ミステリー

『薬屋のひとりごと』梅梅(メイメイ)のプロフィール|年齢・読み方と鳳仙・羅漢との過去

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淡い水彩の緑青館風の室内に碁盤と碁石、紅の化粧道具を描き、梅梅のプロフィールを表したアイキャッチ。

『薬屋のひとりごと』の梅梅(メイメイ)は、花街の高級妓楼・緑青館(ろくしょうかん)で「三姫」と呼ばれる売れっ子妓女の一人です。

猫猫(マオマオ)にとっては、小言が多くて世話焼きな姉貴分。年齢の具体的な数字は出ておらず、原作では「三十路前」とされています。

そして梅梅を語るなら、猫猫の実母・鳳仙(フォンシェン)と実父・羅漢(ラカン)は外せません。禿(かむろ)として鳳仙に仕え、羅漢からは碁を教わった、二人を一番近くで見てきた妓女です。

猫猫の両親のいきさつを、禿の頃から真横で見てきた人ですよ。そりゃあ猫猫にも、小言の一つや二つ言いたくなります。

※この記事はアニメ第3期第49話までと、原作小説の先の展開(梅梅のその後)に触れます。

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梅梅とは?読み方はメイメイ、碁と将棋が得意な緑青館の「三姫」

梅梅の読み方は「メイメイ」。白鈴(パイリン)・女華(ジョカ)と並ぶ緑青館の三姫で、歌に碁、将棋までこなす芸達者な妓女です。

項目梅梅
名前・読み梅梅(メイメイ)
立場高級妓楼・緑青館の売れっ子「三姫」の一人
年齢原作では「三十路前」。具体的な数字は出ていない
得意なこと囲碁・将棋。歌も作り、知識で客を楽しませる
猫猫との関係妹分の猫猫に、何かとおせっかいを焼く姉貴分
過去猫猫の実母・鳳仙のもとで禿をしていた
アニメの声優潘めぐみ
梅梅の基本プロフィール

美人で人気の妓女、だけでは終わらないんですよね。客と盤を挟んで勝負できる頭のよさが、梅梅の売りです。

三姫の中での梅梅|舞の白鈴、詩の女華、盤上の梅梅

三姫は三人とも売れっ子ですが、得意分野はきれいに分かれています。並べると、梅梅がどこを受け持っているのかが見えてきます。

三姫得意なこと年齢の位置人柄
白鈴舞踏。花街でも指折りの名手三姫の最年長恋に奔放で、情に厚い
梅梅囲碁・将棋、歌づくり「三十路前」で白鈴に次ぐ面倒見がよく、小言も多い
女華詩歌に長けた才女三姫の最年少クールで、妓女なのに男嫌い
緑青館の三姫の違い

舞で魅せる白鈴、言葉で切り返す女華、盤を挟んで勝負する梅梅。客がどんな遊び方を望んでも、三人の誰かが受けて立てるのが緑青館の強みです。

三姫それぞれが猫猫にとってどんな「姉」だったかは、猫猫の姉は誰?緑青館の三姫の絆へ。育ての姉が三人いて、小言担当がはっきり梅梅なのが分かります。

猫猫の呼び方は「梅梅小姐(メイメイねえちゃん)」

猫猫は梅梅を「梅梅小姐」と呼び、アニメでは「メイメイねえちゃん」と読みます。血のつながった姉ではなく、花街で育った猫猫にとっての“ねえちゃん”です。

原作Web版でも、猫猫は朝から「梅梅小姐、婆知らない?」と気安く声をかけます。用件だけ投げる雑な聞き方が、かえって身内っぽい。

2026年1月22日の「猫猫の日」には、椿の咲く小道を猫猫と散歩する梅梅の新規ビジュアルも公開されました。

薬草を抱えた帰り道に、姉貴分と並んで女子トーク。猫猫に一番似合わなそうな言葉が、梅梅の隣だと成立してしまう。

梅梅と羅漢・鳳仙の関係|禿時代の碁から、第24話で開けた扉まで

梅梅は禿の頃、猫猫の実母・鳳仙に仕えていました。その鳳仙の客だったのが羅漢で、幼い梅梅は羅漢から碁を教わっています。

妓楼でいう「大姐」は、血縁の姉ではなく禿時代に雇ってくれた妓女のこと。梅梅にとっての大姐が鳳仙で、碁と将棋を武器にする今の梅梅は、二人の碁盤の横で育ったようなものです。

原作Web版の梅梅は、今の地位にいられるのは、知識を教えてくれた大姐のおかげだと考えています。三姫の梅梅をつくった人が、鳳仙なんです。

  • 禿の時代:鳳仙のもとで禿を務め、鳳仙の客だった羅漢に碁を教わる。アニメ第23話では幼い頃の姿も描かれる
  • 鳳仙と羅漢が離れ離れに:鳳仙は病を抱えて緑青館の奥でひっそり暮らし、羅漢は鳳仙がもう亡くなったと思い込む
  • 第23話「鳳仙花と片喰」:猫猫が羅漢に象棋の勝負を挑み、勝てば緑青館の妓女を一人身請けさせる約束を取りつける
  • 第24話「壬氏と猫猫」:負けた羅漢が緑青館へ。並ぶ妓女の中から、梅梅の手を取ろうとする
  • 梅梅が扉を開ける:その先から鳳仙の歌声が届き、羅漢は鳳仙を身請けする。梅梅はやり手婆の横で泣き崩れる

羅漢は人の顔を見分けられず、周りの人間が碁石や将棋の駒のように見えている人です。その羅漢が、並ぶ妓女の中から梅梅の前に立つ。それだけ長く盤を挟んできた相手なんですよね。

なのに梅梅は、その手が自分に届く前に扉を開け、羅漢を鳳仙の歌声のほうへ向かわせました。

自分が選ばれかけてるのに、扉を開けるほうを選ぶんですよ。……強すぎるでしょ、この人。

梅梅が羅漢をどう思っていたのか、本人ははっきり口にしません。ただ、身請けが決まったあとに泣き崩れる姿が、言葉の代わりに残ります。

猫猫も最後に、本当は梅梅を送り出したかったと心の中でこぼします。母の身請けを仕掛けた本人が、姉貴分の分まで気にしている。勝負に勝っても、すっきり晴れた顔ではいられないわけです。

第24話のラストで、城壁の上で舞う猫猫がまとっている衣は梅梅から届いたもの。羅漢を鳳仙のもとへ向かわせた人の衣で、猫猫が鳳仙を見送っています。

あの舞にどんな気持ちが込められていたかは、猫猫の舞はなぜ?第24話で鳳仙を見送った理由で振付や挿入歌と一緒に掘り下げています。

羅漢の側から17年越しの再会を追うなら、羅漢と鳳仙の関係へ。梅梅が見ていた二人の過去を、もう一方の当事者の目線で読めます。

盤上の勝負で始まって、扉一枚で決着する。漫画なら、猫猫と羅漢の勝負から梅梅が扉を開ける瞬間まで、表情をコマで止めて追い直せます。

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梅梅の年齢は何歳?原作では「三十路前」、引退が見えてくる年頃

梅梅の年齢は、具体的な数字では出てきません。原作では「三十路前」とされ、三姫の中では最年長の白鈴に次ぐお姉さん格です。

  • 原作での年齢の表現は「三十路前」
  • 原作Web版では、妓女としては「もう引退を考える年齢」と書かれる
  • それでも人気は衰えず、三姫の一角を守り続けている
  • 作中の年齢は数え年なので、今の数え方ならもう少し若い

数え年の三十路前なら、今の感覚では20代後半あたり。引退が話題にのぼる年頃でも、客足は落ちていません。

年を重ねるほど、盤の上では強くなる。

歌を作り、碁や将棋の相手もできる。若さの代わりに、年季がそのまま芸の厚みになる。そういう武器を持っているのが梅梅です。

宮廷へ戻る猫猫に、紅とおしろいを押しつける

姉貴分らしさが一番出るのが、第13話「外廷勤務」。壬氏(ジンシ)に身請けされる形で宮廷へ戻る猫猫を、梅梅たち三姫は緑青館を出るその時まで可愛がります。

猫猫が薬草の調合を考えてよそ見をすれば、木簡まで飛んできます。せっかくいい仕事をもらえたのに、それに見合う人になろうとしない妹分が歯がゆいんです。

化粧道具を押しつけて、よそ見をしたら木簡。かわいがり方が、いちいち物理。

それでも最後は頬を撫でて、「しっかり稼いでくるんだよ」。小言の多さと見送り方の優しさが、同じ人の中でちゃんとつながっています。

原作小説のその後|棋聖の「弟子」として緑青館を出る

※ここからはアニメ未放送の、原作小説の展開です。

原作小説では、猫猫が西都へ行っている間に、梅梅は身請けされて緑青館を離れます。相手は「棋聖(きせい)」と呼ばれる碁と将棋の名手です。

しかも妾ではなく、弟子としての身請け。棋聖は帝の碁の指南役も務める人物で、梅梅を引き合わせたのは羅漢でした。

羅漢に選ばれなかった梅梅が、その羅漢の紹介で、得意の碁を生かせる場所へ行く。皮肉なのか、粋なのか、すぐには決められません。

猫猫がそれを知るのは、西都から戻ったあと。送り出しの席にいられなかったぶん、第24話の「送りたかった」が後からもう一度効いてきます。

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アニメの梅梅は何話に出る?声優・潘めぐみさんと第3期の見どころ

アニメで梅梅の出番が大きいのは、第1期の第12・13話と第23・24話。第3期でも、第49話「蝗」の緑青館に顔を見せています。

話数梅梅の見どころ
第12話「宦官と妓女」三姫の供についた猫猫と、客の待つ屋敷へ向かう
第13話「外廷勤務」宮廷へ戻る猫猫を、緑青館を出るまで三姫で可愛がる
第23話「鳳仙花と片喰」鳳仙のもとで禿をしていた幼い頃の姿
第24話「壬氏と猫猫」羅漢の前で扉を開け、鳳仙の歌声を届かせる
第49話「蝗」花街の薬師に戻った猫猫と、第3期の始まりの緑青館にいる
梅梅を見返すならこの5話

見返すなら、第23話から第24話へ続けてどうぞ。鳳仙のそばにいた小さな禿が、次の回では大姐の身請けを決める扉を自分で開けます。

第24話の予告は、TOHO animationの公式チャンネルで今も見られます。15秒の短い映像なので、本編を見返す前の肩慣らしにちょうどいい。

梅梅の声は潘めぐみさん。『HUNTER×HUNTER』のゴン=フリークス役で声優デビューし、『【推しの子】』では有馬かなを演じています。

第3期の幕開けとなる第49話「蝗」では、やり手婆が猫猫と趙迂(チョウウ)に出した朝餉のいなごの煮付けが、大きな騒動の始まりになります。その朝の緑青館に、三姫もいます。

その第49話の放送後には、潘さん自身がXで、新たな始まりにいつも三姫を立ち会わせてくれる喜びをつづっています。

投稿の最後には「そのときが近づいている」という一文も。梅梅の先を知っていると、この言葉が妙に胸に残ります。

第3期のキャラクターポスターは「それを知ったら地獄よ?」

第3期の放送前には、梅梅のキャラクターポスターも公開されました。添えられた一言は「それを知ったら地獄よ?」です。

誰に、何を知られたくなくて出た言葉なのか。放送でこの台詞にたどり着く日が待ち遠しい。

面倒見のいいお姉さんのポスターに、いきなり地獄の二文字。温度差で風邪をひきそうです。

緑青館の日常が戻ってきた第3期だからこそ、梅梅が碁の名手のもとへ旅立つ先の話も気になってきます。猫猫のいない間に何が決まっていたのか、原作小説なら先に確かめられます。

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梅梅と李白の関係は?李白が想うのは白鈴、梅梅は同じ館の三姫

梅梅と李白の間に、恋愛や身請けの話はありません。李白が夢中になったのは、同じ三姫の白鈴です。

李白は若い武官で、園遊会をきっかけに猫猫と知り合いました。緑青館との縁も、猫猫の里帰りから始まっています。

  • 第6話:園遊会のあと、猫猫が李白に里帰りの身元引受人を頼む。引き受ける条件は三姫に会わせること
  • 第7話「里帰り」:猫猫の案内で李白が緑青館へ。里帰りの間に白鈴と出会い、すっかり夢中になる
  • 第21話「身請け作戦」:三姫の誰かが身請けされるという噂に、白鈴を想う李白が気が気でなくなる
  • 第24話:緑青館で本当に身請けが動く。ただし羅漢が選んだのは鳳仙で、その場の中心にいたのが梅梅

原作Web版では、李白も三姫にひと目会えればそれで満足だっただろう、と語られます。ひと目で満足するはずが、ひと目で持っていかれたわけです。

李白が心配していたのは白鈴、羅漢との勝負の中心にいたのは梅梅。同じ「三姫」の身請け話でも、当事者は別々です。

李白が噂で青くなってから3話後に、本物の身請け話。しかも決めたのは軍師で、扉を開けたのは梅梅。この時期の緑青館、事件が多すぎます。

李白の恋の行方は、李白は白鈴と結婚する?身請けの条件とアニメ21話で。惚れられた側の白鈴については、白鈴のプロフィールへどうぞ。

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まとめ|梅梅は碁で羅漢とつながり、扉を開けて鳳仙を送り出した姉貴分

梅梅は緑青館の三姫の一人で、年齢は原作で「三十路前」。鳳仙の禿として育ち、羅漢に碁を教わった、猫猫の両親をよく知る妓女です。

梅梅のプロフィール

  • 読み方はメイメイ。緑青館の三姫の一人で、囲碁・将棋が得意
  • 年齢は原作で「三十路前」。数え年なので、今の感覚では20代後半あたり
  • 鳳仙の禿をしていた過去があり、羅漢から碁を教わった
  • アニメ第24話で羅漢に手を取られかけ、扉を開けて鳳仙の身請けへつなげた
  • 原作小説では、棋聖の弟子として身請けされ緑青館を離れる

紅を押しつけ、よそ見をすれば木簡を投げる。そのくせ自分が選ばれかけた場面では、大姐のために扉を開ける。

口うるさい世話焼きと、引き際のきれいさ。その両方を持っているのが、梅梅という人です。

第3期では、花街の薬師に戻った猫猫のそばに、また梅梅がいます。朝の緑青館で「梅梅小姐」と気安く呼べるあの距離を、もう一度見られるのがうれしい。

碁を羅漢に教わって、碁で緑青館を出ていく。梅梅の人生、ずっと盤の上で一手ずつ指してきた感じがして、そこがたまらなく好きです。

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月10日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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