『無職転生』でエリスとルーデウスが再会するのは、書籍小説15巻の第8話「泥沼対龍神」終盤です。Web版では第162話の最後に当たります。
ただし、帰還までの経緯が明かされるのは続く第9話とWeb版第163話です。「第8話と第9話のどちら?」と迷うのは、再会の瞬間と、その舞台裏が別の話に分かれているからなんですよ。
二人が顔を合わせるのは、別れてから約5年後。しかも穏やかな再会ではなく、ルーデウスが龍神オルステッドに追い詰められた戦場へエリスが駆けつけます。
この記事では、媒体ごとの該当巻・話数、5年間のすれ違い、エリスが帰還するまでの道のりを整理します。物語後半の重要な展開に触れるため、原作未読の方はネタバレにご注意ください。
エリスとルーデウスの再会は何話・何巻?
まずは、媒体ごとの答えを一度に確認しましょう。エリスが姿を現す話と、帰還の経緯が描かれる話を分けて見るのがポイントです。
| 媒体 | 再会する位置 | 2026年8月8日時点 |
|---|---|---|
| 書籍小説 | 15巻第8話終盤 | 刊行済み |
| Web版 | 第162話終盤 | 公開済み |
| 漫画版 | 未収録 | 24巻まで刊行済み 25巻は9月18日発売予定 |
| TVアニメ | 未放送 | 第3期第6話まで放送済み |
結論だけを探している方は、書籍小説15巻第8話、Web版第162話の終盤と覚えておけば大丈夫です。
書籍小説は15巻第8話終盤で再会する
書籍版でエリスが戦場へ現れるのは、15巻第8話「泥沼対龍神」の終盤です。KADOKAWAの書籍15巻公式ページにも、ルーデウスが5年前に別れたエリスへ手紙を送り、二人の道が再び交わり始める巻であることが示されています。
続く第9話「狂剣王対龍神」では時間が数日前へ戻り、エリスとギレーヌが魔法都市シャリーアへ到着してから戦場へ向かうまでを描きます。
- 第8話:エリスが戦場に現れ、ルーデウスと再会する
- 第9話:シャリーア帰還から再会までの経緯と戦いを描く
- 第10話以降:別れていた間の認識と今後の関係を確かめる
姿を現す瞬間を読むなら第8話、帰還の流れまで追うなら第9話まで。この分け方なら、情報が食い違って見える理由もすっきりします。
Web版は第162話の最後にエリスが登場する
「小説家になろう」のWeb版では、第162話「泥沼対龍神」の最後にエリスが登場します。第163話「狂剣王対龍神」は数日前から始まり、シャリーア到着後の行動をたどって再び戦場へつながる構成です。
- 第162話「泥沼対龍神」:再会の瞬間
- 第163話「狂剣王対龍神」:帰還の舞台裏とオルステッド戦
- 第164・165話「エリス・グレイラット」:再会後の関係
Web版の第162話と書籍15巻第8話は同名ですが、書籍化に伴う加筆・調整があるため、完全に同じ文章ではありません。
漫画版の15巻では再会しない
ここは特に勘違いしやすいところです。再会する「15巻」は、フジカワユカさんによる漫画版ではなく、理不尽な孫の手さんの書籍小説15巻を指します。
漫画版は2026年2月24日に第24巻が発売され、第25巻は2026年9月18日発売予定です。KADOKAWAの漫画24巻公式ページで案内されているのは、深く落ち込んだルーデウスとロキシーの関係が動く時期。25巻の公式あらすじもグレイラット家の暮らしが中心で、エリスがオルステッド戦へ帰還する場面には、まだ到達していません。
「小説15巻」と「漫画15巻」は内容が異なります。巻数だけでなく、どの媒体なのかまで確認してください。
漫画版で物語を追う場合は、再会が未収録であることを押さえたうえで、刊行済みの範囲から楽しむのがおすすめです。
二人の再会は別れてから約5年後
エリスとルーデウスが再び顔を合わせるのは、別れから約5年後です。長い空白以上に重いのが、二人がその時間をまったく違う意味で受け止めていたことでした。
別れはアニメ第23話「目覚め、一歩、」
エリスがルーデウスの前から去る場面は、TVアニメ第1期第23話「目覚め、一歩、」で描かれました。フィットア領へ戻り、家族と故郷を失った現実を知ったあと、エリスは短い手紙を残してギレーヌと旅立ちます。
アニメ公式の第23話あらすじでも、突然いなくなったエリスに強いショックを受けたルーデウスが、再び引きこもってしまう流れが確認できます。
エリスはルーデウスを嫌いになったのではありません。最初のオルステッド戦で力の差を思い知り、彼と並んで戦える強さを得るために剣の聖地へ向かいました。
目的はまっすぐなのに、伝え方があまりにも不器用。ここが二人の別れを何年も尾を引くものにしてしまうんですよ。
短い手紙が反対の意味で伝わった
別れに対する認識を比べると、すれ違いの深さが見えてきます。
| 項目 | エリスの認識 | ルーデウスの認識 |
|---|---|---|
| 旅立つ理由 | 強くなって戻るため | 自分に失望して去った |
| 二人の関係 | 修業後も続くつもり | 一方的に終わらされた |
| 離れている時間 | 再び隣に立つため | 拒絶された傷を抱える時間 |
気持ちが足りなかったわけではありません。足りなかったのは、理由と帰る意思を伝える言葉です。
相手を守ろうとして選んだ行動が、結果としてその相手を長く傷つけてしまう。だから5年後の再会は、顔を合わせただけでは終われないんですよね。

二人のすれ違いをもう一度たどるなら、出会いから関係が育っていく過程を漫画版で振り返ると、約5年の空白がいっそう重く感じられます。
エリスが5年間でたどった帰還までの道
エリスはギレーヌと剣の聖地へ向かい、剣神ガル・ファリオンのもとで修業します。その道のりは、「強くなって帰る」という一つの目的へつながっていました。
剣王の称号と剣神流の免許皆伝を得る
Web版の間話「新たなる剣王の誕生」では、エリスがニナとの勝負を制し、ガルから剣王の称号を授けられます。さらに「すでに教えることは何もない」として、剣神流の免許皆伝も与えられました。
ただし、エリスが求めていたのは称号ではありません。剣帝や剣神を目指す道より、ルーデウスのもとへ帰ることを選びます。
エリスにとって強さはゴールではなく、ルーデウスと並び、守るために必要な条件でした。
ルーデウスの手紙が途切れた関係をつなぐ
未来から来た年老いた自分の助言を受けたルーデウスは、長く連絡を取っていなかったエリスへ手紙を書きます。そこには、オルステッドと戦うこと、生きて帰れたなら二人の話を続けたいことが記されていました。
これは単なる救援要請ではありません。ルーデウスが「捨てられた」という認識を見直し、止まっていた関係へ向き合おうとした一歩でもあります。
エリスにとっても、自分の真意が伝わっていなかったと知るきっかけでした。5年越しで、ようやく会話の入口が開いたわけです。
シャリーアへ戻り、ルーデウスの家を訪ねる
手紙を受け取ったエリスは、ギレーヌとシャリーアへ向かいます。Web版第163話では、急いで森を近道しようとして迷い、魔物の巣や道中の騒動に巻き込まれた結果、到着が遅れたことまで描かれています。
早く会いたくて近道したのに、かえって遅くなる。剣士として大きく成長しても、この一直線すぎるところはエリスのままなんですよ。
ようやく屋敷へ着いても、エリスは門の前で足を止めます。ルーデウスにはすでにシルフィとロキシーがいる。オルステッドに挑む覚悟はあっても、二人が暮らす家へ入るのは怖かったのでしょう。
何も恐れなくなったのではなく、怖くても向き合おうとする。この場面には、剣の強さとは別の成長が表れています。

オルステッド戦で5年ぶりの再会を果たす
エリスとルーデウスの再会場所は、オルステッドとの戦場です。ルーデウスが魔導鎧や魔術を駆使しても追い詰められた、その危機へエリスが飛び込みます。
守られる側から守る側へ変わった
最初にオルステッドと遭遇したとき、エリスはルーデウスに守られる側でした。大きな力の差を前に動けなかった経験が、剣の聖地へ向かう理由になります。
約5年後、二人の位置は反対です。今度はエリスがルーデウスとオルステッドの間に立ち、剣を構えます。
捨てたのではなく、守れるようになるために離れた。戦場で前に立つ姿そのものが、別れの日に伝えられなかった言葉への答えに見えます。
派手な登場だから印象に残るだけではありません。第1期のオルステッド戦と立ち位置が反転していることこそ、この再会の核なんです。
勢いだけでなく、好機を待つ戦い方を覚えた
帰還したエリスは、ただ速く強い剣を振るうだけではありません。Web版第163話では、オルステッドを観察し、焦らずに時間を稼ごうとします。ルーデウスが戻る可能性まで含めて、自分一人で決着をつけようとはしません。
| 比較点 | 別れる前 | 約5年後 |
|---|---|---|
| 戦い方 | 勢いのまま前へ出やすい | 相手を見て好機を待つ |
| 目的 | 自分で倒そうとする | ルーデウスを守ることを優先 |
| 連携 | 単独で動きやすい | 二人で戦う前提を持つ |
| 二人の位置 | ルーデウスに守られる | ルーデウスの前へ立つ |
狂犬と呼ばれたエリスが、むやみに飛びかからず相手を見る。分かりやすい必殺技よりも、僕はこの判断の変化に5年間の重さを感じます。

アニメでエリスと再会するのは何話?
2026年8月8日時点では、TVアニメでエリスとルーデウスが再会する具体的な話数は発表されていません。第3期は第6話「修羅場再び?」まで放送済みです。
第7話「第四段階」は8月9日24時から順次放送・配信予定ですが、公式あらすじは卒業式やナナホシの研究が中心。エリスとの再会を示す内容ではありません。
現時点で「アニメ第何話で再会する」と断定できる公式情報はありません。
第1話と第2話でエリス修行編を先に放送
第3期の第1話「燃えよ狂犬」と第2話「吠えよ狂犬」は、公式に「エリス修行編」として案内されました。第1話では剣の聖地への到着、第2話ではそこから2年後のニナやイゾルテとの合同稽古が描かれています。
原作ではルーデウス側の物語と離れた位置にある修業を、第3期の冒頭で先に見せた形です。後にエリスが戻ったとき、「急に強くなった人物」には見えないよう、準備が始まっているんですよね。
原作の章数だけでは話数を断定できない
原作の残り章数から、おおよその位置を予想することはできます。しかし、アニメでは出来事の順番を入れ替えたり、複数章を一話へまとめたりすることがあります。
第3期はエリス修行編を先に配置しています。原作の章番号を、そのままアニメの話数へ置き換えることはできません。
再会話数は、今後更新される公式STORYや次回予告で確認する必要があります。それまでは漫画版で既刊の物語を読み返しながら、二人の再会へ向けた伏線を振り返るのも一つの楽しみ方ですね。
再会後はすぐ元の関係に戻る?
二人は再会後、最終的に夫婦になります。ただし、戦場で顔を合わせた瞬間に、5年間の問題がすべて解決するわけではありません。
ルーデウスには、すでにシルフィとロキシーという二人の妻と家庭があります。一方のエリスは、ルーデウスのもとへ戻ることを目標に5年間を過ごしてきました。
書籍15巻後半では、二人が別れに対する認識の違いを確かめ、これからの関係について話し合います。戦場での再会は恋愛のゴールではなく、途切れた会話を再開する入口です。
再会する場面は第8話終盤ですが、二人の関係がどうなるかまで知りたい場合は、15巻を最後まで読む必要があります。
再会できたから元通り。それだけでは、ルーデウスが負った傷も、エリスが知らなかった家庭の変化も置き去りになります。すれ違いを言葉で確かめ直すからこそ、その後の決断に意味が生まれるんです。
エリスとルーデウスの再会で迷いやすい疑問
このあたり、媒体名と話の区切りが重なって少し迷いやすいんですよね。最後に、引っかかりやすい点を短く確認しましょう。
第8話と第9話のどちらで再会するのが正しい?
再会の瞬間は、書籍15巻第8話終盤です。第9話は時間を数日前へ戻し、エリスがシャリーアへ着いてから戦場へ向かうまでを描きます。
姿を現す場面を探すなら第8話、帰還の経緯まで含めて読むなら第9話まで、という違いです。
漫画15巻を読めば再会場面が見られる?
漫画版15巻では見られません。再会する「15巻」は書籍小説の巻数で、漫画版は24巻まで刊行済み、25巻は2026年9月18日発売予定ですが、再会場面には未到達です。
アニメの再会話数は予想できる?
予想はできますが、確定はできません。第3期第1話と第2話でエリスの修業を先に描いたように、原作とアニメでは出来事を見せる順番が異なります。
2026年8月8日時点では、公式から具体的な再会話数は発表されていません。
エリスとルーデウスの再会まとめ
エリスとルーデウスが再会するのは、書籍小説15巻第8話「泥沼対龍神」の終盤です。媒体と場面の区切りを分けると、答えは次のように整理できます。
最初のオルステッド戦では、エリスがルーデウスに守られました。約5年後には、そのエリスが剣王となり、ルーデウスの前へ立ちます。
守られる側から、守る側へ。ただ強くなったのではなく、相手を見て好機を待ち、ルーデウスと一緒に戦おうとする姿にも変化が表れています。
再会は5年間の答え合わせであり、止まっていた二人の物語がもう一度動き出す瞬間です。言葉にできなかった思いを、まず行動で示すところが本当にエリスらしいですよね。
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