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『薬屋のひとりごと』アニメの高順を話数順に解説|3期での立場と小説で読める名場面

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『薬屋のひとりごと』アニメの高順を話数順に解説|3期での立場と小説で読める名場面

『薬屋のひとりごと』の高順(ガオシュン)は、アニメ第1期・第2期を通して、壬氏(ジンシ)のお目付け役としてそばに控えています。

高順の見せ場が多いのは、第3・7・12・15・17・23・28・35話。猫猫(マオマオ)を「小猫(シャオマオ)」と呼び始める第3話から見返すのがおすすめです。

ただし第3期では立場が変わります。高順は皇帝の補佐へ戻り、壬氏のそばには息子の馬閃(バセン)が付いています。

原作小説なら、アニメ第1期がヒーロー文庫1〜2巻、第2期が3〜4巻。高順が猫猫に「官女試験」を持ち込む7巻や、Web版の「高順」という章も見逃せません。

眉間にしわを寄せたまま、主のわがままにも猫猫の毒好きにも付き合う人です。3期で壬氏の隣から外れたと聞くと、ちょっと寂しい。

※アニメ第3期第49話までの内容と、原作小説(書籍版・Web版)のアニメ未放送部分に触れます。

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アニメ第1期の高順は何話?「小猫」の3話から象棋の23話まで

第1期で高順が前に出るのは、3・7・12・15・17・23話。壬氏の用事を運ぶ係に見えて、猫猫を事件の入口まで連れていくのは、たいてい高順です。

話数高順の動き見どころ
第3話「幽霊騒動」夜の城壁へ猫猫を案内する呼び方が「猫猫さま」から「小猫」へ
第7話「里帰り」毒が入った器の調査を猫猫に頼む二人きりで気を抜く壬氏をたしなめる
第12話「宦官と妓女」猫猫が去った後の壬氏を見守るいじける主に手を焼く
第15話「鱠」河豚で倒れたとされる官僚の件を相談するのちに息子と分かる馬閃が猫猫に同行
第17話「街歩き」休みの猫猫を引き止める猫猫まで変装して壬氏と街へ
第23話「鳳仙花と片喰」壬氏と並んで象棋の勝負を見守る猫猫が実の父に挑む一局
第1期で高順が猫猫の近くにいる主な回

第3話「幽霊騒動」:敬称を断られて、いきなり「小猫」

城壁に出る幽霊の正体を確かめに行く夜、猫猫を案内するのが高順です。最初は「猫猫さま」と呼び、猫猫から敬称はいらないと返されます。

そこで出てくるのが「小猫」。敬称を外してと言われたら、ちゃん付けまで一気に距離を詰める。真顔でこれをやるの、ずるいでしょう。

「小猫」という呼び名がどれだけ親しげな響きなのか。それを知ってから聞くと、あの真面目な声との落差がひどい。

第7話「里帰り」:二人きりでも、高順の前では気を抜かせない

第7話の高順は、園遊会で毒が入った器を猫猫に調べさせる役です。この調べの途中で、猫猫は里樹妃(リーシュヒ)が侍女たちにいじめられていると気づきます。

同じ回では、二人きりなら構わないだろうと素を出す壬氏を、高順がきっちり止めます。主に向かって、この遠慮のなさ。何年そばにいたら、この止め方になるんでしょう。

第12話「宦官と妓女」:いじける主を見かねて

猫猫が後宮を去ったあと、壬氏は目に見えて沈みます。原作Web版の「解雇」の章で、その主を前に高順が考えるのは、代わりではなく本人を呼び戻す段取りでした。

猫猫が三姫の供として呼ばれた宴で、二人は再会します。Web版では、その場にいつの間にか高順も現れ、一仕事終えた顔で腕を組んでいます。

猫猫も壬氏も、肝心なところで言葉が足りなかった。12話で猫猫が解雇された理由をたどると、高順が見かねて動いたのも無理はありません。

TOHO animationの「Web特別PV ‐高順編‐」には、いじける主を「手間のかかる」とこぼす高順の独白が入っています。小猫と呼ぶやり取りもあり、1分26秒で第1期の高順をまとめて見られます。

口では厄介と言いつつ、手を回すのは結局高順。文句を言い終わる前に、もう体が動いている人なんですよね。

第15・17・23話:相談役、引き止め役、見届け役

第15話では、河豚を食べて倒れたとされる官僚の件を、高順が猫猫へ持ち込みます。猫猫に同行する無愛想な若い武官が、のちに高順の息子と分かる馬閃です。

第17話は、休みに里帰りしようとした猫猫を、水蓮(スイレン)と一緒に引き止める側。結局、猫猫まで変装して壬氏と街を歩くことになります。

癒し系のはずなのに、休日の猫猫を止める側にちゃっかり立っている。17話の高順、しっかり壬氏陣営です。

第23話では、猫猫と羅漢(ラカン)の象棋勝負を、壬氏と並んではらはら見守ります。3話では猫猫を事件へ案内した人が、ここでは勝負の行方を見届ける側に回っています。

夜の城壁で「小猫」と呼び始めてから、12話の宴まで。漫画で後宮編を読み返すと、高順がどの事件で猫猫の隣にいたのかを自分のペースで追い直せます。

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アニメ第2期の高順は28話と35話|妙な相談と、父親の拳骨

第2期で高順が濃く出るのは、猫猫へ難題を持ち込む第28話「鏡」と、息子の馬閃と狩りへ向かう第35話「狩り」。第1期の相談役が、ここで父親の顔も見せます。

第28話の高順は、またとんでもない相談を運んできます。監視の厳しい良家の姉妹のうち、妹が「仙人の子」を身ごもったというのです。

外と通じようのない状況で、どうやって子ができたのか。猫猫はこの密室の謎を、あるものを使って解き明かします。

夜の幽霊、毒の器、河豚の官僚、そして仙人の子。高順の持ってくる相談、回を追うごとに妙な方向へ育っています。

第35話「狩り」:無愛想な武官が「息子」として並ぶ

第35話で、楼蘭妃(ロウランヒ)の父に誘われた狩りへ付き添うのは、高順と息子の馬閃。15話で猫猫と官僚の家へ向かったあの武官が、ここで高順の息子として並びます。

原作Web版の道中では、猫猫は馬閃がこぼした「父上」の一言で親子だと気づきます。宿の部屋では、何か言い聞かされて反論した馬閃に、高順が黙って拳骨を落とします。

その同じ部屋で、氷を羨ましそうに見つめる猫猫には、こっそり欠片を分けてくれる。

息子には拳骨、猫猫には氷。同じ部屋で、配るものが違いすぎる。

馬閃が壬氏の乳兄弟で、のちに補佐兼護衛を任される立場だと知ると、父の拳骨が甘くならないのも納得です。

子の一族の鎮圧:壬氏の後ろにいたのは馬閃

第46話で、紫紺の甲冑に身を包んで禁軍を率いるのは壬氏です。原作Web版では、砦の中で壬氏の後ろを守ったのは高順ではなく馬閃でした。

  • 出陣前:李白(リハク)に、寒さに強く体力のある者を集めるよう頼む
  • 砦の中:高順は別の仕事を抱え、本来の位置には馬閃が立つ
  • 鎮圧の後:合流して壬氏に休むよう勧め、猫猫が横たわる馬車を指さす
  • 帰還後:主の顔に傷が残ったことで、護衛の馬閃を殴り飛ばす

※砦の前後の高順の動きは、原作Web版での描写です。

休めと言っても聞かない主に、言葉を重ねるより猫猫の姿を見せる。高順、壬氏の動かし方を知り尽くしています。

しかも壬氏本人は、避けずに受けた顔の傷をむしろ気に入っているのに、殴られるのは護衛の息子。馬閃、そこは割に合わない。

傷を負った本人より、主の傷に厳しいのが高順という。父としても従者としても、そこだけは譲れないんでしょうね。

第3期の高順は皇帝の補佐へ|壬氏のそばは馬閃に交代

第3期の高順は、もう壬氏の付き人ではありません。もともとお目付け役だった高順は、皇帝の補佐という本来の仕事に戻っています。

第2期で拳骨を落としていた父が、今度は離れた場所から息子を案じる側へ。壬氏の隣を任せたぶん、心配の量は増えていそうです。

時期高順の立場壬氏のそばにいる人
アニメ第1期・第2期壬氏のお目付け役兼補佐高順
アニメ第3期皇帝の補佐馬閃(補佐兼護衛)
原作Web版「六、馬姉弟」皇族を守る馬の一族として皇帝を護衛馬閃
親子で守る相手が分かれた、高順と馬閃

馬の一族は、代々皇族の護衛を担う家です。Web版でも、高順は皇帝を、馬閃は壬氏を守ると役目がはっきり分かれています。

第3期は、子の一族の反乱の後始末が落ち着いたところから始まります。猫猫は花街の薬師に戻り、皇弟であることを明かした壬氏は、第49話「蝗」で正式に政へ加わっています。

9月16日に公式Xで公開された第3期のキャラクターポスターで、高順に添えられた台詞は「花がたかるとは、面白い表現を」。

誰のどんな言い回しに感心しているのか、本編で確かめたい一言です。皇帝の補佐に戻っても、ちゃんと台詞付きで並んでいるのがうれしい。

第3期は2026年10月2日から日本テレビ系の金曜夜に放送中で、第2クールは2027年4月から。劇場版『亡妃の秘宝』は12月11日に公開されます。

劇場版で10月6日時点に発表されているキャストは、猫猫・壬氏・沐清(ムーチン)の3人。高順の名前は、まだ並んでいません。

Web版では、市井編の序盤まで壬氏に付き添う

Web版の市井編の序盤では、高順はまだ壬氏の外出に付き添っています。花街の薬屋で、猫猫が元気よく「いらっしゃいませ!」と迎えると、後ろの高順はあんぐり。

思わず「人違いでは」と口を滑らせ、覆面の主からじろりと見返されます。普段は主を止める側の高順が、うっかり失言する側に。

やがて高順が壬氏のそばを離れると、まめに料理を取り分ける陸孫(リクソン)を見た猫猫が、高順を思い出す場面もあります。壬氏の相手をしていなくても、どうせ苦労しているのだろう、と。

隣にいなくても、まめな人を見るたびに思い出される。高順、出番のない場面でまで存在感があるんですよね。

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原作小説で高順を読むなら何巻?アニメとの対応と7巻の「官女試験」

アニメの高順を小説で追うなら、ヒーロー文庫の1〜4巻です。第3期はその先、5巻の子の一族の反乱が収まった後から始まります。

巻アニメで言うと高順に注目したい場面
1巻第1期1〜12話「小猫」と呼び始める夜、毒の器、再会の宴
2巻第1期13〜24話河豚の官僚の相談、変装の街歩き、象棋の観戦
3巻第2期25〜36話仙人の子の相談、子北州の狩り
4巻第2期37〜48話猫猫の失踪から子の一族の鎮圧まで
7巻アニメ未放送猫猫へ官女試験の話を持ち込む
ヒーロー文庫版で高順を追う時の目安

2026年10月6日時点の最新刊は16巻。壬氏の隣を離れた高順がどう動くのか、アニメより先に追えるのは小説の側です。

7巻:癒し系の顔で、外堀を全部埋めてくる

Web版の同じ場面「一、新しい役割」は、半年以上ぶりの再会から始まります。花街の薬屋に現れた高順は、猫猫が出した饅頭をしっかり2個平らげてから本題へ。

医官と同じ権限があり、新しい薬も試せる。猫猫の弱いところを突いたうえで、玉葉(ギョクヨウ)后・壬氏・皇帝の推薦状を順に3通並べます。

しかも後ろには、鞭を持ったやり手婆まで控えていて、懐には銭袋。断る道は、高順が来る前から塞がれていました。

甘いものを2個食べてから、外堀を全部埋めた状態で話を切り出す。癒し系の皮をかぶった交渉上手ですよ、この人。

Web版では、本来この役目は馬閃のはずでした。里樹妃を送る仕事の帰りに馬から落ちて大怪我をし、代わりに父が来たという流れです。

高順いわく、その帰り道の馬閃は妙に浮足立っていたそうです。馬閃と里樹の関係を知っていると、落馬の理由にもつい察しがついてしまいます。

限定特装版のドラマCDでも、高順は相談を運んでくる

9・11・12巻の限定特装版にはドラマCDが付き、高順の声は津田健次郎さん。アニメの小西克幸さんとは別の高順に会えます。

ドラマCDとアニメで声が違うのは、主の壬氏も同じ。壬氏の声優とドラマCDとの違いも並べると、主従二人とも担当が替わっているのが分かります。

饅頭2個と推薦状3通で猫猫を追い込む7巻の高順は、まだアニメの先にいます。小説なら、壬氏の隣を息子に譲った後の高順にも会いに行けます。

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Web版には「高順」という章がある|孫の話と、主を追い詰める一言

原作のWeb版には、そのまま「十二、高順」という題の章があります。語り手は壬氏。高順がどれだけ長く主を見てきたかが、何気ない夜の会話から伝わってきます。

Web版の章部高順の場面
十一 幽霊騒動その弐後宮編猫猫を「小猫」と呼び始める
二十三 指後宮編翡翠宮で待つ間に草むしりをしている
十二、高順宮廷編1孫の誕生を壬氏に報告する
十七、子翠(シスイ)宮廷編2猫猫の呼び方を玉葉妃に聞かれる
一、新しい役割砂欧編官女試験の話を持ち込む
高順目当てで読みたいWeb版の章

壬氏が乳離れする前から、教育係として付いてきた人。一時期離れていたことはあっても、主を一番分かっている一人だと、壬氏自身が思っています。

そんな夜の会話で高順が出すのが、先月孫が生まれたという話。そのまま壬氏にも、早く孫を抱かせてほしいと迫ります。

壬氏の返事は「努力する」。恨めしげな従者の視線を無視して、果実酒を飲み干します。長年の主従でしか成立しない攻防です。

宦官として後宮にいる高順に、なぜ孫までいるのか。その種明かしは、高順の正体と宦官の疑問にあります。

「二十三 指」:高官なのに、待ち時間は草むしり

第7話の器の一件に当たるWeb版の「指」では、器を届けに翡翠宮へ来た高順が、朝から待つ間に外で草むしりをしています。暇そうだからと頼んだのは玉葉妃です。

猫猫もけっこうな高官だったはずと首をかしげつつ、さすがまめ男だと妙に納得。頼まれたら草むしりも断らない高官、なかなかいません。

家では年上の妻に頭が上がらないという、高順の恐妻家ぶりを思うと、翡翠宮の草むしりくらい、もう慣れたものなのかもしれません。

「十七、子翠」:正直に答えただけで、主を追い詰める

虫好きの女官と猫猫が知り合った直後、翡翠宮では壬氏が、狩りのために猫猫を数日返してほしいと切り出します。ところが玉葉妃は、壬氏が猫猫を「その娘」としか呼ばない点を突いてきます。

そこで玉葉妃がまず尋ねるのが高順。猫猫を何と呼んでいるのかと聞かれ、高順は迷わず「小猫」と答えます。

続けて同じ質問を向けられた壬氏は、気まずそうに猫猫をちらり。猫猫はここで、一度も名前を呼ばれていなかったことに気づきます。

高順、正直に答えただけなのに、主を追い詰める側に回されてる。3話の「小猫」、まさかこんな所で効いてくるとは。

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まとめ|アニメの高順は3・7・35話から、小説は1〜4巻と7巻へ

アニメの高順は、第1期・第2期で壬氏のお目付け役として猫猫を事件へ案内し、第3期では皇帝の補佐へ戻りました。小説では1〜4巻がアニメの範囲で、7巻とWeb版の章でさらに会えます。

アニメと小説の高順

  • 第3話で猫猫を「小猫」と呼び始め、第7話では気を抜く壬氏をたしなめる
  • 第15・28話は相談役、第35話では息子の馬閃と狩りに同行する
  • 第3期は皇帝の補佐に戻り、壬氏の補佐兼護衛は馬閃が務める
  • ヒーロー文庫1〜4巻がアニメ第1期・第2期に当たる
  • 7巻では官女試験を持ち込み、Web版には「十二、高順」の章がある

夜の城壁で「小猫」と呼び、毒の器を運び、主の結婚まで急かす。どの場面の高順も、眉間にしわを寄せたまま誰かの面倒を見ています。

第3期では、壬氏の隣を息子に譲りました。それでも皇帝のそばで働きながら、離れた場所で息子を案じる高順の出番は、ここからも続きます。

皇帝の隣でも、相変わらず誰かの無茶ぶりに振り回されているはず。次に画面に映ったら、まず眉間のしわの深さを確かめたい。

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年10月6日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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