アニメ『アオのハコ』で遊佐柊仁を演じる声優は、小野賢章さんです。しかも遊佐、ただの新顔じゃない。佐知川の1年生で部内トップ級、大喜の県予選をいきなり叩き落とす側です。
県予選では大喜が遊佐に大敗します。ところが第17~18話の練習試合では、今度は大喜が遊佐に一度勝つ。それでも2年生になった遊佐は、公式戦では無敗です。
初戦で叩き落とされ、練習試合で一度取り返す。それでも2年生の遊佐は公式戦無敗。一回勝ったくらいでは、壁が消えてくれないんですよ。
しかも小野さんが捉えた遊佐は、マイペースで本心が読みにくいのに、バドミントンへの思いと闘志は本物。表へ出さないだけで中は熱い。このズレ、遊佐を知るほど効いてきます。
※この記事はアニメ第18話までの試合内容に加え、コミックス17巻時点の遊佐の立場・戦績・人物情報に触れます。
この記事でわかること
遊佐柊仁の声優は小野賢章|静かな新星に潜む闘志をどう捉えた?
遊佐柊仁の声優は小野賢章さんです。遊佐は佐知川高校男子バドミントン部の1年生で、それでいてもう部内トップクラスの新星です。
小野さんが演じるのは、年上の王者ではなく大喜と同じ1年生の強敵です。同学年なのに、県予選ではもう追う側と追われる側。この距離が嫌なくらい効きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャラクター | 遊佐柊仁 |
| 声優 | 小野賢章 |
| 所属 | 佐知川高校 男子バドミントン部 |
| 学年 | 1年生(アニメ1期時点) |
| 実力 | 部内トップクラスの新星 |
| アニメ初登場 | 第8話「一本っ!」 |
佐知川高校1年の遊佐柊仁は部内トップクラスの新星。大喜と同学年なのに、県予選では最初から「追われる側」に立っています。
1年生で「部内トップクラス」ですよ。大喜と同学年の壁として置くには、最初からだいぶ容赦がない。
小野賢章のコメントが、遊佐の「読みにくさ」と熱さをつなぐ
小野さんはキャスト発表時、遊佐をマイペースで何を考えているかつかみにくい人物と捉えています。そう、遊佐って熱を表へ出してくれないんです。
でも、冷めているわけじゃない。バドミントンへの思いは本物で、内側には闘志がある。小野さんはそこまで含めて遊佐を見ています。
小野さんは遊佐役について、大喜にとって大きな壁になれるよう演じたいと語っています。あの静かな声の奥に闘志を置く理由まで、一本につながります。
これが遊佐にめちゃくちゃ合うんですよ。ライバル宣言なんてしなくても、一度負かした結果だけで大喜の頭から消えなくなる。壁って、別に喋らなくても高いんです。
公式WEBラジオ「ハコラジ!」第7回は、鹿野千夏役・上田麗奈さんがパーソナリティ。遊佐役の小野さんをゲストに迎えています。
第7回では、第2クールの見どころや「胸キュンシーンを演じる時は恥ずかしい?」といった話題まで飛び出します。遊佐役の小野さんが作品を語る声をまとめて聞ける回です。
遊佐柊仁はどんなキャラ?1年生の「新星」から2年生の「エース」へ
アニメ1期の遊佐は、佐知川高校1年にして部内トップクラスの新星。2年生になると、今度は佐知川高校のエースとして全国から注目される選手になります。
肩書は時点で変わります。1年生では「新星」、2年生では「エース」。最初からエースだったわけではありません。
2年生になった遊佐柊仁は佐知川高校のエースで、全国から注目される選手の一人です。1年生の時点で高かった壁が、そのまま上へ伸びています。
1年で部内トップクラス、翌年にはエース。ここがいい。大喜が必死に追いついている間、遊佐だけ同じ高さで待っていてはくれません。ちゃんと向こうも伸びています。
「強すぎる1年生」が、そのまま本当に佐知川の中心へ上がる。登場時の肩書がハッタリではなく、時間を置いて結果で回収されるんです。
遊佐柊仁の素顔|名前は漢字変換しないと覚えられない
競技実績だけ並べると、遊佐は怖い強敵のままで終われます。ところが名前の覚え方や目元の癖まで見えてくると、一気に「遊佐柊仁という高校生」へ距離が縮まるんです。
- 人の名前は漢字変換しないと覚えられない
- 左目の下にほくろがある
- テンションが上がると右目の二重が深くなる
- 守屋菖蒲からは「マッシュくん」と呼ばれる
この「名前を覚えるのが苦手」、第18話へ戻すと急に効いてきます。再戦前の遊佐は、大喜を県予選の対戦相手ではなく、体育館の場所を教えた相手として認識していました。
それが試合の終わりには大喜の名前を確かめる側へ回る。勝敗だけじゃない。大喜はようやく、遊佐の中で「名前を覚える相手」まで上がったんです。
人の名前は漢字変換しないと覚えられない。試合では怖いのに、そこだけ妙に面倒くさい。このズレ、かなり遊佐らしいです。
栄明の大喜・針生、佐知川の遊佐・兵藤――学校をまたぐ登場人物の関係を並べると、恋愛だけではない『アオのハコ』の競技側の厚みが見えてきます。
県予選の遊佐をコミックス3巻で読み返すと、再戦後を知った今ほど最初の差が効きます。大喜がどれだけ遠い場所から追い始めたのか、ここで一度浴び直したいところです。
遊佐柊仁のアニメ登場回は?第8話から第18話まで大喜との対戦を追う
遊佐は毎週出てくるライバルではありません。だからこそ、第8話→第9話→第17話→第18話と間を空けて戻るたび、大喜の変化まで一緒に見えてきます。
第8話で遊佐が登場。第9話では遊佐に大敗した大喜が落ち込み、第17話で再戦が近づき、第18話の練習試合で再びぶつかります。
- 第8話「一本っ!」:男子バドミントン県予選で遊佐が登場
- 第9話「応援するよ」:シングルスで遊佐に大敗した大喜が、悔しさを引きずる
- 第17話「見たいでしょ」:佐知川高校との練習試合が決まり、大喜が遊佐を意識して練習を重ねる
- 第18話「私は知ってる」:大喜と遊佐が再戦。焦りを抱えた大喜が、自分の未熟さを越えようと食らいつく
第9話「応援するよ」で大喜に残るのは遊佐への大敗。その悔しさが、第17~18話で同じ佐知川と遊佐へ向き直る力になります。
負けた直後に再戦させないのがうまいんですよ。学校生活も恋愛も挟んで、忘れかけた頃に同じ相手を戻す。遊佐の顔が出た瞬間、大喜が積んだ時間まで勝手に思い出させられます。
練習試合では大喜が一度勝利|それでも遊佐は公式戦無敗
第18話の再戦は「大喜が食らいついた」で終わりません。練習試合では、大喜が遊佐に一度勝っています。県予選で叩き落とされた相手へ、ちゃんと一つ返したんです。
それでも2年生時点の遊佐は、公式戦で一度も負けていません。大喜の一勝は大きい。でも、競技者としての差が全部ひっくり返ったわけではない。
大喜が一度勝つと、普通なら遊佐は「越えた壁」になりそうです。ところが2年生になっても公式戦無敗。勝利の余韻へ、そのまま次の緊張感が入り込んできます。
練習試合で一勝。それでも遊佐はまだ怖い。勝ったのにライバルが弱く見えない、この残し方はうまいです。
遊佐柊仁が大喜のライバルとして効く理由|勝敗より「現在地」を測る壁になる
遊佐が強烈に残るのは、強さの数字だけじゃありません。同じ相手ともう一度ぶつかるだけで、大喜が前の自分からどこまで進んだかまで容赦なく見えてしまうからです。
初戦の大敗で「もっと強くなりたい」に遊佐の顔がつく
県予選で遊佐に大敗した大喜は、しっかりへこみます。でも、この負けで「強くなりたい」に顔がつく。追いつきたい相手が、遊佐柊仁という一人に変わるんです。
第17話で佐知川との練習試合が決まると、大喜の練習量はさらに上がります。遊佐は再登場する前から、もう大喜を動かしているんです。
しかも大喜はずっと遊佐を見ているのに、遊佐の側は因縁を大げさに語ってくれません。この片思いみたいな温度差、スポーツのライバルとして地味にきついんですよ。
大喜が一度勝っても、遊佐の価値が下がらないのがうまい
そして大喜が一度勝ったあと、遊佐は佐知川のエースになり、2年生時点でも公式戦無敗です。再戦の勝利は成長の証明。でも、ライバル関係の終了宣言にはならない。
大喜は壁を一度越えた。でも、壁の方もその先で高くなっている。
だから初戦を見返しても、再戦を見返しても意味が死にません。大敗は出発点、一勝は成長、その先の公式戦無敗は「まだ終わってない」。勝敗が全部、次へつながっています。
小野さんが語った「大喜にとって大きな壁になれるように」という思いも、この先まで見ると見事に残ります。一度越えても、まだ壁なんです。
コミックス7巻で再戦を追うなら、勝敗だけで閉じず、大喜が県予選の悔しさをどう持ち込むかまで続けて読みたいところです。遊佐は「前より強いか」を測る物差しのまま待っています。
小野賢章はどんな声優?プロフィール・代表作と遊佐役の公式企画
小野賢章さんは1989年10月5日生まれ、福岡県出身。アニメ、吹き替え、舞台など幅広く活動し、2021年度の第16回声優アワードでは主演男優賞を受賞しています。
遊佐の静かな声だけを入口にすると、その印象で小野さんを固定したくなります。でも代表作を並べると、そんな一色では全然収まりません。
| 作品 | 役名 |
|---|---|
| 黒子のバスケ | 黒子テツヤ |
| ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 | ジョルノ・ジョバァーナ |
| 文豪ストレイドッグス | 芥川龍之介 |
| アイドリッシュセブン | 七瀬陸 |
| ハリー・ポッターシリーズ | ハリー・ポッター(日本語吹き替え) |
小野賢章さんは、体操・バスケットボール・大阪弁を特技とし、第16回声優アワードでは主演男優賞を受賞しています。役の幅だけでなく、経歴もかなり多彩です。
小野さんの特技にバスケットボールがあることと、遊佐役の演技意図は別の話です。役については、本人が語った「読みにくさ」と内側の闘志をそのまま受け取りたいです。
『黒子のバスケ』では主人公・黒子テツヤ。『アオのハコ』では主人公の前へ立つ遊佐柊仁。同じスポーツ作品でも、今度は「追われる側」の声になる。この反転、面白いですよね。
大喜役の千葉翔也さん、千夏役の上田麗奈さんら主要キャストと並べると、小野さんだけ主人公側ではなく「大喜の壁」を担う。この配置も遊佐らしいんですよ。
小野賢章が答える「アオハコインタビュー~遊佐柊仁ver.~」
「アオハコインタビュー~遊佐柊仁ver.~」では、遊佐役の小野さんが「アオい」ハコから出てくる質問に答えます。本編とは違う角度から、小野さん本人の言葉に触れられる企画です。
本編の遊佐は、自分のことを親切に説明してくれるタイプじゃありません。一方で小野さんは、その読みにくさの奥にバドミントンへの本気と闘志を置いている。だからあの静けさが空白に見えなくなるんです。
遊佐の静けさを「何を考えているか分からない」で止めるのは惜しいです。小野さんの言葉を知ってから試合へ戻ると、黙ったまま燃えている感じまで拾えてきます。
まとめ|遊佐柊仁の声優は小野賢章、静かなまま大喜の壁であり続ける
遊佐柊仁の声優は小野賢章さんです。遊佐は1年生の新星として大喜を叩き落とし、その後は2年生のエースへ成長。大喜が追いつくたび、また少し先にいる相手になります。
初戦は大喜の大敗。練習試合では大喜が一度勝つ。それでも2年生の遊佐は公式戦無敗です。勝敗が動くたび、むしろ「まだ追いたい相手」になっていきます。
つかみどころはない。でも、ラケットを挟むと怖さが分かる。大喜が強くなるほど遊佐まで高くなる――こういうライバル、僕は大好きです。
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