ファンタジー

【葬送のフリーレン】29話 感想:鏡蓮華のアニオリが尊い…!シュタルクの決意と新OP・EDを徹底レビュー【ネタバレ】

2026年1月17日

本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

【葬送のフリーレン】29話 感想:鏡蓮華のアニオリが尊い…!シュタルクの決意と新OP・EDを徹底レビュー【ネタバレ】

『葬送のフリーレン』2期第29話「じゃあ行こうか」は、魔法を失ったフリーレンとフェルンをシュタルクが担いで逃げ、そのシュタルク自身が2人との旅を選び直す回です。

毒極竜から逃げるフェルンの手には、シュタルクから贈られた鏡蓮華のブレスレット。原作にもある品を、アニメは洞窟で握る手と宿の夜に見つめる手で、もう一度目立たせてくれます。

洞窟では小さな鉱石が命綱になり、宿では戦士の短い返事が旅の行き先を決める。大勝利の一撃より、仲間と逃げて、仲間のもとへ残る。その2回の選択から目が離せません。

※この記事は第29話の洞窟脱出、シュタルクの決断、鏡蓮華のアニメ追加場面についてネタバレを含みます。

あの逃走中、フェルンはブレスレットを握っていたんですよ。宿での笑顔まで見てから洞窟へ戻ると、シュタルクが2人を担いだ短い場面を、もう一度見たくなります。

予告で聞こえてくる3人の掛け合いから、試験を終えたあの旅の調子が戻ってくる。大事件の予告より、またこの3人が同じ道を歩く――そのことがうれしい第29話です。

葬送のフリーレン2期29話「じゃあ行こうか」感想|「逃げる」と「残る」が同じ回にある

第29話は2026年1月16日放送。一級魔法使い試験を終え、オイサーストを出た3人を待っていたのは大魔族との決戦ではありません。フリーレンの「珍しい早起き」が、まず妙な拾い物につながるんです。

早起きしたフリーレンが拾った封魔鉱は、豪邸が買えるほどの値打ちもの。なのに近くの魔法を封じてしまうから、旅には連れていけない。フェルンに促されて手放すところまでが、いかにもフリーレンの寄り道です。

場面3人が直面すること心に残る選択
旅の出発拾った封魔鉱が近くの魔法を封じる光る性質を実演したあと、持ち歩かずその場に残す
洞窟の脱出毒極竜に戦士だけでは対抗しにくい石の閃光で隙を作り、3人で逃げる
分かれ道の宿ヴィアベルがシュタルクを誘うシュタルクは今の旅を続ける
宿の夜フェルンが宝物を並べる逃げる間に握ったブレスレットを見つめ直す

地上の石は置いてきた。それでも、魔力を注ぐと強く光ると知っていたおかげで、地下では別の封魔鉱が逃げ道を照らします。拾い物は捨てても、拾った知識は残る。こんな回収の仕方、うれしくなりますね。

魔法が使えないフリーレンが、シュタルクを信じて眠れる。毒極竜が出る前からもう、この旅では誰が誰を守るかが一方向ではないと伝わってくるんですよ。

洞窟から出ても北への道は続きます。アニメ公式が本編配信開始を知らせた夜、待ちに待った旅の再開は、勇ましい勝利宣言ではなく「次も3人で歩く」という静かな手応えを残しました。

封魔鉱と毒極竜|魔法が使えないフリーレンが「一緒に逃げる」を選んだ

地面が崩れて、3人は洞窟へ。浮かんで切り抜けるはずが封魔鉱で魔法を封じられ、フリーレンもフェルンもシュタルクの上へ落ちてきます。2期の初仕事から、前衛への荷重がすごい!

シュタルクが斧で割ろうとしても、封魔鉱には傷一つつかない。言葉で知る「硬い」と、刃を振り下ろしてもびくともしない画面とでは絶望感が違う。力押しで道を作れないと、ここで叩き込まれます。

魔力探知を封じられたフェルンは不安そうなのに、フリーレンはシュタルクを信じてぐっすり。そこへ毒極竜です。毒と相性が悪い戦士が震え上がる。師匠の安心と弟子の恐怖、落差がひどい!

  • 前振り:地上で拾った封魔鉱へ魔力を込めて発光を見せ、その石は置いていく。
  • 洞窟:魔力探知が使えず不安なフェルンの前に、毒極竜が現れる。
  • 合図:シュタルクが逃げたいと打ち明けると、フリーレンは皆で逃げる道を選ぶ。
  • 脱出:洞窟で拾った別の封魔鉱をフリーレンが光らせて目をくらませ、その隙にシュタルクが2人を担いで走る。

地下で拾ったのは、地上で置いたのとは別の封魔鉱。朝覚えた発光の性質を、今度は脱出に使うんです。斧で開けない道を、知っていた「光」で開く。寄り道が命を救うなんて!

シュタルクが「逃げたい」と言うと、フリーレンは「一緒に逃げようか」。怖いと打ち明けた戦士と、同じ方向を向く。勇敢な役を1人に押し付けない。この返事で、逃走の意味が変わります。

封魔鉱の近くでは魔法が使えませんが、魔力を大量に注ぐと鉱石は発光します。竜を倒す魔法ではなく、逃げる一瞬を作る光。さっきの「一緒に逃げようか」が、ちゃんと脱出の手段につながります。

ヒンメルたちも逃げた|追加された勇者一行の回想が効く

毒極竜の前でフリーレンが思い出すのは、昔ヒンメルたちと竜から逃げた日。勇者一行の回想なのに、敵を圧倒する姿ではなく、仲間を担いで退く姿なんです。今の3人と重なります。

原作の短い逃走場面に、アニメは竜との攻防を加えます。ヒンメルはフリーレンを、ハイターはアイゼンを担ぐ。今はシュタルクが2人を抱えて走る。時代が違っても、誰も置いていかない。

村から逃げた自分を責めるアイゼンに、ヒンメルは皆で逃げようと伝えました。その言葉を今、フリーレンがシュタルクへ返す。斧だけでは受け継げない安心感まで、師匠の時代から届いているんですね。

洞窟を出た途端、シュタルクは腰が抜けます。フリーレンとフェルンは歩いていくけれど、2人とも、担いでくれた人を置いていかないでー!最後まで怖がりな戦士だからこそ、笑ってしまいます。

斧で壊せない石が、竜の目をくらませる光になる。封魔鉱の性質とヒンメルの「逃げる」を続けてたどると、「強い人が全部倒す」よりずっとこの3人らしい決着だったと分かります。

刃が通らない石。竜の前で止まる足。2人を抱えた全力疾走。マッドハウスが公開した第29話の原画を眺めると、ほんの数分の洞窟で、どれだけシュタルクの体が働いていたかを思い出します。

原作第61話で同じ脱出を読み返すと、アニメが「硬さ」と「逃げる姿」をどこで動きに変えたかが見えてきます。シュタルクの腰が抜けるまでを、今度は紙のコマと見比べたいところです。

原作コミックの既刊をチェック

ヴィアベルの勧誘を断ったシュタルク|今の旅に残る理由がまっすぐで眩しい

さっきまで2人を担いでいたシュタルクが、今度はザンフト大森林で水浴び中の2人に出くわします。竜には立ち向かえたのに、フェルンの前ではどうにも居場所がない。戦場より気まずい沈黙、そこなのか!

フェルンは怒っていないと言うのに、シュタルクはまだ気まずそう。フリーレンは無理に誘ったことを気にして、居心地が悪ければ言ってほしいと伝えます。引き留める前に、本人の気持ちを聞く。

そして分かれ道の宿では、ヴィアベルからも声が掛かる。フリーレンに居場所を尋ねられたばかりの戦士が、今度は別の道へ誘われるんです。旅の道と居場所が、同じ夜に重なりました。

分かれ道の宿でヴィアベルと再会、誘われた先は北の戦場

宿で再会するのはヴィアベル、エーレ、シャルフ。ヴィアベルは北の戦場で前衛が足りないと明かし、シュタルクに数年だけでも力を貸してほしいと頼みます。洞窟で見せた腕なら、誘いたくなるのも分かる!

ヴィアベルの誘いは、戦場で人を守るための真剣なもの。だから「良い人と悪い人」の二択にならないんです。必要とされる場所へ行くか、今の2人と歩くか。シュタルクの返事を、本人の言葉で聞きたくなります。

分かれ道ヴィアベルたちと行くフリーレンたちと行く
行き先魔族と戦う北の果てへオレオールを目指す北部高原への旅へ
誘いの出発点前衛不足を補うため数年力を貸す村でフェルンにも背中を押されて旅へ加わった
シュタルクの返事戦線への同行を断るフリーレンとフェルンのもとへ残る

シュタルクが思い出すのは、紅鏡竜の村。フリーレンに誘われ、フェルンにも背中を押されて旅へ出た日です。今また必要とされる彼が、最初に怖がりな自分を信じた2人を思い出すのがいい。

第1期第6話「村の英雄」では、震えながら紅鏡竜へ向かったシュタルクをフェルンが見ていました。そのフェルンの言葉が、今度は宿で「この旅に残る」という返事に戻ってくる。1期のあの夜が、ここで効くんです。

洞窟では「一緒に逃げようか」と言われたシュタルクが、宿では「一緒に旅をする」と自分で決める。守られる側の言葉を、今度は自分の返事に変えた。この順番がたまらない。

フェルンはシュタルクに「残って」と頼みません。宿の外で、断ってきたと本人から聞いた時のほっとした表情。待っている間の気持ちまで言葉で説明しなくても、あの顔で十分伝わってきます。

撫でてほしいシュタルクと、あのフェルンの温度差

もっと優しくしてほしいと言うシュタルクに、フェルンは撫でてあげると返す。今度こそ素直に受け取って……と思いきや、何か企んでいるのかと後ずさり。竜から逃げ切った人が、撫でられる前に逃げるのか!

一緒に旅すると決めたからといって、急に気の利く2人になるわけじゃありません。フェルンが差し出した優しさをシュタルクが疑って、空気が微妙になる。それでも明日も隣を歩くのが、この2人なんですよね。

洞窟では2人を担いで大活躍したのに、宿では撫でられる前から警戒。シュタルク、フェルンの優しさまで避けなくていいから!見守る方まで落ち着かないです。

第1期の村でシュタルクを旅へ押し出したフェルンが、宿では彼の返事を待っている。原作第62話でつながる2人の言葉を振り返ると、さっきの撫で損ねたやり取りまで、また2人で旅を続ける証拠に見えてきます。

鏡蓮華のアニオリはどこ?原作にある贈り物を「逃走中の手」と「夜の笑顔」でつなぐ

宿の夜、ブレスレットを見つめるフェルンを見てから洞窟へ戻りたい。担がれていた彼女が握っていたのは、あの腕輪でした。逃走中の手と、夜に思い返して微笑む時間がアニメの追加部分です。

贈り物の場面も、水浴びのそばで手入れする会話も原作にあります。アニメで手の動きが増え、怖い洞窟と安心できる宿が、一つのブレスレットでつながる。小さな追加なのに、後味まで変わるんです。

描写原作漫画第29話のアニメ
ブレスレットの由来4巻29話で誕生日に贈り、30話で鏡蓮華の意匠と判明第29話でも同じ品を身につけ続けている
水浴びでの会話7巻62話で贈り物を手入れする場面がある同じ場面で失った過去と増えた宝物を語る
毒極竜からの逃走腕のブレスレットを握る描写はない担がれて逃げるフェルンがブレスレットを握る
宿で眠る前逃走の記憶とブレスレットを結ぶ後日場面はないブレスレットを見つめ、表情が柔らかくなる

逃走中はきゅっと握り、宿ではそっと目を向ける。同じ贈り物なのに、あの竜の怖さと、無事に戻った夜の静けさが両方残る。誰にも気持ちを説明しない手が、こんなに雄弁なんですよ。

フェルンが磨く贈り物|失った日々のあとに増えていく宝物

水浴びのそばで、フェルンはシュタルクのブレスレットとフリーレンの髪飾りを磨きます。戦争で暮らしを失った彼女が、今は「贈り物が増えた」と話す。その手に、旅で出会った人たちとの時間があります。

長い時を生きるフリーレンには旅の一日でも、フェルンにとっては贈り物を一つずつ増やしていく毎日。失ったものが戻らなくても、新しく受け取ったものは手元に残る。丁寧に磨く仕草に、その喜びが表れています。

洞窟ではシュタルクに担がれたまま腕輪を握っていたフェルン。あの場では言葉にならなかった怖さが、宿の夜に戻ってきます。だから同じ宿で聞く彼の「旅を続ける」という返事が、余計に温かいんです。

宿の机には、髪飾り、ブレスレット、僧侶クラフトからもらった木彫りの女神のペンダントも並びます。第1期第11話で受け取った品まで一緒です。帰ってこられた日々が、机の上に増えていくみたい。

鏡蓮華の花言葉は「久遠の愛情」。シュタルクのブレスレットと、ヒンメルが贈った指輪には同じ花があしらわれています。ヒンメルの指輪の花の意味を知ると、別々の時代の贈り物が近く感じられます。

フェルンは誰に説明するでもなく、もらった品を大切にしまって、表情を緩める。恋の結論を急ぐより、まずこの夜の笑顔を見届けたい。あの短い時間を足してくれたのがうれしい。

洞窟であれほど握りしめていた腕輪を、宿ではそっと眺めている。シュタルク、その贈り物、本人が知らない夜にも大切にされていますよ。もう一回、あの手元を見返したいです。

宿の夜の静かな余韻のあとに、高瀬丸さんの第29話EDカード風イラストが届く。慌ただしい洞窟の一日から、ようやく戻ってこられた気分になります。公式のこの1枚も、続きを急がせずに旅の夜を閉じてくれました。

原作4巻第29話の贈り物から、第30話で明かされる鏡蓮華の意味、7巻第62話の手入れへ。最初に渡した瞬間だけでなく、普段から身につけ、失くさず、大事にしてきた時間まで一緒に読み返せるのがいいんです。

原作コミックの既刊をチェック

新OP「lulu.」感想|Mrs. GREEN APPLEが歌う「受け継いで進む」という旅

第29話からOPはMrs. GREEN APPLEの「lulu.」。試験を終えた3人を、遠くまで開けた景色と伸びやかな音が迎えます。狭い洞窟へ入る前に、画面はもう先の旅路へ向いています。

声と旋律がまっすぐ先へ伸びるのに、置いてきた時間は消えていない。思い出を荷物にせず、連れて歩いていくようなOPです。第1期から続けて見ると、この軽やかさがしみます。

大森元貴さんが曲に込めた命、宝物、思い出、意思の継承。第29話でフリーレンがヒンメルの記憶を重ねて「一緒に逃げようか」と返すと、「受け継ぐ」がぐっと身近な言葉になります。

ヒンメルの「皆で逃げよう」はフリーレンからシュタルクへ。村でフェルンが背中を押した記憶は、宿での返事へ。受け継がれるのは大技だけじゃない。一緒に行こうと言った人の声まで、旅には残ります。

「lulu.」の絵コンテ・演出も、第29話の北川朋哉監督。広い空を見せたあとに洞窟の暗さへ戻ると、あの景色がやけに恋しい。先の旅を見せてから、今日の危機へ降りる。初回の映像の呼吸が気持ちいい。

一級魔法使い試験の緊張を抜けて、これからはまた道を歩く3人です。「次はどんな敵だ?」より「次はどんな景色だ?」が先に来るんですよ。その目線の戻し方が好きです。

OPが遠くの景色へ連れていくなら、EDは今日持ち帰ったものを手元へ返してくれます。どちらも旅の曲なのに、目が向く先がここまで違う。29話の最後に、この順番で流れるのがいいんです。

新ED「The Story of Us」感想|ヒンメルの日記から始まる色鉛筆の旅

EDはmiletの「The Story of Us」。毒極竜の怖さがまだ残るところへ、柔らかな色鉛筆の線が流れます。遠くへ逃げた一日の終わりに思い浮かぶのは、宿でフェルンがそっとしまった宝物です。

ヒンメルが日記をつけるような手元から、フリーレンが各地を訪れる姿へ。青梅美芽さんの柔らかな色鉛筆の線の中で、紙に残した時間を、別の誰かが歩いていく。止まった旅と続く旅が重なります。

ヒンメルが書くような手元の次に、フリーレンが歩いている。もう同じ道を並んでは歩けないのに、旅はそこで終わらない。29話で重なった昔と今の逃走が、EDの静かな線にも残っていました。

フリーレンは昔の仲間からもらった言葉を、フェルンは今の仲間からもらった品を持っている。離れた時代の人たちが、今日の3人の旅にまだいる。EDのあとでは、鏡蓮華の小さな飾りまで違って見えます。

miletさんは、進む日にも立ち止まる日にも寄り添う「お守り」のような曲を目指したと語っています。編曲はEvan Callさん。29話の宿に流れると、もう今日は安心して眠っていい。と思えてきます。

ヒンメルが書いたようなページがめくられ、フリーレンの旅がまた続きます。色鉛筆の線と歌が重なるたび、画面を止めて眺めたい。急いで次へ行かず、今夜はこのEDに浸っていたい。

曲が終わっても、宿でブレスレットへ触れたフェルンの指先が浮かびます。遠くへ歩き出すOPのあとに、今日受け取ったものへ戻るED。あの順番で29話の夜を閉じるなんて、反則でしょう。

第29話の疑問を整理|原作はどこから?封魔鉱はなぜ光る?

アニメ通算第29話は原作第61~62話、鏡蓮華を贈ったのは原作第29話。地上で置いた封魔鉱と、地下で光らせた封魔鉱も別の石です。話数と石を混同しないだけで、あの逃走がずっと追いやすくなります。

Q. 第29話を原作で読み直すには何巻から?

原作漫画7巻の第61話「封魔鉱」・第62話「旅立ちの理由」です。魔法都市を後にしたところから、洞窟の逃走とヴィアベルの勧誘まで続けて読めます。

ブレスレットの贈り物まで戻るなら、原作4巻第29~30話へ。アニメ通算29話と原作第29話が別の場面なのは、巻を取り違えやすいところです。

Q. 魔法を封じる封魔鉱が、なぜ逃走中に光った?

封魔鉱は周囲の魔法を無効化しますが、魔力を大量に注げば光ります。朝の石はその場へ置き、地下で拾った別の石を強く光らせて竜の目をくらませました。

第29話を見直すなら、2期の配信先・視聴条件も確認できます。続く第30話「南の勇者」では、ヒンメルの時代をたどる物語が待っています。

まとめ|「じゃあ行こうか」が、29話を見たあとには少し違って聞こえる

第29話で3人は魔法に頼れない洞窟を逃げ切り、シュタルクは自分の意思で旅を続けると決めました。その一日を、フェルンのブレスレットを握る手と宿で見つめる手が、静かにつないでいます。

アニメ2期・第29話のポイント

  • 放送は2026年1月16日。原作漫画7巻の第61話「封魔鉱」・第62話「旅立ちの理由」に対応
  • 朝に封魔鉱の発光を試し、地下で別の石を光らせてからシュタルクが2人を担いで逃げる
  • ヴィアベルに誘われたシュタルクは、フェルンとフリーレンとの旅を続けると選ぶ
  • 鏡蓮華の贈り物は原作4巻29~30話から。握る手と宿の夜の回想がアニメ追加演出
  • 2期OPはMrs. GREEN APPLE「lulu.」、EDはmilet「The Story of Us」

洞窟では2人を抱えて走ったシュタルクが、宿では撫でられる前に後ずさり。勇ましくなったから一緒に旅をするのではなく、怖がりなまま、明日も同じ道を選ぶ。この3人が戻ってきたんですよ。

「じゃあ行こうか」。怖いと告げた戦士を置かずに逃げた3人なら、次もまた一緒に歩き出せる。何気ない出発の言葉が、洞窟と宿を通ると、ずいぶん頼もしく聞こえます。

初回放送の夜、アニメ公式は「おやすみなさい」と投稿しました。大事件を煽らず、今日の旅を静かに閉じる言葉。ブレスレットをしまったフェルンが、もう眠っている頃の宿の灯りまで思い浮かびます。

怖い日も、気まずい日も、贈り物がまた増える日も。この3人なら、明日もきっと同じ道の上です。また「じゃあ行こうか」を聞きたいなあ。

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年9月23日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
アニナビプラスの案内キャラ「アキラ」の吹き出しアイコン

アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

-ファンタジー
-