えよ狂犬」が公式の「エリス修行編」
  • 小説・漫画・アニメでは同じ時期でも、視点と時間の並べ方が異なる

原作では「会わない時間」を挟んで成長が見え、スピンオフ漫画ではエリス側へ寄って追いやすくなり、アニメでは第3期の冒頭二話へ時間をまとめて見せる。違いは巻数だけではありません。

僕は、この修行編の面白さは「狂犬が強くなる」だけではないと思っています。自分で牙を砥ぐ方法を覚え、違う流派にぶつかり、それでも目的はルーデウスの隣へ戻ること。その不器用な一直線さまで追うと、散らばったエピソードが一本につながって見えてきます。

※掲載しているイラストは記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
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  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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