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『薬屋のひとりごと』やぶ医者の本名は虞淵!性別・年齢と呼び名の理由

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『薬屋のひとりごと』やぶ医者の名前・性別・年齢を紹介するアイキャッチ。人物のいない淡い水彩の医局に、薬棚、薬壺、茶器が描かれています。

『薬屋のひとりごと』(略称「薬屋」)のやぶ医者は、後宮で働く男性の宦官で、本名は虞淵(グエン)です。

「やぶ医者」は、猫猫(マオマオ)が医師としての腕前を見て心の中で付けた呼び名。年齢は作者の設定資料で「五十代くらい」とされています。

ただ、死体が怖くて薬の管理も甘い人が、なぜ後宮の医官を務めているのか。名前を知ると、今度はそちらが気になってきます。

やぶ医者と呼んでいる猫猫のほうが、医局ではお茶を出してもらう側。口は辛いのに、お付き合いはずいぶん平和です。

※人物の基本設定に加え、原作小説9巻に関する情報と、Web版の医官選抜・船旅の内容に触れます。Web版と書籍版・アニメは、構成や細部が異なります。

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やぶ医者の正体は後宮の医官|性別・宦官・年齢を確認

やぶ医者は、猫猫が後宮の医局へ出入りするようになった頃、そこを任されていた医官です。男性であり、宦官として後宮に勤めています。

項目やぶ医者のプロフィール
本名虞淵(グエン)
性別男性
立場・仕事後宮に勤める宦官の医官
年齢の目安作者の設定資料では「五十代くらい」
外見小太りで、どじょうのようなひげが目印
猫猫との関係医局で顔を合わせる茶飲み仲間

年齢は「50代くらい」|作者が公開した設定が目安

年代の目安は分かりますが、具体的な歳数までは定まっていません。八巻までの人物設定を含む資料なので、登場する全場面の年齢を一律に固定する数字でもありません。

落ち着いた年長者を想像すると、薬の扱いまで熟練していそうに思える。ところが、実際の医局では若い猫猫のほうが薬棚を気にしている。この並びがもう、やぶ医者らしい。

医官は仕事、宦官は後宮に勤めるための立場

医官は医療に携わる役職、宦官は去勢して宮中に仕える男性を指します。やぶ医者は、宦官という立場で、医官の仕事をしている人です。

宦官になった背景には、家族を助けるための選択がありました。Web版「十一、紙」では、妹の代わりに入宮した過去を、やぶ医者本人が猫猫に話します。

いつもお菓子を出している姿の前に、故郷で家族と暮らしていた時間がある。医術の評価だけでは見えない、この人の来歴です。

アニメで家業や入宮の事情に触れるのは、第1期第21話「身請け作戦」。医局の話から見返したい時の目印になります。

やぶ医者の本名は虞淵(グエン)|猫猫が名前を知る場面

本名の漢字は虞淵、読みはグエンです。「やぶ医者」はあだ名、「医官」は役職。普段耳にする呼び方のどちらも、本名ではなかったわけです。

  • 医官たちが西都への遠征について説明を受ける。
  • 周囲がざわつく中、やぶ医者は猫猫にくっついてくる。
  • 羅門が「虞淵」と呼びかけ、猫猫がやぶ医者の名前を意識する。

いつもの茶飲み相手を、羅門が普通に名前で呼ぶ。そこで初めて猫猫が引っかかるのが、何ともおかしい。薬の名前なら山ほど知っているのに、隣のおっちゃんはまだだったのか。

後宮では「医官」と呼ばれていたため、名前を聞く機会がなかったというのが猫猫側の事情です。聞いても覚えていなかった可能性も、地の文には残されています。

医官どの、で何度も会話してきた相手ですからね。虞淵さんからしたら、今そこから? となりそう。

書籍版では小説9巻が目印|Web版の番号とは区別

読む媒体名前を探す目印気をつけたいこと
書籍版の原作小説ヒーロー文庫9巻漫画の9巻を指す数字ではない
小説家になろうのWeb版「十六、選抜」(220番目の掲載ページ)章題と掲載ページ番号を組み合わせて探す
アニメの人物紹介「やぶ医者」の呼称公式ページも本名とは別の呼び名で案内している
同じ人物でも、媒体によって探す時の名前や番号が異なります。

本名が出るのは、医局の外へも話が広がり、複数の医官が集まる場です。一人しかいない後宮で「医官どの」と呼べば済んだ頃と、名前を呼ぶ人もいる席。その違いにも気づかされます。

「医官どの」で通っていた相手に、名前を呼ぶ羅門が加わる。猫猫が本名を知るところまで読みたいなら、小説9巻が目印です。

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なぜ「やぶ医者」と呼ばれる?薬の管理と医術の頼りなさ

呼び名の理由は、薬の管理が甘く、死体を怖がるなど、医師としての技量が低いからです。猫猫が心の中で付けている評価で、本人の本名や正式な役職ではありません。

苦手なこと具体的な様子猫猫が困る理由
薬の保管・管理使われずに埃をかぶった薬や、虫に食われたものがある貴重な薬材を安心して置いておけない
死体への対応医官でありながら死体を怖がる医療の仕事で必要な場面にも頼りにくい
実技動物を使った実技でうまく対応できなかった筆記試験の知識だけでは補えない弱さがある

猫猫が片付けに来るのは、貴重な薬を守りたいから

やぶ医者も、まったく掃除をしない人ではありません。ただ、薬の保管や細かな場所にまで目が届かず、使わない道具を一部屋にまとめて押し込めてもいました。

猫猫は、薬棚だけでは手を止められませんでした。掃除が進むほど、次の場所が気になってしまう。

  • 猫猫が薬棚を片付け、湿気を取るための竹炭を置く。
  • 薬だけでは終わらず、天井や壁など細かな汚れも気になる。
  • 押し込められていた道具や医術書まで見つかり、掃除が長引く。

医官は早く終わってほしい。猫猫は、眠っていた道具が出てくるほどうれしい。同じ部屋を片付けているのに、二人の楽しさが逆向きです。

おっちゃん、そこに置いてあったのが薬じゃなくてお菓子なら、もう少し早く気づいたんじゃないですか。

人のよさと、治療を任せられるかは別の話

死体を怖がるところにも、やぶ医者の気の弱さが出ます。人を威圧する人物ではないけれど、命や身体を扱う仕事では、その穏やかさだけで済まない場面があります。

「やぶ」は医療の腕前への辛口な評価。猫猫がこの人を悪人だと見ているわけではなく、仲よくできることと仕事を任せることを分けているのです。

気が合う相手でも、薬を駄目にされたら困る。その遠慮のなさが、猫猫の呼び方にはよく出ています。お茶の時間まで嫌いになったわけではないところがいい。

一方で、医学の知識を何一つ持っていない人、とまで言うと話が違います。医官になる筆記試験には、本人が合格しています。

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やぶ医者が医官になれた理由|筆記試験と上級医官の立場

やぶ医者は、宦官たちに受けさせた医官の筆記試験で、唯一の合格者でした。実技の適性には問題があっても、後宮医官の職に就いています。

  • 後宮の医官が不在だったため、宦官から医官を選ぶことになる。
  • 医官の筆記試験では、やぶ医者だけが合格する。
  • 実技にはうまく対応できなかったが、後宮の医官としての役職を得る。
  • 後宮で医療を担っていた診療所側が新たな医官の選抜に反対し、追加の制度が曖昧なままになる。

もともと医官として働いていた人たちが、宦官になってまで後宮に入ることを望まなかった。そのため、後宮にいる宦官を医官にしようとしたのが、この選抜の出発点でした。

「名医だから選ばれた」と考えると首をかしげますが、必要だったのは後宮で働ける医官。人を選ぶ条件からして、普通の腕比べとは違っていたんですね。

筆記には合格しても、実技はうまくいかなかった

本人が語る実技の結果は、なかなかのものです。鶏を扱おうとして逆に一撃を受け、気を失う。豚の時には、つぶらな目を見てしまって手を付けられない。

試験を受けた事実と、実際の技術が十分だったかは別。ここを一緒にすると、知識も何もない人が、ただ迷い込んで医官になったように見えてしまいます。

筆記で一人だけ通ったところまでは立派なんですよ。その次に鶏に負けるから、褒める側も困る。

筆記と実技をめぐるこの会話は、Web版の船旅の場面です。アニメ第21話の入宮の話より、さらに先で語られる経歴に当たります。

「上級医官」という肩書と、医術の実力は一致しない

Web版「十六、選抜」では、やぶ医者も上級医官の側に座っています。専門性を持つ医官が並ぶ中に、いつものおっちゃんがちょこんと座っている。猫猫も首をかしげます。

新たに医官を増やす話が進まなくなり、やぶ医者の立場が続く。猫猫が運のよさに呆れるのも分かる。次の人を選ぶ話のほうが、曖昧なままになったんですから。

医官の肩書と腕前のずれが気になったら、小説へ。猫猫が医術を学ぼうとする9巻では、知識があっても学ぶ機会を得にくい、猫猫側のもどかしさも追えます。

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猫猫・羅門との関係|茶飲み仲間と医術の師は別人

やぶ医者と、猫猫の養父である羅門は別人です。茶飲み仲間がやぶ医者、育ての父で薬・医術の師が羅門と分けると、二人の立ち位置がはっきりします。

人物猫猫との関係医局で目を向けたいところ
やぶ医者(虞淵)後宮で親しくなった茶飲み仲間人がよく、薬の扱いは猫猫を頼る
羅門養父であり薬の師猫猫が医術の教えも求める専門家
猫猫薬師として医局へ出入りし、後には医官の手伝いもする相手との親しさと、医術への評価を分けている

医術が必要な時に猫猫が頼るのは、育ての父です。羅門の来歴には、かつて後宮の医官だった過去もあります。やぶ医者とは、同じ職場に縁がある別々の人なのです。

茶菓子はすぐ用意するのに、仕事の連絡は未開封

  • 猫猫たちが医局に来ると、やぶ医者は親しげに迎える。
  • 初対面の官女たちにも、茶菓子を出そうとする。
  • 羅門に勤務の話を聞かれ、開けていない連絡の文に気づく。

茶菓子の用意だけは、連絡を読まなくても進むんですね。そこは手際がいいのか、おっちゃん。

この後の診療では、猫猫が赤子の様子を耳打ちすると、やぶ医者が羅門へ伝えます。さらに、羅門に言われた薬を箱から出す。にこにこしているだけで終わらず、出番はあります。

羅門が戻ると、やぶ医者にも休暇ができる

Web版「十二、三毛猫」では、羅門が宮廷へ戻ったことで、やぶ医者が休暇をもらいます。医局には医官が必要なので、他に医官がいない間は休みを取れなかったのです。

猫猫には頼れる父の帰還で、おっちゃんには久しぶりの休暇。羅門が後宮に来てくれた時のうれしさは、医局にいる二人で少し違うのです。

猫猫役の悠木碧さんは、第1期・第2期のお気に入りに、アニメ第40話の羅門とやぶ医者の会話を選んでいます。公式Xでも、その一場面が紹介されました。

事件の謎や治療の結果だけでなく、医官二人の会話がお気に入りに入る。医局にいる人たちを、仕事の腕前だけで見ていたら拾えない一場面ですね。

羅門が呼び戻される経緯は、第39話の羅門の復帰とその後で追えます。二人を同じ人物として覚えると、迎え入れるやぶ医者の存在まで消えてしまうんですよね。

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まとめ|虞淵は、腕前と人柄を分けて見たい後宮の医官

やぶ医者の本名は虞淵。男性の宦官として後宮で働き、年代の目安は作者設定で「50代くらい」です。呼び名が辛口なのは医術への評価で、人柄への全否定ではありません。

やぶ医者の名前・正体の要点

  • 本名は虞淵、読み方はグエン。Web版では羅門の呼びかけで猫猫が名前を意識する。
  • 男性の宦官で、後宮に勤める医官。年齢は作者の設定で「五十代くらい」。
  • 薬の管理や実技が苦手なため、猫猫が心の中で「やぶ医者」と呼ぶ。
  • 医官の筆記試験には合格しており、後宮の医官選抜制度の事情もあって立場が続いた。
  • 羅門とは別人。猫猫にとっては、医局で親しくなった茶飲み仲間。

「やぶ医者」と「医官どの」で通ってきたおっちゃんにも、虞淵という名前がある。羅門がそう呼ぶ一声で、猫猫の隣にいた人の顔が、少し近くなる気がします。

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月20日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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