待っていました、この独特の空気感！ 派手なバトルシーンは一切ないのに、どうしてこんなにも画面から目が離せないんでしょうか。
そう、アニメ『ワンパンマン』第30話「不揃いのヒーローたち」です。
怪人協会への突入直前、緊迫の作戦会議…と思いきや、蓋を開ければそこはS級ヒーローたちの「学級崩壊」状態（笑）。
アマイマスクとタツマキが一触即発となる中、そのカオスを（意図せず）鎮めたのは、我らがキングさんの服についた「鍋のシミ」でした。
実はあの汚れ、28話の鍋パーティーで食材争奪戦に巻き込まれて気絶した時のものなんですよね。
それがまさか「怪人との激闘の証」として崇められるなんて…このすれ違いの様式美、やっぱりワンパンマンは最高すぎます。
この記事では、神がかり的なキングの「勘違い力」から、タツマキちゃんの可愛すぎるデフォルメ、そしてサイタマ不在で進む「裏チーム」の結成まで、熱量MAXで感想と考察をお届けします。
「アニメの続きやカットされたシーンが気になる！」という方のために、記事の後半では「原作のどこから読めばいいか」もしっかり解説しています。さあ、この笑いと興奮を一緒に共有しましょう！
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S級会議が完全に「学級崩壊」！アマイマスクの乱入でカオス極まる
怪人協会への突入という、人類の命運をかけた超重要局面。にもかかわらず、この会議室の空気はどうなっているんでしょうか？
童帝くんが必死にまとめようとしているのに、誰も話を聞かない、勝手に出ようとする、喧嘩を始める…これ、完全に「学級崩壊」した小学校のホームルームじゃないですか！（笑）
協調性ゼロの天才たち…タツマキの「逆ギレ」が可愛すぎる
S級ヒーローたちが個性的すぎるのは今に始まったことではありませんが、今回は特にひどかった（褒め言葉）。
中でも最高だったのが、戦慄のタツマキちゃんです。自分の意見が通らないと見るや、すぐに頬を膨らませて「逆ギレ」する姿、反則級に可愛くなかったですか？
今回、アニメスタッフの異常な愛を感じたのが、タツマキの「デフォルメ作画」の多さです。
原作のONE先生版をリスペクトしたような、あのゆる〜い絵柄で暴言を吐きまくるギャップ。シリアスな会議のはずなのに、彼女が映るたびに癒やされてしまう…これはもう、作画班の罠にハマってますね。
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— VSTORAGE（ビー・ストレージ） (@VSTORAGE) November 14, 2025
TVアニメ『ワンパンマン』第3期
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アマイマスクの正論パンチ、でも誰も聞いてない件
そんなカオスな状況にガソリンを注いだのが、A級1位のアマイマスクです。
「S級の自覚が足りない」「たるんでる」と、遅れて入ってきたくせに正論パンチを連打。言ってることは正しいんです。ぐうの音も出ないほど正しい。でも、言い方！（笑）
結果、S級たちの反感を買って余計に場が荒れるという悪循環。
「協調性ゼロの天才集団」VS「空気が読めない完璧主義者」。この混ぜるな危険の化学反応、胃がキリキリ痛くなる童帝くんには同情しますが、安全圏から見ている分には最高のエンターテインメントですよね。
今週のMVPはキング！「鍋のシミ」が世界を救う様式美
そんな収拾のつかない会議室の空気を一変させたのが、地上の最強ヒーローことキングです。
彼が現れた瞬間、あれだけ騒いでいたS級たちが一斉に静まり返るカリスマ性。これぞ「最強の男」の風格…と言いたいところですが、実情を知っている僕たちからすると、もう笑いしか込み上げてきませんｗ
「返り血（実はポン酢？）」で伝説を作る男
今回、キングが賞賛された最大の理由。それは、彼の服にべっとりと付着していた「おぞましい汚れ」でした。
周囲のヒーローたちは、それを「単身で怪人協会と戦ってきた返り血」だと勝手に解釈し、戦慄します。「やはりキングは格が違う…！」と。
でも、思い出してください。あの汚れの正体、実は28話の「鍋回」で飛び散ったただの煮汁なんですよ（笑）。
サイタマの家で肉の奪い合いに敗れ、汁まみれになって気絶していただけなのに、それが「歴戦の勇者の証」に変換される奇跡。このすれ違いコントこそ、ワンパンマンが誇る至高の様式美ですよね！
周囲の「深読み」が加速する！童帝すら騙す圧倒的オーラ
さらに面白いのが、天才少年・童帝や、あのアマイマスクまでもが、キングの沈黙を勝手に「深読み」していくところです。
キングが内心で「（帰りたい…）」と思って黙っているだけなのに、「なるほど、あえて口を出さずに我々を試しているのか！」と勝手に解釈してしまう。
もはやここまで来ると、キングの実力云々ではなく、周囲の「キングを信じたい」という願望が彼を最強にしている気がします。
何もしていないのに、いるだけで組織をまとめてしまう。ある意味、これこそが真の「S級7位」にふさわしい能力なのかもしれませんｗ
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— アニメ「ワンパンマン」公式 / Anime ONE PUNCH MAN Official (@opm_anime) November 16, 2025
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サイタマ不在でも集まる仲間たち！「実家のような安心感」
会議室がカオスに包まれている一方、物語の裏側では、ある意味もっとカオスな状況が進行していました。
そう、主人公・サイタマの自宅です。本人がいないのに、なぜか続々とヒーローたちが集まってくるあの現象、もはや「実家」のような安心感すらありますよね（笑）。
ジェノス・フブキ・バング…勝手に結成「新フブキ組（仮）」
サイタマの部屋に、まずはジェノスが帰還。今回お披露目された新パーツ、攻撃力特化でめちゃくちゃ強そうですが、見た目が完全に昆虫（というかゴキ…？）寄りになっていて、生活しづらそうすぎて笑っちゃいました。
そこにフブキ、バング（シルバーファング）、さらにはあのキングまで合流して、狭いアパートがあっという間にS級だらけの作戦本部に早変わり。
特にフブキの必死さが健気というか、ちょっと不憫で可愛かったですよね。
タツマキに対抗するために「新フブキ組」を結成しようと画策するものの、誰も彼女の話を聞いていないあの空気感。サイタマ不在の中で、なし崩し的に最強チームが結成されていく過程は、見ていてワクワクが止まりませんでした！
【熊本放送で本日放送👊】
— アニメ「ワンパンマン」公式 / Anime ONE PUNCH MAN Official (@opm_anime) November 14, 2025
アニメ「ワンパンマン」第3期
第4話（#28）「反撃の狼煙」が
本日11/14（金）25:53より熊本放送で放送です！
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サイタマはセリフなし！それでも物語の中心にいる理由
そして驚くべきことに、今回のサイタマ、なんとセリフが一言もありませんでした。主人公なのに！ でも、不思議と物足りなさは感じなかったんですよね。
なぜなら、全員が「サイタマならどうする？」「サイタマのところに行こう」と、彼のことを考えて動いているから。
姿は見えなくても、物語の中心には常に彼がいる。この演出が、サイタマという存在の特異さと、彼が周囲に与えている影響力の大きさを、逆説的に証明していたように感じます。
アニメの続きが気になる！この「カオス」の先を原作で読むには？
今回の第30話、バトルはお預けでしたが、S級ヒーローたちの人間模様やキングの勘違いコントが面白すぎて、逆に来週が待ちきれなくなっていませんか？
「怪人協会への突入、一体どうなるの！？」「タツマキちゃんをもっと見たい！」という禁断症状が出ている同志のために、アニメの続きが原作のどこから読めるのか、こっそり教えちゃいますね。
アニメ30話は原作コミックスの「ここ」に対応！
今回のアニメ第30話は、原作コミックス20巻の冒頭（95撃目あたり）に対応しています。
つまり、この直後の怪人協会への突入や、S級ヒーローたちのさらなる活躍は、20巻を読めばすぐに補完できるんです！
実は原作だと、アニメでは尺の都合でカットされた細かい掛け合いや、村田雄介先生による「神作画」の書き込みが凄まじいことになっています。
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まとめ：バラバラだけど最強？いざ決戦の地へ！
今回の第30話、派手なバトル音は響かなかったのに、視聴後のこの心地よい余韻は一体何なんでしょうか（笑）。
S級ヒーローたちの「協調性のなさ」という嵐を、たった一つの「鍋のシミ」で鎮めてしまったキングの奇跡。この絶妙なギャップとカオスこそが、ワンパンマンという作品が持つ独自の引力なのだと、深く再確認させられました。
そして物語の裏側、主のいない部屋に集結した「新フブキ組（仮）」の面々。
サイタマが不在のまま最強のチームが形作られていく光景には、単なる準備期間とは違う、物語が大きく動く直前の「熱い予感」が詰まっていましたよね。
次回、いよいよ怪人協会への突入作戦が幕を開けます。
バラバラな個性が戦場でどう交錯するのか、そしてサイタマはいつその拳を振るうのか。もう、来週が待ちきれません。
それまでは前回の絶望感を振り返りつつ、決戦の時を一緒に待ちましょう！
▶ 前回のワンパンマン29話感想：「怪人の王」登場！ガロウが主人公だった理由を考察
キングの「運」で集結したヒーローたちですが、怪人協会との総力戦は、まさに絶望的な戦力の格差から幕を開けます。
彼らが直面した「作画崩壊」の噂と、S級の圧倒的な強さの真相とは？
▶ ワンパンマン31話 感想・考察：サイタマ不在で「紙芝居」！？作画崩壊の噂とS級ヒーローの“格差”を徹底検証
よくある質問（FAQ）
Q. アニメ30話は原作漫画の何巻何話ですか？
A. 原作コミックス20巻の「95撃目」付近に対応しています。
今回のアニメは、怪人協会突入直前の作戦会議がメインでした。アニメの続きや、カットされた細かい描写が気になる方は、原作20巻を読めば、いよいよ始まるS級ヒーローたちの激闘を先取りできますよ！
Q. キングの服の汚れは本当に怪人の返り血ですか？
A. いいえ、サイタマの家で食べた「鍋」の汁です（笑）。
第28話で描かれた壮絶な「鍋の肉争奪戦」に巻き込まれて気絶した際についた汚れですね。周囲のヒーローたちが勝手に「激闘の証」だと勘違いしてくれたおかげで、キングの威厳が保たれました。
Q. サイタマが今回喋らなかったのはなぜですか？
A. 今回は「S級ヒーローたちの群像劇」に焦点を当てる演出だと思われます。
主人公であるサイタマをあえて「セリフなし」で描くことで、彼が不在でも物語の中心にいるという存在感や、周囲のキャラクターたちが彼に引き寄せられていく様子を強調していたのではないでしょうか。
情報ソース・引用元
※本記事は個人の感想・考察であり、公式とは関係ありません。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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