『薬屋のひとりごと』の馬閃(バセン)は、高順(ガオシュン)の次男で、壬氏(ジンシ)に仕える若い武官です。母が壬氏の乳母を務めた、乳兄弟でもあります。
読み方は「ばせん」。原作小説で登場した時点では数え年で19歳ですが、アニメでは登場が早く、第5話の初登場時は18歳となります。年齢を見るときは、どの時点かが大事です。
高順に顔は似ているのに、落ち着き方はずいぶん違う馬閃。主人を守りたい気持ちが先に走ってしまうところまで知ると、ぶっきらぼうな態度も少し違って見えてきます。
父親のことだけでなく、家族と壬氏との関係にも触れるため、人物設定のネタバレを含みます。家族や護衛の仕事には、小説・Web版の設定も含みます。
護衛として頼もしいのに、会話ではハラハラさせられる。この落差が、馬閃をもっと知りたくなるところです。
| 人物 | 読み | 馬閃との関係 |
|---|---|---|
| 馬閃 | バセン | 壬氏の護衛を務める、高順の次男 |
| 高順 | ガオシュン | 父。壬氏のそばで補佐と護衛を担う |
| 壬氏 | ジンシ | 仕える主人であり、乳兄弟 |
| 猫猫 | マオマオ | 壬氏の依頼による調査などで同行する薬師 |
| 李白 | リハク | 同じ武官。壬氏への接し方は馬閃と対照的 |
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馬閃の読み方と年齢|小説では19歳、アニメ初登場時は18歳
馬閃の読み方は「ばせん」で、年齢は原作小説での登場時が数え年の19歳。アニメの初登場は第5話と早いため、そこでの年齢は18歳です。
18歳と19歳の情報を見かけると、どちらが正しいのか迷いますよね。アニメでは年が変わる前から顔を出し、小説では年が変わってから登場する。この順序の違いが、一歳の差になります。
原作者の日向夏さんが公開した人物設定では、馬閃は19歳、5巻では20歳。巻が進んでもずっと19歳、という人物ではありません。
| 媒体・時点 | 馬閃の年齢 | 違いを読むポイント |
|---|---|---|
| アニメ第5話の初登場時 | 数え年で18歳 | 原作小説で登場するより前の時点 |
| 原作小説での登場時 | 数え年で19歳 | 物語開始から年が変わった後 |
| 原作小説5巻 | 数え年で20歳 | 物語の進行に伴い年齢も上がる |
また、作中の年齢は数え年です。生まれたときを1歳とし、年明けに一つ増えるので、現代の満年齢とは1〜2歳ほどずれます。
大切なのは、「初登場時」と「物語開始時」を同じにしないこと。年齢だけを並べるより、いつ壬氏のそばに姿を見せたかを添えると、すっと理解できます。
アニメでは第5話の稽古相手として登場
馬閃の最初の出番は、猫猫の調査への付き添いではありません。第5話で壬氏と木刀を交える場面です。後のぶっきらぼうな青年と、ここで名前がつながるわけですね。
- 第5話:壬氏の稽古相手として登場。木刀で打ち合うが、剣技では壬氏に及ばない。
- 第15話「膾」:官僚宅へ向かう猫猫の調査に同行。猫猫はまだ高順の息子だと知らない。
- 第16話「鉛」:彫金細工師の家にも同行。猫猫が馬閃の顔に高順の面影を見いだす。
- 第35話「狩り」:壬氏、高順、猫猫と狩りのための旅に同行。主人との近い関係が見えてくる。
第5話では壬氏が馬閃の上達を認めています。負けた場面から始まるのに、ただの弱い護衛とは感じさせない。稽古を重ねてきた間柄が見える登場です。
登場時の身長は約170cmで、まだ成長期。高順を若返らせたような顔にも幼さが残ります。無愛想な表情のせいで、実際より年上に感じた人もいるかもしれません。
アニメの声は橘龍丸さんが担当。強く言い返すときの勢いと、戸惑いを隠しきれない若さが同居する馬閃は、落ち着いた父親と並ぶといっそう目を引きます。
馬閃の役職と仕事|壬氏の護衛を務める武官で、宦官ではない
馬閃は壬氏の従者・護衛を務める武官で、宦官ではありません。壬氏や高順と一緒にいるからといって、後宮で働く宦官と同じ立場にはならないのです。
壬氏は後宮にも関わる人物ですが、馬閃は外廷や調査先で主人を支えます。後期のWeb版では、壬氏の副官兼護衛として、そばに控えています。
| 知りたいこと | 馬閃の立場 | 作中で担う仕事 |
|---|---|---|
| 職務の分野 | 武官 | 武力を用いて主人の身を守る |
| 誰に仕えるか | 壬氏の従者・護衛 | 身辺警護や移動への随行 |
| 猫猫との仕事 | 壬氏の指示による同行 | 調査先への付き添い |
| 宦官かどうか | 宦官ではない | 後宮の宦官として働く人物とは別 |
猫猫の調査では、名目上は猫猫のほうが付き添いになることもあります。謎を解くのは猫猫でも、表向きの立場がそのまま逆転するわけではない。この細かさが宮廷らしいですね。
後期のWeb版でも、馬閃は男性のため、後宮の内情を調べるのが難しい立場です。宮廷に仕える男性をみんな宦官と思ってしまうと、外廷と後宮の違いが見えにくくなります。
副官・護衛という仕事と、一族の官職を分けて考える
「馬閃の役職は何?」への答えは、壬氏の側近として担う副官・護衛の仕事です。ただ、国の官職を知りたい場合は、馬の一族に特有の事情も関わってきます。
Web版では、馬の一族は皇族の乳兄弟になることが多く、そのため役職を与えられないと語られます。皇族に近い一族へ、さらに権力を集めないための措置です。
ここは、一族の官職と、主人のそばで担う仕事を分けると分かりやすいところです。官職を与えない仕組みがあっても、壬氏の副官・護衛としての責任は重いのです。
肩書の響きより、誰のそばで何をするかが馬閃には大切です。壬氏に危険が迫れば身体を張る。その責任を預けられている若者だと思うと、普段の仏頂面まで頼もしく見えてきませんか。
猫猫の知識が事件を動かし、そのそばに馬閃が立つ。漫画で調査の場面を読み返すなら、謎解きだけでなく、二人の表情の温度差にも目を向けたいですね。
高順は馬閃の父親|馬の一族と家族それぞれの役割
馬閃の父親は高順で、三人きょうだいの末っ子、次男です。上には姉と兄がいます。父によく似た馬閃だけでなく、兄姉にもそれぞれ違う得意分野がある家族です。
高順と馬閃は、似た顔でも話し方や振る舞いが対照的。父が主人の意図をくみ取って動く横で、息子はそのまま口にしてしまう。親子だと分かると、この違いが楽しくなります。
ここからは、アニメ第2期より先の家族設定にも触れます。兄や姉の仕事ぶりを知ると、馬閃が護衛を任されている理由までつながってきます。
| 家族 | 馬閃との関係 | 得意なこと・壬氏とのつながり |
|---|---|---|
| 高順 | 父 | 壬氏の補佐・護衛を担う、経験豊かな武官 |
| 桃美(タオメイ) | 母 | 壬氏の乳母を務めた。家族と主人のつながりを支える |
| 麻美(マーメイ) | 姉・長女 | 周囲を取り仕切り、弟の言葉も補う |
| 馬良(バリョウ) | 兄・長男 | 身体は弱いが、書類仕事に力を発揮する |
| 馬閃 | 次男・末っ子 | 身体の強さを生かし、壬氏を護衛する |
母の桃美が壬氏の乳母だったことは、馬閃と主人の距離を考えるうえで大切です。父だけが職場で壬氏に仕えている、という関係より、ずっと家族ぐるみの結び付きなのです。
そして驚くのは、最初から馬閃が護衛になる予定ではなかったこと。Web版の家族の話では、もともとその役目を担うはずだったのは兄の馬良でした。
- 高順の長男・馬良が、壬氏の護衛になる予定だった。
- 馬良は身体が弱く、護衛を務めるには向かなかった。
- 翌年に生まれた弟の馬閃にも、一族を表す「馬」の一字が与えられた。
兄に代わって護衛を担う経緯を知ると、名前の「馬」にも仕事と一族の期待が重なって見えます。ただ同じ姓を持つ兄弟、というだけではないのですね。
だからといって、馬良が役に立たないわけではありません。壬氏の執務では書類を処理し、馬閃とは別の力で支えています。身体の強い弟と、事務に強い兄。この分担がいい。
麻美は、言葉を省きすぎる馬良の意図を周囲へ伝える役もこなします。馬閃だけを見ていると力が前面に出ますが、家族全体では、護衛と事務と調整の仕事がそろっています。
高順の息子という肩書だけでは、馬閃の役目は語り切れません。兄に向かなかった仕事を引き受け、兄や姉が補うところもある。皇族を守る家の中で、馬閃の強さにはちゃんと出番があります。
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馬閃の主人は壬氏|乳兄弟だからこそ張り切ってしまう
馬閃が仕える主人は壬氏です。護衛としての主従関係と、乳兄弟としての近さが重なっているため、ただ命令を受けるだけの相手ではありません。
乳兄弟とは、同じ乳母に育てられた関係を指します。馬閃の母・桃美が壬氏の乳母だったため、この結び付きがあります。壬氏と馬閃が血のつながった兄弟、という意味ではありません。
高順も桃美も壬氏を支える家ですから、馬閃にとって主人を守ることは家族にもつながる仕事。その近さを知ると、主人の一挙一動に反応する理由が見えてきます。
| 関係 | 壬氏と馬閃の場合 | 一緒に見ると分かること |
|---|---|---|
| 仕事 | 主人と護衛 | 馬閃は壬氏の身の安全を守る |
| 育ち | 乳兄弟 | 母・桃美を通じた幼い頃からのつながり |
| 家族 | 高順も桃美も壬氏を支える | 馬閃だけで完結しない主従関係 |
でも、近い相手だから自然体でいられるとは限らないのが馬閃。壬氏のそばで役に立ちたい気持ちと、主人への敬意が、少し力んだ態度につながっているように見えます。
日向夏さんも、ドラマCDの人物説明についての投稿で、馬閃は壬氏の前だと頑張って空回りする、と紹介しています。さらに「一番少女漫画のヒーロー」とも。堅い護衛に、この評は意外ですよね。
「少女漫画のヒーロー」という言葉からは、勇ましさだけでなく、まっすぐな気持ちも浮かびます。主人の前で力み、女性の前では慌てる。馬閃の堅さには、そんな若さも混じっています。
Web版の遠征では、壬氏は補佐を高順に頼み、馬閃を馬上の護衛に回しています。同じ旅でも、父と息子へ預ける仕事には違いがあるのです。
馬閃に足りないのは、主人を大切にする気持ちではなさそうです。むしろ、気持ちが十分あるからこそ、周囲をどう扱えば主人の助けになるか、というところで不器用さが出ます。
守りたい気持ちは伝わる。伝わるからこそ、高順の落ち着きまで身に付いたら、どれほど頼もしい護衛になるだろう、と期待したくなります。
馬閃が近くにいる理由は、壬氏の正体を知る周囲の人物にもつながります。主人の立場を知って仕える馬閃と、まだ事情を知らない猫猫では、同じ言動への反応も変わります。
猫猫や李白との関係|馬閃の堅さが見えてくる相手たち
猫猫と馬閃は、まず壬氏の仕事を通じて関わる相手です。二人だけで話す場面があっても、主人への忠誠や調査での付き添いを押さえると、態度の理由が見えてきます。
猫猫は、身分の高い相手にも必要以上に調子を合わせません。一方、馬閃は壬氏への礼儀を強く意識する。相手が猫猫だと、馬閃の堅さがいっそうはっきりするのですね。
同じ壬氏を見ていても、知っている事情が違う
狩りの旅では、壬氏が普段と違う振る舞いを見せても、猫猫はその理由を知りません。そばにいる馬閃には当然のことでも、猫猫にとっては当然ではない。この差が会話をずらします。
| 人物 | 壬氏について知っていること | その場での反応 |
|---|---|---|
| 馬閃 | 主人の立場を知っている | 猫猫の態度に驚き、反応が表に出る |
| 猫猫 | 壬氏の本当の立場をまだ知らない | 馬閃が驚く理由までのみ込めない |
| 高順 | 主人の事情と猫猫の認識差を把握している | 馬閃を止め、余計な話が出るのを防ぐ |
Web版の狩りの場面では、高順が馬閃に耳打ちしてから、拳骨で止めるやり取りがあります。猫猫が事情を知らない、と馬閃のほうが気付いていなかったわけです。
ここは、猫猫が失礼かどうかだけで見ると惜しい場面。知らされていない人に、知っている人と同じ反応を求めてしまう。馬閃の育ちの近さが、かえって盲点になっています。
アニメ第35話の公式ショートでも、高順と馬閃、猫猫の反応の違いが目に入ります。父が息子を叱るひと幕なのに、主人の秘密と、それを知らない猫猫まで話につながるのがうまい。
馬閃は主人の事情をよく知っている。けれど、猫猫がどこまで知っているかには目が届いていない。護衛のそばに立つには、腕力とは別の気配りも要ると感じさせるやり取りです。
猫猫には、心配も相談もする
ぶっきらぼうだからといって、猫猫をずっと敵視しているわけではありません。Web版で猫猫の家を訪れた馬閃は、粗末な住まいを見て、借金でもあるのかと心配します。
- 馬閃が猫猫の住まいを見ると、あまりの粗末さに戸惑う。
- 猫猫に借金があるのではないかと、身の上を気にかける。
- やがて、里樹(リーシュ)妃がどんな人物なのか、猫猫へ相談する。
里樹妃のことを猫猫に尋ねる場面では、普段の強い口調とは違う言いよどみもあります。主人の仕事以外に気になることができると、不器用さの出方まで変わるのです。
猫猫への用件は、里樹妃を知るための相談。どんな人物なのか気になっても、高順には聞けず、猫猫を頼る。この回り道に、強気な口調だけでは分からない馬閃の初々しさが出ています。
猫猫が身分差にひるみにくい理由は、猫猫の育ちや性格にもあります。馬閃からすれば戸惑う相手でも、読者には二人とも普段どおり、と分かるのが可笑しいところです。
李白との違いは、主人への礼儀と気楽さ
李白と馬閃は、どちらも武官ですが、壬氏への接し方が対照的です。少しくだけた態度で話せる李白と、主人への礼儀を崩したくない馬閃。同じ仕事でも、そばにいる空気が違います。
| 人物 | 壬氏への接し方 | Web版の遠征で見える特徴 |
|---|---|---|
| 李白 | 分をわきまえつつ、ほどよくくだける | 壬氏の顔に動揺せず、地方での経験も役立てる |
| 馬閃 | 主人への礼儀を強く意識する | 李白の気楽な態度や、壬氏に重用されることを気にする |
| 高順 | 主人が話しやすい状況をくみ取る | 李白の態度を許し、壬氏の気持ちを支える |
Web版では、壬氏は李白の気風の良さを重宝しています。李白が話すと主人の気が楽になる。その良さを高順は分かっているのに、馬閃は面白くありません。
馬閃が気にする態度を、壬氏はむしろ楽に感じ、高順も許している。三人の反応がそろわないのが面白いですね。主人のために守っている礼儀が、主人の望む空気と少しずれてしまいます。
馬閃の忠誠は揺らがなくても、主人にとって心地よい距離は一種類ではない。高順や李白と並べると、馬閃の真面目さと視野の狭さが、一度に見えてきます。
馬閃の言いよどみや、主人を前にした力みまで味わうなら小説も気になりますね。猫猫への相談と壬氏への態度を読み比べると、無愛想な青年の中にある若さが、ぐっと近くなります。
馬閃の強さと弱点|力が強いだけでは、壬氏を守り切れない
馬閃の持ち味は身体の強さですが、護衛としては感情を抑え、相手に合わせて動く力も問われます。戦えることと、どんな場面でも主人の助けになれることには、まだ差があるのです。
馬閃は、体力と打たれ強さに自信を持つ武官です。高順より小柄な若者でも、身体の頑丈さはしっかり持ち味。見た目の大きさだけで測れないところが頼もしい。
第5話の稽古で壬氏に及ばなかったことと、馬閃が頼れる護衛であることは両立します。技の巧みさで上回る相手がいるからといって、体力や耐久力まで同じ評価にはならないでしょう。
| 見るところ | 馬閃の持ち味・課題 | 人物の見え方 |
|---|---|---|
| 身体の強さ | 体力と打たれ強さに自信がある | 小柄に見えても、身体は頼もしい |
| 剣の技量 | 初登場の稽古では壬氏に及ばない | 力だけで技の差を埋めることはできない |
| 護衛としての判断 | 主人への思いが強く、感情が先に出やすい | 戦う力に加えて、冷静さが必要 |
身体が強いのに、心は主人のことで揺れてしまう。ここが馬閃の面白いところです。何でも平気でこなす護衛より、力をどう使うかが成長の課題として見えてきます。
ここからは、アニメ第2期より先のWeb版「西都編」の出来事に触れます。事件の結末ではなく、馬閃が護衛として選ばれる条件に関わる話です。
西都で壬氏が窮屈な立場に置かれたとき、馬閃は主人の扱いに強く腹を立てます。気持ちは分かる。でも、怒ったまま相手の前に出れば、主人の立場をさらに難しくしかねません。
- 西都での壬氏の扱いに、馬閃が強い怒りを抱く。
- 相手との相性を考え、その外出には古参の護衛が選ばれる。
- 力では馬閃が上でも、心を律して動けることが護衛に求められる。
力が上の馬閃ではなく、古参の護衛を連れる判断が重いですね。主人を大切に思うことと、その場で主人を守るのに向いていることは、いつも一致するわけではありません。
馬閃の弱点は、忠誠が足りないことではなく、その強さを扱い切れないこと。壬氏が耐えている場面で、護衛まで怒りを表に出したら、主従そろって動きにくくなります。
だから、高順の落ち着きは単なる大人っぽさではないのです。猫猫が事情を知らないと察することも、李白との会話を許すことも、主人のために何をするかを選ぶ力につながっています。
馬閃を知るほど、稽古で強くなるだけでは済まない仕事だと分かります。誰より守りたい主人がいる。その思いを、力にも判断にも変えられるか。ここに馬閃を見守る楽しさがあります。
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まとめ|馬閃は、高順の次男で壬氏を守る若い武官
馬閃は、高順の次男であり、壬氏の護衛を務める武官です。乳兄弟としての近さと、主人への強い忠誠が重なっていることが、頼もしさにも空回りにもつながっています。
無愛想な顔だけを見ると、少し近寄りがたい馬閃。けれど家族と主人への思いまで知ると、力みすぎる姿にも理由があると分かります。高順との似ているところ、違うところにも注目したくなりますね。
次に壬氏のそばへ馬閃が立ったら、剣を持つ手だけでなく、主人を見る顔にも目を向けたい。守りたい気持ちが先に出る、その若さまで含めて馬閃です。
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