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『ダンダダン』65話ネタバレ感想・考察|透明な敵のからくりを見破った金太と、姿を現した怪獣

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『ダンダダン』65話の金太の活躍と透明な敵を扱う記事タイトルに、団地と光の揺らぎを添えた水彩調アイキャッチ。

『ダンダダン』65話「見えないじゃんよ」は、金の玉を持つ見えない相手との団地の攻防です。決め手になったのは、カバン番を言いつけられていた坂田金太のSF知識でした。

金太が「再帰性投影技術」を見抜き、モモが横から輪郭をつかみ、オカルンの本気で団地の下へ。のぞき込むと、透明が解けた怪獣が横たわっていました。

いちばん効いてくるのは、64話で「私にも敵が見える」と言いながら登場した男が、本当に見えない敵を見えるようにしたところ。

シャアの名言で話しかけてきた同級生が、65話ではガンダムの技で突っ込んでいきます。

先週は下ネタを「モテる秘訣」だと信じ込んでいた金太が、今週は透明化の仕組みを言い当てる。その知識、先週の教室で使えばよかったのに。

※原作漫画第65話までのネタバレを含みます。第66話以降の展開には触れません。

人物立場・直前の状況65話での関わり
オカルン本名は高倉健。64話の最後、金の玉のまわりに体のある誰かがいると気づいた変身してモモを背負い、見えない相手を追う。最後は本気で突っ込む
綾瀬桃(モモ)霊媒師の孫で、超能力を持つ。オカルンの金の玉探しを手伝っている金太にカバン番を言いつけ、横へ回って相手の輪郭をつかむ
坂田金太オカルンのクラスメイト。64話でモテる秘訣を下ネタだと勘違いした団地から落とされて助けられた後、透明のからくりを見抜く
見えない相手オカルンの金の玉を持ったまま、団地を逃げ回る二人を反撃で吹き飛ばすが、最後は透明が解ける
65話の主な人物と、今回の関わり

『ダンダダン』65話のあらすじ|逃げる金の玉から、団地の下の怪獣まで

65話は、64話の団地の続きから始まり、透明が解けた相手を見下ろすところで終わります。全編ほぼ追いかけっこです。

  • 金の玉のまわりに見えない誰かがいると察したオカルンが、モモに用心を促す
  • 逃げ出した金の玉を、変身したオカルンがモモを背負って追う。金太はモモにカバン番を言いつけられる
  • 団地の階段を駆け上がって追うが、見えない相手の反撃を受けて吹き飛ばされる
  • 団地の上から落とされた金太を、二人が助ける
  • 金太が「ジェットストリームアタック!!」と叫んで突撃。相手には触れられない
  • 相手の後ろへ回った金太が、三方向から見るよう叫び、「再帰性投影技術」だと見抜く
  • 横へ回ったモモが輪郭を見つけて超能力でつかみ、オカルンが本気で突っ込んで団地の下へ落とす
  • モモが金太に礼を言い、下をのぞくと、透明が解けた怪獣が横たわっている

64話の最後、オカルンは金の玉を捕まえにいって弾かれ、そこに体のある誰かがいると気づいていました。金太の勘違いから団地までは64話のネタバレ感想・考察で振り返れます。

アニメでは第22話「モテる秘訣はなんだ」の後半にあたります。64話と65話、さらに66話の冒頭までが一つの放送回に入りました。

アニメには、からくりを暴かれた金の玉が団地の部屋の中へ逃げ込む場面が足されています。原作の65話にはない、アニメだけの寄り道です。

龍幸伸先生も配信当日の0時過ぎに、Xで65話の更新を知らせています。

見えない相手との追いかけっこ|自分の金の玉に吹き飛ばされるオカルン

65話の前半は、オカルンが自分の失くし物に振り回される話です。金の玉は捕まえようとすると逃げ、しかも反撃してきます。

9話で無いと気づき、1個目は18話でようやく戻ってきた金の玉。2個目は、見えない誰かが持ったまま団地を逃げ回っています。

変身したオカルンはモモを背負って追いかけ、団地の階段を駆け上がります。それでも相手の姿は見えないまま。反撃をもらって、二人とも吹き飛ばされます。

失くした金の玉を追いかけて、その金の玉に吹き飛ばされる。オカルンの落とし物、持ち主より強くなってませんか。

読者も同じところで引っかかっていて、「なんでこんな金たまが強いんだよ」という書き込みが上位に並びました。

追跡のなかでは、二人の組み方が二通り出てきます。オカルンがモモを乗せる形と、モモが自分にしがみつくようオカルンに言う形です。

組み方支える側つかまる側
オカルンが乗せる変身したオカルンが、モモを背負うモモはためらわずに乗る
モモにつかまるモモが、自分にしがみつくよう言うオカルンは、つかまる前に一度確かめる
同じ追跡のなかで、乗せる側と乗る側が入れ替わる

このやりとりは、コメント欄で特に支持を集めました。「『オカルン、ウチにしがみついて!!』『いいの!?』」と書いて、ターボババア化しても紳士なオカルンが好きだという声です。

乗せる時は迷わないのに、しがみつく時だけは「いいの?」と聞く。戦いの最中でも、モモに触れる側に回ると急に慎重になるんです。

同じ団地で「最近オカルンカッコイイから」と言われ、小さく「やったぁ」と返したのは、この追跡のほんの少し前。褒められた直後でも、しがみつくのは確かめてからです。

カバン番の金太|ガンダムで登場した男が、ガンダムの技で突っ込む

65話の主役は、実は金太です。尾行してきた金太に、モモは二人のカバンを見張るよう言いつけます。戦力としては数えていない扱いでした。

その返事は、コメント欄いわく「苦し紛れの下ネタ ブラジャー」。ラジャーにブを足しただけの一言に、クレヨンしんちゃんを思い出した読者も何人もいました。

ところがカバン番のはずの金太は、団地の上から落とされ、叫びながら降ってきます。二人に助けられた直後、今度は自分から見えない相手へ突っ込んでいきました。

叫んだのは「ジェットストリームアタック!!」。

『機動戦士ガンダム』で、黒い三連星と呼ばれるガイア、オルテガ、マッシュの3人が仕掛ける連係攻撃の名前です。

3人がかりの技を、金太は1人で叫んで突っ込む。当然のように、相手には触れられません。

でも、ここからが金太の本番でした。相手の後ろへ回り込んだ金太は、三方向から見るよう叫びます。相手は「再帰性投影技術」を使っている、と。

比べる点64話の金太65話の金太
ガンダムの使い方「シャアが来る」を歌い、「私にも敵が見える」と話しかける「ジェットストリームアタック!!」で見えない相手へ突撃
「見える」セリフとして言うだけ見えない相手の見つけ方を言い当てる
モモとの関係勘違いの下ネタで割り込み、モモをキレさせるカバン番を言いつけられ、最後はモモに礼を言われる
同じガンダム好きでも、64話と65話で使いどころがまるで違う

64話の登場の歌から、65話のジェットストリームアタックへ。先週は登場のあいさつだったガンダムが、今週は作戦になった。この流れに気づいた読者もいました。

三方向から見るなら、見る人も三人いる。オカルン、モモ、金太が分かれて見るなら3人の技という名前も外れていない、と読んだ書き込みもありました。

下ネタはことごとく滑ったのに、ガンダムの知識だけは一発で当てる。金太、モテる秘訣より先に使い道を見つけてしまった。

アニメ第22話でも、この場面は公式ショートになっています。題は「金の玉を持つ“透明な何か”を捕まえるべくモモ、オカルン、金太は…」。三人の名前がちゃんと並んでいます。

「三方向から見る」と見える理由|光学迷彩のしくみと、横へ回ったモモ

金太が三方向にこだわったのは、相手の手口を再帰性投影技術だと見たからです。現実の光学迷彩に使われている技術でもあります。

鍵は再帰性反射材です。光を、入ってきたのと同じ道筋へ返す素材で、道路標識や自転車の反射板にも使われています。

  • 後ろの風景を撮って、隠したい物の表面へ映す
  • 表面の再帰性反射材が、映した光を来た方向へまっすぐ返す
  • 映している側から見ると、風景が透けて見える

光がまっすぐ返ってくるのは、映している方向だけ。別の方向からのぞけば、つじつまが合わない部分が出てくる。金太の「三方向」は、その弱点を突く作戦だったわけです。

聞いたモモの動きも速い。建物の横へ回り込んで、金の玉のまわりにぼんやりした輪郭を見つけ、そのまま超能力でつかみました。

応援コメントでも、金太と並んで「それ瞬時に理解出来たももちゃん」がほめられています。専門用語ひとつで作戦を飲み込み、体で実行するまでが一続き。

見えない敵の攻略法が、根性でも霊力でもなく、見る角度。オカルト漫画の団地で、急に理科の授業が始まった。

つかんだ相手へ、オカルンが本気で突っ込みます。見えない相手はそのまま団地の外へ押し出され、下へ落ちていきました。

コメント欄には「やっぱいつ見てもオカルンの本気はかっけぇわ」。オカルンの本気がどんな力で、どこに限界があるのかはオカルンの変身と本気の限界をまとめた記事で追えます。

見つけたのは金太、つかんだのはモモ、押し出したのはオカルン。三人の役がきれいに分かれた決着でした。

透明が解けたら怪獣だった|ゴモラ?レッドキング?ネロンガ?

決着の後、モモはヒントをくれた金太に礼を言います。金太はそのまま、SFの知識から透明化の原理を語り始めました。

そして二人が団地の下をのぞくと、透明が解けて横たわっていたのは怪獣。65話はその姿で終わります。

幽霊、宇宙人、UMAと来て、ついに怪獣。オカルンの金の玉を持って団地を逃げ回っていたのは、この相手だったことになります。

読者の書き込みには、この姿の名前当てがずらりと並びました。頭はゴモラ、体はレッドキング、透明になる能力はネロンガ。ウルトラ怪獣の名前が次々に挙がります。

ネロンガは『ウルトラマン』第3話「科特隊出撃せよ」に出た透明怪獣です。65話が出た2022年夏は、映画『シン・ウルトラマン』にも透明になる設定のまま登場したばかりでした。

ゴモラやネロンガは読者が見た目と能力から挙げた名前で、作中でそう呼ばれたわけではありません。この怪獣が何者なのかは、65話ではまだ分かりません。

「作者、シンウルトラマン観たか…?」という声も上位にあります。2022年の夏に読んだ人たちが、まず何を思い出したかがよく分かります。

アニメのオープニングにもウルトラマンを思わせる演出が多く、その理由は主題歌「オトノケ」とOPがウルトラマンに見える理由の記事でまとめています。

金の玉を追って団地を走り回った結末が、怪獣。ダンダダン、引き出しを開けるのが早すぎる。

65話の応援コメント欄|「オタク知識で役立つ展開」と、レギュラー入りへの反対票

65話の応援コメントは3,000件近くに上ります。いちばん支持を集めたのは、金太の活躍そのものへの驚きでした。

書き込み1件への「いいジャン」
オタクがオタク知識で役立つ展開すら描けるのかい50,548
キモオタくんめちゃくちゃ有能で草28,363
なんでこんな金たまが強いんだよ28,211
作者、シンウルトラマン観たか…?21,650
苦し紛れの下ネタ ブラジャーは笑う19,445
ただのウザいモブキャラで終わらせないところが凄いというか、流石というか。16,430
「オカルン、ウチにしがみついて!!」「いいの!?」ターボババア化しても紳士なオカルン好き。16,392
65話の応援コメントで支持を集めた書き込み(2026年11月3日時点)

上位7件のうち、4件が金太のこと。64話では下ネタのセンスを笑われていた同級生が、1週で「有能」と呼ばれる側へ移りました。

評価は一色ではありません。「こいつのレギュラー入りは断固阻止したい」という書き込みにも2,000件を超える支持。下ネタ野郎の仲間入りは嫌だ、という声がいくつも並びます。

作戦を当てて、礼まで言われて、それでもレギュラー入りには反対票。金太、64話の下ネタの借金がまだ残ってる。

65話は単行本8巻に入っています。金太の「私にも敵が見える」から、ジェットストリームアタックまでの1話ぶんの化けっぷりは、64話と続けて読むといちばん効きます。

気になる場面を、原作でじっくり読む。
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まとめ|65話は、カバン番の金太が透明な敵を見えるようにした回

『ダンダダン』65話「見えないじゃんよ」は、自分の金の玉に手こずる二人を、カバン番の金太が知識で助け、透明が解けた怪獣が姿を現す回でした。

65話で押さえておきたいこと

  • 金の玉を持つ見えない相手を追うが、反撃を受けて二人とも吹き飛ばされる
  • 団地から落とされて助けられた金太が、「ジェットストリームアタック!!」で突撃する
  • 金太が「再帰性投影技術」と見抜き、三方向から見るよう叫ぶ
  • モモが横から輪郭をつかみ、オカルンの本気で団地の下へ。透明が解けた怪獣が横たわる
  • 65話は単行本8巻に収録。アニメでは第22話の後半にあたる

頼まれたのはカバン番だったのに、気づけば作戦担当。金太、カバンはどうしたんですか。

66話のネタバレ感想はこちら

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年11月3日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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