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『ダンダダン』7話ネタバレ感想・考察|1秒で高崎線に飛び乗ったモモと、神越市で待っていた星子

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『ダンダダン』7話のネタバレ感想・考察のタイトルと、淡い水彩で描いた高架を走る電車のアイキャッチ。

『ダンダダン』7話「100キロババアだろ」は、ターボババアとの鬼ごっこに決着がつく回です。モモは走る電車に飛び乗り、ババアを星子の待つ神越市まで引っ張っていきます。

市の境で挟み撃ちにされたところから始まり、オカルンの二度目の本気、カニと合体したババアとの電車上の追いかけっこへ。最後は線路の先の結界で、ババアがカニごと吹き飛びます。

いちばん痺れるのは、逃げる時間をくれてやると言われたモモが、1秒だけもらって電車をつかむところ。

5話で10分をズルで数えられた相手から、今度は時間で一本取り返します。

5話のババアは「数え方までは言われていない」。7話のモモは、走り方までは言われていない。鬼ごっこに電車を持ち込むとは思わないでしょう。

※原作漫画第7話までのネタバレを含みます。第8話以降の展開には触れません。

人物立場・関係7話での関わり
綾瀬桃(モモ)霊媒師の孫で、オーラをつかむ超能力を持つ電車をつかんで乗り込み、ババアを結界まで押さえ込む
オカルン本名は高倉健。体にターボババアを閉じ込めていた二度目の本気で囲みを抜けるが、蹴り飛ばされて気を失う
ターボババアトンネルの怪異。5話でオカルンの体に封じられた外へ出てカニと合体し、電車のモモを追う
地縛霊トンネルの霊。巨大なカニの姿ババアと一体になり、最後は一緒に結界へ
星子モモの祖母で、本物の霊媒師神越市で結界を張り、線路の脇で待ち構える
7話の主な人物と、今回の関わり

『ダンダダン』7話のあらすじ|二度目の本気から、線路の先の結界まで

7話は、市の境で挟み撃ちにされた二人が、高崎線の電車の上でターボババアに決着をつけるまでを描きます。

  • 取り憑かれた人々とカニに挟まれ、モモがオカルンにもう一度本気を出すよう頼む
  • ターボババアの姿のオカルンが、モモを連れて人々の間を一気に抜ける
  • 二度目の本気で二人とも動けなくなり、モモがババアを手放してしまう
  • 外へ出たババアが二人を蹴り飛ばし、オカルンは気を失う
  • ババアがカニの地縛霊と合体し、逃げる時間を待ってやると持ちかける
  • モモは1秒だけもらい、超能力で高架を走る電車をつかんで乗り込む
  • カーブで電車の速度が落ち、ババアが追いつく
  • 線路の先には星子の結界。押さえ込まれたババアは、カニごと吹き飛ぶ

6話のラストは、取り憑かれた人々と、茹でたはずのカニに挟まれる場面でした。その直前の逃走劇は6話のネタバレ感想・考察で振り返れます。

アニメでは、第4話「ターボババアをぶっ飛ばそう」がトンネルの鬼ごっこからこの電車の決着までを一続きで描いています。

二度目の本気と、手を離したモモ|5話で封じたババアが外へ出る

挟み撃ちを抜ける手は、オカルンの本気しか残っていません。ただ本人は、ここで本気を出しても隣の市までは届かないと渋ります。

それでもモモは、ここで出さなければ死ぬと押し切り、自分を信じてほしいと頼みます。アニメ第4話では、この頼みが「ウチを信じて!!」という叫びになっていました。

本気のオカルンは、人々の間を置き去りにする速さで抜けていきます。ところが二度目の本気の反動で、二人とも体が言うことを聞かなくなる。

その拍子に、モモはオカルンの中のババアを手放してしまいます。5話で感触だけを頼りに封じた相手を、7話では体の限界で離してしまう。

比べる点5話7話
モモとババアオーラを感触でつかみ、オカルンの体へ封じる二度目の本気で動けなくなり、手放してしまう
追ってくる相手ババアと離れた地縛霊が、カニの姿で追ってくる外へ出たババアが、そのカニと合体して追ってくる
封じたはずのババアが、7話でもう一度外へ

外へ出たババアは二人を蹴り飛ばし、オカルンはそこで気を失います。そしてトンネルの地縛霊、つまり6話で茹でたあのカニと一体になる。

5話で封じたババアに、6話で茹でたカニ。二人がやっと片づけた相手が、合体して帰ってきた。

4話の特訓が実った封印は、5話のネタバレ感想・考察で詳しく追っています。あの封印と並べると、7話でそれが外れる一瞬がいっそう怖い。

「1秒もらう」と高崎線|100キロババアを120キロで振り切る作戦

カニと合体したババアは、逃げる時間を待ってやると余裕を見せます。対するモモの返事は、1秒もらう。

その1秒で、モモは超能力で高架を走る電車をつかみ、気を失ったオカルンを連れて乗り込みます。応援コメント欄でも、この「1秒」が格好よすぎると拾われていました。

狙いは速さの差です。ターボババアは「100キロババア」とも呼ばれる怪異で、高崎線の電車は120キロで走れる。足の速さが自慢の相手と、足で勝負しない。

比べる点5話の鬼ごっこ7話の鬼ごっこ
逃げる時間10分数えてから追う約束を、ババアがズルい数え方で縮めるババアが待ってやると言った時間を、モモが自分から1秒にする
突かれた穴数え方までは決まっていない走って逃げろとは決まっていない
結果開始早々にモモが捕まるババアは追いつくが、線路の先で待つのは結界
5話はババアがルールの穴を突き、7話はモモが突き返す

しかもモモは、ババアが待ってやると言った時間を自分で1秒に削っています。相手のくれる余裕を受け取らず、鬼ごっこの主導権を引き戻した。

ただ、電車がずっと120キロで走れるわけではありません。カーブに差しかかって速度が落ちると、モモにノロマと煽られていたババアが追いついてきます。

応援コメント欄で8,000件を超える「いいジャン」を集めたのは、「ターボババア電車詳しいな」という一言でした。

トンネルの怪異が、高崎線のカーブ事情まで把握している。ふだん何と競走してるんですか。

正能市も神越市も作中の町なのに、走っている電車は実在の高崎線。遅延で速度が落ちたのかと思ったら、ただのカーブだった。そんな読者の書き込みまでありました。

「ようこそ神越市へ」|星子の結界と、3話から続いた作戦の答え

追いつかれても、モモは慌てません。電車が向かう線路の先、神越市には星子の結界が張られていたからです。

線路の脇に立つ星子の一言が「ようこそ神越市へ」。逃げていたはずのモモは、ババアを星子のもとへ運んでいたんです。

話数正能市の外へ出す作戦結果
3話星子が、ババアを正能市の外へ連れ出して弱らせる鬼ごっこを考える翌日から二人の特訓が始まる
5話トンネルで鬼ごっこを始めるババアのズルで崩れ、オカルンの体へ封じる
6話ババアを体に入れたまま、二人が市の外へ走るババアが町の人々を取り憑かせ、市の境で止める
7話モモが電車で、ババアを神越市へ引っ張る線路の先の結界で、ババアとカニが吹き飛ぶ
3話で決めた作戦が、7話で電車ごと実現する

5話ではズルに、6話では人々の群れに阻まれた作戦が、7話でやっと市の外まで届きます。作戦を立てた夜のことは3話のネタバレ感想・考察へ。

電車の上では、口でもやり合います。ババアが「リスペクトがねえ!」と怒り、モモが「マジリスペクトっすわ!」と返すと、今度は「英語使うな!」。

先にリスペクトって言ったの、ババアのほうです。そもそも「ターボ」の時点で英語。

とはいえ、モモの「リスペクト」は煽りだけではありません。めちゃくちゃ速かった、だてに長生きしていない、と相手の強さを認めたうえで「でもこの勝負はウチの勝ちだ」。

超能力でつかんだまま、最後の絶叫まで英語のババアを、カニごと結界へ。3話から続いた鬼ごっこは、神越市の入口で決着しました。

電車をつかんだ力で、今度はババアを放さない。逃げるための超能力が、そのまま捕まえる力になる。

龍幸伸先生は配信当日、このラストの見開きの原稿と完成版をXに並べています。

完成版のアオリは「謀略成功!爆滅祓敵!!」。電車の屋根で手を突き出すモモと、線路脇の星子まで描き込まれた一枚です。

「謀略」という言葉がまたいい。電車に飛び乗った時点で、逃げているように見せて連れていく作戦だった。ババアの足の速さまで、謀略の部品にされています。

応援コメント欄が沸いた7話|見開きの作画と「まだ7話目」

7話の応援コメント欄は2,800件を超えます。最も多くの「いいジャン」を集めたのは、ラストの見開きの作画への驚きでした。

場面読者の受け止め
ラストの見開き細かくてダイナミック、描くのが大変だったはずという声がいちばん多い
「リスペクトがねえ」からの掛け合いこの流れが好きという声。ババアこそ英語を使っているというツッコミも並ぶ
星子の「ようこそ神越市へ」余裕たっぷりの待ち構え方が格好いいという声
決着そのもの終盤戦のような熱さなのに、まだ7話目だという驚き
オカルンのこれからババアがいなくなったら、ターボババアの力を使えなくなるのかという心配
掲載当時から並ぶ、7話への受け止め

「まだ7話目」は、本当にそのとおり。連載開始からまだ2か月目なのに、章のクライマックスのような見開きをもう出しています。

最後の心配は、笑って流せません。ババアの力で走れたオカルンの体は、これからどうなるのか。7話はそこに答えないまま終わります。

7話は単行本2巻に入っています。電車の屋根から結界までの見開きは、左右のページを一度に広げて見たい一枚。線路脇の星子も、ぜひ探してみてください。

気になる場面を、原作でじっくり読む。

まとめ|7話は、モモが電車でババアを星子のもとへ運ぶ回

『ダンダダン』7話「100キロババアだろ」は、手放したババアがカニと合体し、モモが高崎線を使ってその鬼ごっこを制する回でした。

7話で押さえておきたいこと

  • 二度目の本気で囲みを抜けるが、モモがババアを手放し、ババアはカニと合体する
  • モモは1秒だけもらって高架の電車をつかみ、100キロのババアを120キロの電車で振り切ろうとする
  • カーブで追いつかれても、電車の行き先は星子が結界を張った神越市
  • 「でもこの勝負はウチの勝ちだ」の言葉どおり、ババアはカニごと結界で吹き飛ぶ
  • 3話で決めた「正能市の外へ連れ出す」作戦が、7話でようやく実現する

勝ったのはウチ、とモモは言う。でも最後に吹き飛ばしたのは星子の結界。3話に続いて、ターボババアはまたあのババアにやられています。

8話のネタバレ感想はこちら

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月27日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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