ファンタジー

『無職転生』ヒトガミとラプラスの関係は?龍族から続く因縁を時系列で解説

本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

古代から続く因縁を思わせる崩れた石碑と遠い光、長い時間の流れを感じさせる幻想的な風景

結論から言うと、ヒトガミとラプラスは本来、明確な敵対関係です。分裂前の魔龍王ラプラスは、初代龍神からヒトガミ攻略の準備を託されていました。

ところが約4200年前、ヒトガミに利用されたバーディガーディとの戦いでラプラスの魂は二つに割れます。そこから生まれたのが、後世の魔神ラプラス技神ラプラスです。

後世だけを見ると「人族の大敵」なのに、何千年も遡るとヒトガミを倒すために動いていた。いや、同じ名前の人物を追っているとは思えないくらい、立場がひっくり返っています。

しかも、これは本人が途中で裏切った話ではありません。使命を抱えたまま分裂し、記憶と目的が壊れた結果として、歴史に残る魔神へつながっていきます。

※この記事は『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』Web版本編と外伝『古龍の昔話』の重大なネタバレを含みます。

『無職転生』をアニメで見るなら

気になる場面や話数をアニメで確かめたいなら、DMM TVで『無職転生』が見放題です。

初回14日間無料体験から始められます✨

➡️ DMM TVで『無職転生』を視聴する

※初回14日間無料体験には適用条件があります。

『無職転生』ヒトガミとラプラスの関係を先に整理|本来は敵同士

最初に押さえたいのは、「魔神ラプラス=最初からヒトガミ側」ではないことです。分裂前まで遡ると、むしろヒトガミを倒すための準備役でした。

ラプラスという名前が三つの姿にまたがるので、ここを曖昧にすると全部こんがらがります。まずは役割だけ、表で切り分けます。

存在状態ヒトガミとの関係
魔龍王ラプラス分裂前。初代五龍将の一人で、のちに二代目龍神として活動ヒトガミを倒す手段を探す敵対者
魔神ラプラス分裂後。龍としての力を失い、人への憎悪と膨大な魔術知識が残る本来の使命を正常に引き継げず、人族絶滅へ向かう
技神ラプラス分裂後。魔力を失い、技と継承すべき目的が残る神を倒す方向性を持ちつつ、技術の研鑽と継承へ向かう

Web版第167話「説明」では、オルステッドが魔神ラプラスを魔龍王ラプラスの成れの果てと説明します。魔神だけを切り離して考えると、この因縁の半分しか見えません。

ヒトガミの敵だったラプラスが、ヒトガミの妨害を受けた末に「人族の敵」として歴史へ残った。まずはこの流れを頭に置くと、後の出来事がかなり追いやすくなります。

魔神ラプラスの悪名が大きすぎるんですよ。だから僕も、古い時代まで戻ると「いや、元の仕事はそっちだったのか」と一度見方をひっくり返されます。

大きな流れは次の通りです。細部はこのあと、順番に追います。

  • 神話時代:龍族と魔族の混血として生まれたラプラスが、初代龍神に拾われる
  • 龍界時代:五龍将「魔龍王」となり、龍神に仕える
  • 龍界崩壊:初代龍神がヒトガミを敵と定め、オルステッドを未来へ送る
  • 数千年の準備:ラプラスがヒトガミ攻略の技術・知識・仕組みを蓄える
  • 約4200年前:闘神鎧をまとったバーディガーディとの戦いで魂が二分される
  • 約1000年前以降:魔神ラプラスが人族絶滅へ動き、約500年前にラプラス戦役が始まる
  • 現在から未来:ラプラスは復活予定で、ヒトガミへ至るための秘宝も持つ

ラプラスの始まり|龍族と魔族の混血から魔龍王になるまで

ラプラスの出発点は、魔神でも人族の敵でもありません。『古龍の昔話』まで遡ると、名前すら持たなかった孤独な子どもから始まります。

初代龍神に拾われ、「ラプラス」という名前をもらった

『古龍の昔話』第2話「龍魔の誕生」で、初代龍神は幼い彼を龍族と魔族の混血だと見抜きます。致命傷を負っていたところを救い、龍界へ連れ帰りました。

そして、名前のなかった子どもに「ラプラス」と名付けたのも初代龍神です。言葉も知らなかった彼にとって、ここが文字どおり人生の始まりでした。

後にヒトガミ討伐の使命を受け取る相手が、命を救い、名前をくれた人でもある。これを知ると、あの使命が単なる命令書には見えなくなります。

功績を重ね、五龍将「魔龍王」へ

龍界で育ったラプラスは、龍族の言葉や文化、戦い方を学びながら力を伸ばします。やがて『古龍の昔話』第11話で五龍将へ加わり、魔龍王の名を与えられました。

後世では「魔神」という肩書きが強烈ですが、この時点のラプラスは龍神の配下です。人族を滅ぼすために育った人物ではありません。

ここまで知ると、序盤で語られる「魔神ラプラス」という名前の響きまで変わってきます。コミカライズでラプラスの名が出る場面へ戻るなら、僕はこの出発点を頭に置いて追いたいです。

コミック版の既刊をチェック

ヒトガミの謀略と龍界崩壊|五龍将まで敵同士になった

ラプラスが最初からヒトガミの正体を知っていたわけではありません。むしろ怖いのは、龍族側が人神からの助言を受けながら動き、最後には身内同士で戦うところまで追い込まれたことです。

『古龍の昔話』第21~22話では、五龍将と初代龍神の対立が決定的になります。ラプラス自身は後始末の役目を与えられ、四人の五龍将と龍神の戦いを見届けました。

そして戦いで双方が消耗したところへ人神が現れ、初代龍神の神玉を奪います。五龍将と龍神を争わせ、自滅へ導いたことまで、龍界崩壊の場で明らかになります。

これ、かなりえげつないです。敵が真正面から全員を倒したのではなく、同じ側にいた者たちが「自分は龍族のために動いている」と思ったまま潰し合わされています。

情報を握られた結果、忠義のある者同士が敵になる。後でラプラス自身の記憶と使命が分断されることまで考えると、読んでいて嫌な寒気が残ります。

初代龍神は「人神」と「ヒトガミ」を区別した

『古龍の昔話』第22話「龍界の最後」で、初代龍神は目の前の存在を本来の人神と同じとは考えません。「人神の姿をした別の何か」ではないかと疑い、便宜上ヒトガミと呼びます。

ヒトガミの正体は、この時点でも確定していません。本当の人神がどうなったのか、なぜ同じ姿なのかも謎のままです。

ここは「正体不明」と「敵かどうか」を分けるのが大事です。正体には謎が残っても、龍界を破滅へ導いた相手として、ラプラスが討伐対象にする理由ははっきりしています。

アニメ版『無職転生』を楽しむなら

文字だけでは伝わらない、声や音楽、キャラクターの動きまで楽しむなら、DMM TVで『無職転生』が見放題です。

DMM TVでは、初回14日間無料体験も利用できます✨

➡️ DMM TVで『無職転生』を見る

※初回14日間無料体験には適用条件があります。

初代龍神はオルステッドとラプラスへ何を託した?

龍界の崩壊を止められず、自分も生き残れない。初代龍神はそこまで認めたうえで、ヒトガミとの決着だけは未来へ残しました。

選ばれたのが、息子オルステッドとラプラスです。二人は同じ役目ではなく、未来で戦う者と、その勝利を準備する者に分かれました。

初代龍神が組んだ未来への役割分担

  • オルステッド:数万年ほど未来へ送られ、ヒトガミと戦う実行者になる
  • ラプラス:ヒトガミの正体を調べる
  • ラプラス:居場所と弱点を突き止める
  • ラプラス:倒す手段を探し、未来のオルステッドへ伝える

初代龍神の命令はかなり具体的です。だから「ラプラスは昔からヒトガミと何となく敵対していた」ではなく、攻略情報を未来へ引き継ぐ担当だったと考えた方が近いです。

自分が最終決戦の主人公になる計画じゃないんですよ。何万年先でも、オルステッドが勝てる材料を残せればいい。

ここまで長い引き継ぎ、普通は想像できません。

魔龍王ラプラスは数千年かけて「勝てる未来」を作った

『古龍の昔話』最終話では、ラプラスが人族へ龍族の技術や魔術を渡し、発展した成果を回収してさらに改良する循環を何千年も続けたことが語られます。

武術、魔術、技術、武器、知識。さらに各地へ研究成果を残し、自分が途中で死んでも情報が途切れないよう、いくつもの保険まで用意していました。

ラプラスは自分一人を鍛えていたのではなく、世界の発展そのものをヒトガミ攻略の準備に組み込んでいた。スケールが数千年単位です。

ここはもう執念というより、巨大な開発プロジェクトを一人で何世代も回している感覚に近いです。SEの僕から見ると、引き継ぎ不能を想定して遺跡まで残す発想が妙に刺さります。

約4200年前の分裂|ヒトガミに利用された闘神とラプラスが激突

数千年続いた準備が壊れたのが、第二次人魔大戦の終盤です。Web版では第二次人魔大戦が約5000年前に始まり、約4200年前に終わったと整理されています。

その終盤、魔龍王ラプラスは闘神鎧をまとったバーディガーディと戦います。しかもバーディガーディは、ヒトガミに「キシリカを守るため」と騙されて鎧を着ていました。

Web版第238話「二つ目」で、キシリカ自身もラプラスを殺したいヒトガミに、自分とバーディガーディが利用されたと振り返っています。

つまり、ラプラスの長期計画を止めた戦いの背後にもヒトガミがいたわけです。いや、何千年準備した相手に対して、本人ではなく別人を騙してぶつけてくるのが本当に厄介です。

戦いの結果、ラプラスの魂は二つへ割れます。Web版第167話「説明」では、そこから生じた魔神と技神の違いまでオルステッドが説明しています。

分裂後失ったもの強く残ったもの
魔神ラプラス龍としての力と正常な記憶「人」への憎悪、膨大な魔術知識
技神ラプラス魔力と正常な記憶神を倒す方向性、膨大な技、技を誰かへ伝える目的

全部を忘れたのではなく、目的と能力が壊れた形で別々に残った。だから分裂後の二人は、魔龍王ラプラスをそのまま二人にコピーした存在ではありません。

ここがしんどいんですよ。本来ならオルステッドへ渡るはずだった知識と技が残っているのに、肝心の記憶と役割のつながりが壊れている。材料はあるのに、設計図が読めない状態です。

闘神との一戦を境に、同じラプラスの名前が「魔神」と「技神」へ割れていきます。コミカライズでラプラス戦役やスペルド族の過去に触れる場面も、僕はもう単なる昔話としては読めません。

コミック版の既刊をチェック

魔神ラプラスはなぜ人族を憎んだ?ラプラス戦役と五つの秘宝

分裂後の魔神ラプラスは、人族絶滅へ進みます。ただし「ヒトガミを憎みながら人族も敵にした」のではなく、正常な記憶を失った状態で「人を殺す」という目的だけが残ったと説明されています。

Web版第17話の歴史では、魔神ラプラスは約1000年前に表舞台へ現れ、魔族をまとめます。

約500年前にラプラス戦役を始め、約400年前に龍神ウルペン、北神カールマン、甲龍王ペルギウスらによって封印されました。

魔神が人族の大敵になった理由を、単純な心変わりで片づけるとズレます。魔龍王時代の使命を正常に保持できなかったことが、大きな断絶です。

オルステッドとラプラスは本来同じ側なのに、なぜ戦うのか

初代龍神の計画だけを見れば、二人は同じヒトガミ打倒側です。ところが現在のオルステッドにとって、復活するラプラスは倒さなければならない相手でもあります。

理由は、ヒトガミのいる場所へ到達するために必要な五龍将の秘宝です。Web版第256話では、オルステッドが五龍将を倒して秘宝を取り出す必要があると明言しています。

Web版第168話「初任務へ」では、四つまでは回収可能でも、最後の秘宝をラプラスが持っていると説明されます。

さらに同じ場面で、ラプラスの復活は「今から約80年後」とされています。これは現実の2026年から80年後という意味ではなく、作中でオルステッドがルーデウスへ説明した時点からの約80年です。

準備役だったラプラスが、未来では秘宝を回収するためにオルステッドから討たれる対象になる。初代龍神が描いた役割分担から、ここまで関係が変わるとは思いませんでした。

しかも秘宝そのものは、ラプラスが未来へ勝ち筋を残すために用意した仕組みの一部です。残したものがヒトガミへ届く鍵になり、同時に自分が倒される理由にもなる。重いですね、これは。

ヒトガミとラプラスの関係でよくある疑問

ここまでの時系列を踏まえると、混同しやすい点はかなり絞れます。特に「直接操られたのか」「本当の人神なのか」は分けて考えた方がすっきりします。

ヒトガミはラプラスを直接操って魔神にした?

ヒトガミがラプラス本人を直接操って魔神に変えた、という描写ではありません。確認できるのは、ヒトガミがバーディガーディを騙して闘神鎧を着せ、ラプラスとの戦いを起こしたことです。

その戦闘でラプラスの魂が二つに割れ、記憶と目的が正常に残らなかった結果、魔神と技神へ分かれます。「洗脳」より、妨害の結果として分裂させられたと整理する方が近いです。

オルステッドとラプラスは味方同士だった?

初代龍神が残した計画では、同じヒトガミ打倒陣営です。オルステッドが未来の実行者、魔龍王ラプラスが情報・技術・手段を用意する準備役でした。

ただし分裂後は計画どおりに引き継げず、現在のオルステッドは秘宝回収のため復活後の魔神ラプラスを倒す必要があります。昔の役割と現在の対立を分けて見る必要があります。

ヒトガミは本物の人神なの?

作中で正体は確定していません。『古龍の昔話』では、初代龍神が従来の人神とは違うのではないかと疑い、「ヒトガミ」と仮称します。

ラプラスも正体について仮説を立てますが、本人の推測として語られています。ここを「本物の人神ではないと確定」とまで言い切るのは一段強すぎます。

『無職転生』を見返すなら

ここまで読んで『無職転生』の物語を映像でも追いたくなったら、DMM TVなら『無職転生』が見放題です。

Web登録なら月額550円(税込)で利用できます。

さらに、初回14日間無料体験から始められます✨

エンタメ・アニメが見放題!【DMM TV(DMMプレミアム会員登録)】 *SEO用 商品リンクあり

【こんな人におすすめ】

✅ 気になる話数から見返したい✨

✅ 物語を映像でもじっくり追いたい✨

✅ ほかのアニメもたっぷり見たい✨


➡️ アニメ6,700作品以上を含む、コンテンツ22万本以上を配信中📺

※見放題・TVODを含む配信数(2026年7月時点)

\初回14日間無料体験を試す/

『無職転生』を見る

※情報は2026年7月時点のものです。月額550円(税込)はWeb登録時(App Store・Google Playからの登録は月額650円)。初回14日間無料には適用条件があります。最新の配信・キャンペーン状況は公式サイトにてご確認ください。

まとめ|ヒトガミとラプラスの因縁は龍族時代から続いている

ヒトガミとラプラスは、魔神ラプラスの時代だけを見ても関係がつかめません。出発点は、初代龍神から受け継いだヒトガミ討伐の使命です。

ヒトガミとラプラスの関係まとめ

  • 分裂前の魔龍王ラプラスはヒトガミを倒す側だった
  • 初代龍神はオルステッドを未来へ送り、ラプラスへ攻略準備を託した
  • ラプラスは数千年かけ、技術・知識・研究成果を未来へ残した
  • 約4200年前、ヒトガミに利用されたバーディガーディとの戦いで魔神と技神へ分裂した
  • 未来のラプラスは、ヒトガミへ至る五つの秘宝をめぐってオルステッドの討伐対象にもなる

後世の魔神だけなら「人族を滅ぼそうとした大敵」です。でも、その前に何千年もの準備があったと知ると、ラプラスという名前の見え方はかなり変わります。

ヒトガミを倒すために未来を整えていた人が、その妨害で使命を失い、人族の歴史では恐怖の象徴になる。僕はこの経緯まで知って、ようやくラプラスの怖さと悲しさが同時に見えました。

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年8月26日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
アニナビプラスの案内キャラ「アキラ」の吹き出しアイコン

アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

-ファンタジー
-