『薬屋のひとりごと』の羅漢(ラカン)は、どうして人の顔が碁石や駒に見えるのでしょうか。胡散臭い笑みと片眼鏡の奥に、顔を見分けることの難しさを抱えています。
その特徴は、相貌失認(そうぼうしつにん)に似たものと考えると分かりやすいです。ただし、碁石に置き換わる描写は作品の表現。現実の症状と、そっくり同じではありません。
羅漢の面白いところは、顔が分からなくても、人の能力は驚くほどよく見ていること。鳳仙(フォンシェン)と猫猫(マオマオ)には顔が見えることも、彼を見る目を変えてくれます。
この記事でわかること
※アニメ第1期第23・24話の過去と再会、原作の顔の認識に関する描写に触れます。先の小説については、囲碁にまつわる小さな後日談も紹介します。
「怖い父親」として見ていた人ほど、あの碁石の世界を知ってからの羅漢は違って見えるはず。強さも、厄介さも、寂しさもある人なんですよね。
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羅漢の病気は相貌失認?人の顔を見分けることが苦手
羅漢が抱えるのは、人の顔を見て誰なのか判断することの難しさです。母親や乳母の顔さえ区別できなかった幼少期の描写があり、子どもの頃から続いていたことが分かります。
顔が見えないことと、顔で人を見分けられないことは別です。羅漢は周囲の物や盤上の駒を見ており、失明した人物として描かれているわけではありません。
現実の相貌失認も、顔から相手を識別しにくくなる状態です。英国NHSの解説では、声や身ぶりなど、顔以外の手がかりで人を見分ける工夫が紹介されています。
ただ、相貌失認の人がみんな、相手を白黒の石として見るわけではありません。羅漢の視界は、その人にとって顔がどれほど区別しにくいかを、読者にも伝える表現と捉えたいところです。
顔の代わりに、声・素振り・体格を覚える
幼い羅漢にとって、救いになったのは叔父の羅門(ルォメン)でした。顔を覚えられないことを責めず、別の手がかりを使えばいいと教えてくれます。
- 母親や乳母も見分けにくく、周りの人が同じように見えていた。
- 両親から見放されるなか、叔父だけが羅漢の困りごとを理解した。
- 叔父に、声・素振り・体格などで相手を区別する方法を教わった。
- 顔以外の特徴と、その人の役割を結びつけて、人を覚えるようになった。
この助言が温かいのは、「顔を覚えられるようになるまで頑張れ」と押しつけないところ。できないことを責めるより、できる方法を一緒に探す。羅門の優しさがよく出ています。
羅漢に足りなかったのは、やる気ではなく、自分に合う人の覚え方でした。周りが見限ってしまった子どもの力を、叔父は見落とさなかったんですね。
それでも、軍師として評価されるまでの道を、ただの「天才の成功談」にしてしまうと寂しい。自分の親の顔も分からなかった子どもが、まず一人に理解してもらえた話でもあります。
叔父が顔の代わりに竜王の駒として浮かぶのも、羅漢らしい覚え方です。Web版「鳳仙花と片喰」の幼少期を読むと、駒の見え方と叔父への思いがつながってきます。
人の顔を覚えるのが苦手でも、人の役割を覚える道は残っている。そこから軍師の才能へつながるため、病気の話だけでは羅漢の人物像は終わりません。
羅漢の見え方|碁石と駒は、相手との関わりによって違う
羅漢にとって、多くの人は碁石のように見えます。一方、顔見知りの軍人などは駒に置き換わるため、誰も彼も同じ白黒の石というわけではありません。
| 相手 | 羅漢の認識 | 注目したい違い |
|---|---|---|
| 関心の薄い人 | 白や黒の碁石 | 顔による細かな区別がつきにくい |
| 身近な軍部の人 | 役割に応じた駒 | その人の立場や働きを見分けている |
| 鳳仙・猫猫 | 石や駒ではなく顔 | 羅漢にとって特別な二人 |
Web版では、男性は黒、女性は白の碁石として描かれます。そこに簡単な顔が付く程度の見え方なので、何十人も並ぶ場所では顔だけを頼りに相手を探せない。なかなか厳しい世界です。
駒が見える相手は、顔が分かるようになった相手とは限りません。顔では区別しにくくても、「どんな役割の人か」という別の情報ならつかめる。その違いが大事です。
同じ軍部でも、歩・香車・桂馬などに置き換わります。盤の上で駒の働きが違うように、現実の人にも得意な仕事がある。羅漢は、その違いを配置に生かしています。
人の顔を見分ける力と、人材の適性を見抜く力が、これほど違うのが面白い。羅漢は駒に見合う配置で戦を勝ちへ運びます。適材適所が、軍師の仕事を支えているんです。
壬氏(ジンシ)の美貌も、羅漢には別のものに見えている
誰もが見とれる壬氏も、羅漢にはその美しさが分かりません。周囲で通用する強烈な武器が、一人の相手には通じない。この温度差が、二人のやり取りを妙におかしくします。
| 媒体・発言 | 壬氏の見え方 | 読み取れる関係 |
|---|---|---|
| Web版「爪紅」 | 金将 | 高順(ガオシュン)の成り銀と組み合わせて、相手を探す目印になる |
| アニメ/羅漢役の公式対談 | 「仕」の字 | 桐本さんは、能力を認めつつ、娘に近づく相手として警戒する、と解釈 |
Web版では将棋の金将、アニメ側の対談では象棋の「仕」。駒の名前が違うのは、扱う盤上の遊戯が違うためです。どちらも、その駒になったから顔そのものが分かる、という話ではありません。
羅漢役の桐本拓哉さんは、壬氏役・大塚剛央さんとの公式対談で、壬氏の能力はある程度認めつつ、猫猫に近づくことには親として反応する、と語っています。
仕事の評価はする。でも、娘に近づくのは気に入らない。軍師の判断と父親の感情が並んでしまうあたり、羅漢は実に厄介です。顔が読めないから感情まで薄い、とはとても言えません。
人を駒として見る描写だけだと、冷酷な策士にも見えますよね。けれど、顔を覚えられない羅漢には、それが人を区別する方法でもある。強烈な印象の裏に、生活の工夫があるんです。
碁石や駒と、人の顔が並ぶ羅漢の視界は、漫画でも印象的です。表情だけを追っていた場面が、人の覚え方を知ると違って見えてきます。
鳳仙と猫猫だけは顔が分かる|羅漢の世界に現れた二人
鳳仙と猫猫は、羅漢が顔を認識できる特別な相手です。なかでも鳳仙との出会いは、白い碁石ばかりだった羅漢の世界に、一人の女性の顔が現れる転機になります。
鳳仙は囲碁に強い妓女で、羅漢は彼女との対局で負けます。それまで負け知らずだった男が、初めて出会った強敵。その勝負の先で、彼女の顔を見つけました。
- 囲碁に自信のある羅漢が、鳳仙と対局する。
- 鳳仙に大きく負け、羅漢は怒るどころか笑い出す。
- 顔を上げると、白い碁石ではなく、不機嫌そうな鳳仙の顔が見える。
- それから二人は、碁や将棋を通じて会うようになる。
勝ち続けていた男が、大きく負けた相手の顔を知る。ここが好きです。初めて出会った強敵と、その人の顔。得意な碁を通じて、羅漢の世界がぐっと広がっています。
しかも、最初に見えたのが愛想のよい笑顔ではない。不機嫌な女性の顔だというところに、鳳仙の気の強さと羅漢の惹かれ方がよく出ています。甘い演出だけに寄らないのがいいですね。
「人とはこういう顔をしているのか」。この短い驚きに、それまで顔を見分けられなかった時間が詰まっています。第23話の公式ショートでも、この場面を振り返れます。
特別な相手の顔が分かることは、顔認識の困難がすべて治ったこととは違います。この出会いは二人の関係を描くもの。現実の相貌失認の治療や回復と、同じには扱えません。
猫猫の顔が分かることと、親子が分かり合えること
猫猫も、羅漢には顔として見える娘です。Web版では、幼い猫猫が草に興味を示し、叔父のもとへ駆けていく様子まで、羅漢の目を通して描かれます。
ほかの人が石や駒になる世界で、娘の顔が分かる。それは羅漢にとって、どれほど大きいことだったのか。ただ、父親にとって特別な存在でも、猫猫の気持ちまで同じにはなりません。
羅漢が会いたがるほど、猫猫が距離を取りたがることもある。このすれ違いを残しているからこそ、「顔が分かる二人」で終わらず、厄介な親子として立っているんですよね。
猫猫が誰の子で、誰に育てられたかは、猫猫の正体と家族関係でも詳しく扱っています。生みの親と育ての親を分けて見ると、羅漢の一方的な熱さへの猫猫の反応も理解しやすくなります。
第24話の再会では、強い軍師の顔がほどける
アニメ第1期第24話では、羅漢は鳳仙との再会にたどり着きます。過去を知ったあとでは、あの男の胡散臭さを見ていた時と、同じ気持ちでは受け止められない場面です。
桐本さんが公式対談で特に挙げたのは、「碁をやろう」という言葉でした。相手を出し抜く軍師の顔ではなく、一人の男として向き合う羅漢。短い誘いなのに、長い年月を感じさせます。
二人を結びつけた碁に、再会しても戻ってくる。鳳仙の姿が変わっても、一緒に碁を打ちたい相手であることは変わらない。昔の二人を思い返すほど、このひと言が胸に残ります。
なお、公開Web版とアニメでは、鳳仙のその後に違いがあります。Web版の幼少期や出会いの描写を読む時も、第24話の再会まで同じ展開だと思って読むと、戸惑うかもしれません。
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羅漢のモノクルは伊達眼鏡|目の色と顔の認識は別の話
羅漢の片眼鏡、つまりモノクルには、伊達眼鏡としての描写があります。片側に付けている印象が強いですが、実は左右を掛け替えるしぐさもあり、身につけ方までつかみどころがありません。
日向夏先生の公開番外編「価値」では、片眼鏡を拭いたあと、右から左へ掛け替える羅漢が描かれ、伊達だと説明されています。
本編のWeb版「爪紅」でも、片眼鏡を外して拭き、反対側へ付け直すしぐさがあります。片側だけに必要な眼鏡なら妙な動作ですが、伊達なら羅漢らしい飄々とした癖に見えてきます。
日向夏先生はXで、鼻に掛ける部分が可動式で、左右どちらにも付け替えられると補足しています。伊達眼鏡なので、レンズの裏表もないとのこと。掛け替えるための作りまであるんですね。
モノクルを掛けているから、片目が見えないとは言えません。顔が碁石に見えることも、レンズでそのまま改善される描写ではないため、眼鏡と顔の認識は分けて捉えたいところです。
羅漢の目の色は?公式人物紹介に色名の説明はない
羅漢の瞳の色名は、アニメ第1期の公式人物紹介では説明されていません。特徴的な細い目をした人物ですが、色の設定名は不明です。
- モノクル:公開番外編に伊達眼鏡の説明があり、本編にも左右を掛け替える動作がある。
- 目の色:アニメ第1期の公式人物紹介では、瞳の色名は説明されていない。
- 顔の認識:碁石や駒に見える描写は、瞳の色とは別の特徴として読む。
片眼鏡と狐のような細い目は、羅漢の印象を作る大事な特徴です。アニメ第1期の公式人物紹介では、軍師としての慧眼や、囲碁・象棋への関心も紹介されています。
あの細い目のまま相手を探り、猫猫が関わると急に嬉しそうになる。色の名前以上に、表情と声の変化で気持ちが伝わってくる人物です。片眼鏡まで自由に掛け替えるのが、また食えない。
囲碁と軍師の能力は一流|それでも鳳仙と猫猫には負ける
羅漢の強みは、盤上の勝負と人材の見極めにあります。顔を覚えにくい一方で、誰をどの役割に置けば力を発揮できるかを見抜く。軍師として頼りにされるのは、その判断力です。
| 羅漢の強み・弱み | 具体的な描写 | 勝敗への影響 |
|---|---|---|
| 人材の配置 | 人の働きを駒に結びつけ、適した場所へ置く | 自分一人の武力より、周囲の力を生かす |
| 囲碁・盤上の勝負 | 軍部では負け知らずだったが、鳳仙に碁で敗れる | 強い相手との出会いが、羅漢の人生を変える |
| 酒 | 下戸で、酒に弱い | 猫猫は棋力以外の条件で勝負を仕掛ける |
「人の顔が分からないのに、人を見る目はある」と聞くと、矛盾しているように感じるかもしれません。でも、顔つきと仕事の力は同じではない。羅漢はそこを別々に見ています。
自分が何でもこなすより、できる人を適した場所へ置く。顔の覚え方として身につけた役割の見方が、軍師の仕事では大きな力になる。このつながりが、よくできています。
一方で、囲碁が強いから誰にも負けないわけではありません。鳳仙という相手に実力で敗れたことは、その後の恋とは切り離しても大きい。羅漢が心を動かされたのは、相手の強さでした。
猫猫との勝負は、盤上の力だけで決まらない
アニメ第23話で猫猫が挑むのは象棋です。囲碁と同じく羅漢の得意分野なのに、猫猫はそこで勝負する。最初は「なぜ、わざわざ相手の得意なものを?」と気になってきます。
鍵になるのは、負けた側が酒を飲むことと、勝負を続けられなくなれば負けになること。猫猫が狙っていたのは、駒の読み合いを真正面から制することではありません。
- 猫猫が、盤上の勝負と、負けた側が飲む酒を組み合わせる。
- 羅漢は実力どおりに勝つが、猫猫が一度勝つことで酒を飲む側にもなる。
- 下戸の羅漢は、酒を飲んで対局を続けられなくなる。
- 盤上の勝ち数ではなく、勝負の条件によって猫猫の勝利につながる。
囲碁で鳳仙に負けた時と、猫猫の勝負で負けた時では、負け方が違います。前者は相手の棋力、後者は酒とルール。二つを同じ「羅漢より強い人」の話にしないほうが、親子の勝負は面白い。
Web版では、猫猫の二連敗のあとに、羅漢が娘へ毒を勧めたくないため勝ちを譲る流れもあります。圧倒的な実力差に、娘を案じる父親の気持ちが入り込む。猫猫は、その一杯を逃しません。
盤を読む力は父が上。でも、勝負の仕掛けを読む側は娘。まともに競ってくれない猫猫に、嬉しそうに応じてしまう羅漢まで含めて、どちらもなかなかの食わせ者です。
二人の勝負のあと、身請けと再会へつながるのがアニメ第24話「壬氏と猫猫」。羅漢を倒すための一局が、鳳仙に会う道にもなるところまで見届けたいですね。
囲碁の教本を送ってしまう、娘への距離感
少し先の小説では、羅漢が猫猫へ大量の囲碁の教本を届ける話もあります。好きなものを娘にも渡したい気持ちは伝わりますが、受け取る側には、なかなか重たい贈り物です。
猫猫は、その教本を売ろうとします。小説『薬屋のひとりごと8』では、宮中で囲碁が流行し、羅漢の名を冠した大会へと話が広がっていきます。
顔を見分けにくい軍師が、囲碁を通じて宮中の人を動かす。その一方で、娘へ送った本は売られそうになる。天才のすごさと父親の報われなさが、同じ趣味から出てくるのが愉快です。
大量の教本を送る父と、売ろうとする娘。このかみ合わなさが、いかにも羅漢と猫猫です。猫猫の反応が容赦ないぶん、父親の空回りも忘れにくいんですよね。
碁盤の外にも広がる羅漢の才能や、猫猫との噛み合わないやり取りを追いたくなったら、小説の続きも楽しみです。勝負の強さだけでは語れない軍師の出番が待っています。
羅漢の見え方を知ってから、第22~24話を見返したい
アニメ第1期で羅漢への印象が大きく動くのは、第22~24話です。顔の認識、過去、猫猫との勝負、鳳仙との再会を知ると、前の登場場面の怪しさにも別の意味が重なります。
| 話数 | 追いたい出来事 | 見え方を知ったあとの注目点 |
|---|---|---|
| 第22話「青い薔薇」 | 猫猫が、羅漢の仕掛けた難題に応える | 父と娘が、すでに相手の手を読み合っている |
| 第23話「鳳仙花と片喰」 | 猫猫との象棋の勝負と、羅漢の過去 | 碁石の世界と、初めて顔が見えた鳳仙を重ねる |
| 第24話「壬氏と猫猫」 | 勝負の代償から、鳳仙との再会へ | 碁を通じた二人の関係が、現在へつながる |
第22話の青い薔薇は、単に花を咲かせる難題だけではありません。羅漢に仕掛けられた猫猫が、諦めずに応じていく。父が娘を見ている以上に、娘も父のことをよく見ていると感じる話です。
第23話は勝負を、第24話はそのあとに残る気持ちを追いたい。酒で崩れる羅漢に驚いたあと、再会まで届くと、軍師を負かした一局の意味がぐっと変わります。
羅漢に絞って振り返るなら、TOHO animationの公式「Web特別PV‐羅漢編‐」もあります。過去が分かってから人物を振り返るきっかけに、ちょうどよい一本です。
最初の胡散臭さを知ったまま、幼い頃の孤独や鳳仙との出会いを重ねる。すると、ただ意地悪な人だと片づけるには、こぼれるものが多い。かといって、猫猫の嫌がる気持ちまで消えないのがいい。
一人を好きになった事情と、娘にとって扱いづらい父であることは、両方あっていい。過去を知るほど全部が許される話にならないから、羅漢は人間くさく見えてきます。
桐本さんは公式対談で、先の展開から逆算して役を作り、怪しさだけで終わらない面も匂わせたと語っています。見返す時は、そのさじ加減にも注目したくなります。
仕事や家柄も含めて人物全体を知りたくなったら、羅漢のプロフィールと軍師としての立場へ。今回の顔の見え方を覚えておくと、天才ぶりにも父親ぶりにも、奥行きが出てきます。
過去を知る前の怖さへ戻るなら、第18話の羅漢と猫猫のやり取りも気になるところ。猫猫の反応だけを見た時と、羅漢の世界も知った時で、同じ場面の受け取り方が変わります。
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まとめ|顔を見分ける難しさと、人の力を見抜く才能が同居する羅漢
羅漢の特徴は、相貌失認に似た顔認識の難しさとして理解できます。人が碁石や駒に見える表現の先には、声や体格、役割を手がかりに周囲と関わってきた人生があります。
顔が分からないことと、その人を分かろうとしないことは違う。羅門が教えた覚え方も、羅漢が見抜く適性も、その違いの上にあります。
それでも、特別な顔が分かるから何もかも伝わるわけではない。娘には煙たがられ、強い軍師も酒で倒れる。その不器用さまで知ると、羅漢の出番が少し待ち遠しくなります。
碁石ばかりの世界で、一人の女性の顔が見えた。羅漢を思い返す時、軍師としての大勝利より、その一度の敗北が残るんですよね。
※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月4日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。
