『ダンダダン』66話「怪獣じゃんよ」は、団地の下に横たわっていた怪獣が、団地より大きくなって暴れ出す回です。逃げた先でアイラとジジが合流し、そのまま怪獣との戦いになだれ込みます。
ただし結果は惨敗に近い。車をぶつけても怪獣にはほとんど効かず、最後はアイラの上に怪獣の拳が落ちて終わります。
その前の数ページは、金太の下ネタとモモの拳の応酬。「金玉」と言って殴られた金太の横で、モモ本人が「金玉要素なくね?」と言い出すところから、66話は始まります。
冒頭は下ネタで殴られる同級生、ラストは怪獣に殴られるアイラ。66話、殴られる側の規模が最初と最後でけた違い。
※原作漫画第66話までのネタバレを含みます。第67話以降の展開には触れません。
この記事でわかること
| 人物 | 立場・直前の状況 | 66話での関わり |
|---|---|---|
| オカルン | 本名は高倉健。65話の最後、本気の突撃で見えない相手を団地の下へ落とした | 怪獣を見て大はしゃぎ。変身してモモを背負い、逃げながら戦う |
| 綾瀬桃(モモ) | 霊媒師の孫で、超能力を持つ。オカルンの金の玉探しを手伝っている | 金太の下ネタを殴って止め、戦いでは超能力で車を投げる |
| 坂田金太 | オカルンのクラスメイト。65話で透明のからくりを見抜いた | 下ネタで殴られ続け、怪獣に踏まれかけて助けられる |
| 白鳥愛羅(アイラ) | アクロバティックさらさらの力を持つ同級生 | 変身して髪で車を投げ、リーダーを名乗って指示を出す |
| ジジ | モモの幼なじみ。水をかぶると体が邪視に替わる | アイラと一緒に暗い空間へ入り、金太を背負って離脱する |
| 怪獣 | 金の玉を持ったまま団地を逃げ回り、65話で透明が解けた | 団地より大きくなり、モモたちを相手に暴れる |
『ダンダダン』66話のあらすじ|横たわる怪獣から、アイラへの一撃まで
66話は、65話で団地の下へ落とした怪獣を見下ろすところから始まり、合流しての反撃が通じないまま終わります。
- 横たわる怪獣を見て、オカルンが「怪獣だあああ!!」と大はしゃぎ
- 金太が下ネタを言うたびに、モモが拳と蹴りで黙らせる
- 下へ調べに行こうとした3人の前で、壁の穴から怪獣の目がのぞく
- 怪獣は団地をはるかに超える大きさになり、3人は逃げ出す
- 空が暗くなっていることに気づき、相手が宇宙怪獣だと分かる
- 同じ空間に入っていたアイラとジジに合流。転んだ金太を3人で助け、ジジが金太を背負って離脱する
- アイラが髪で車を巻き取って怪獣の顔へ、モモはオカルンに背負われながら超能力で車を脚へ
- 怪獣には効かず、空中でモモに気を取られたアイラへ、怪獣の拳が振り下ろされる
65話の最後、金太の作戦とオカルンの本気で落とした相手は、透明が解けると怪獣でした。そこまでの追いかけっこは65話のネタバレ感想・考察で振り返れます。
第66話「怪獣じゃんよ」は2022年7月26日に少年ジャンプ+で公開された20ページの回で、単行本では8巻に入っています。
アニメでは、第22話の終わりから第23話「怪獣じゃんよ」にかけて描かれました。放送回のタイトルも、原作の66話と同じです。
担当編集の林士平さんも配信開始と同時に、Xで66話の更新を知らせています。扉には、口を開けた怪獣の顔が大きく描かれていました。
「金玉要素なくね?」|殴られる金太と、言っても平気なモモ
怪獣を前にした3人の反応は、見事にばらばらです。オカルンは指で双眼鏡を作って「幽霊じゃない!! 怪獣だあああ!!」。
ところがモモに何なのか聞かれると、元気よく「全然わかりません!!」。はしゃいでいるのに、何も分かっていない。
そして金太は、自分の手がかりで倒した金玉はどうなっているのかと聞いて、モモに殴られます。いちいち下ネタを言うな、と。
ところが次のページで、モモ本人がこう言います。透明の時は金玉が見えていたのに、今は金玉要素なくね?
| 比べる点 | 金太の「金玉」 | モモの「金玉」 |
|---|---|---|
| 言った中身 | 自分の手がかりで倒した金玉はどうなってる? | 透明の時は見えていたのに、今は金玉要素がない |
| 周りの反応 | モモの拳が飛んでくる | オカルンが「確かに」と同意する |
| 金太の受け止め | 謝りつつ、うれしいスキンシップだと喜ぶ | 自分の下ネタと何が違うのかと食い下がる |
金太の「ボクの下ネタと何が違うの!?」は、正直ちょっと分かる。どちらも同じ単語を言っています。
しかも金太の質問も、中身は金の玉の行方です。違いがあるとすれば、モモにはそれが下ネタに聞こえたことくらい。
コメント欄には、下ネタが受け入れられるかどうかは、話の中身に興味があるか、相手の反応に興味があるかの違いだと書いた読者もいました。
もちろん金太は懲りません。今度はオカルンに、どうすれば下ネタが成功するのかと相談します。オカルンの答えは「言わない方がいいですよ」。
そこへ横からモモの蹴り。金太の返事は「うれしいい!!」でした。
相談した相手の答えが、言わない方がいい。金太、その助言を試す前にもう蹴られてる。
下ネタを「モテる秘訣」だと思い込んだのは64話のネタバレ感想・考察で追った通り。65話で作戦を当てた金太も、66話ではすっかり元の調子です。
モモの呼び方も、66話では「エロ助」。下ネタ1回ごとに、扱いだけが着実に雑になっていきます。
団地より大きくなった怪獣|暗くなった空と、そこにいる金太
下ネタのやりとりが一段落し、怪獣は動かないから下へ降りて調べようとモモが言った直後。団地の廊下の先、壁の穴から、怪獣の目がこちらをのぞいていました。
横たわっていた怪獣は、そのまま団地をはるかに超える大きさまで膨らみます。さっきまで見下ろしていた相手を、今度は3人が見上げて逃げる番です。
走りながら、モモとオカルンは空が暗くなっていることに気づきます。周りの人が消えた、真っ暗な空間。相手はただの怪獣ではなく、宇宙怪獣でした。
読者がすぐに引っかかったのが、この空間にまだ金太がいることです。「オタクくんがこの場にいるってことは」と、何かの力を持っているのではと考える書き込みが上位に並びました。
なぜ金太がここにいられるのかは、66話ではまだ語られません。
一般人がまとめて消える空間で、最後まで残ったのが下ネタの同級生。選ばれし者の条件、どうなってるんですか。
アイラとジジが合流|「あなたのせいじゃない」と、背負われて退場する金太
同じころ、下校中のアイラとジジも暗くなった町に取り込まれていました。ジジがまず心配したのは、また自分が何かしたのかということ。
アイラは「あなたのせいじゃない」と返し、モモと合流しようと走り出します。
体に邪視を抱えていると、町が暗くなっただけでまず自分を疑ってしまうのか。アイラの返事は、その疑いを最初の一言で外しています。
そこへ、怪獣だと叫びながらモモが走ってきます。後ろには、見上げるほどの宇宙怪獣。アニメ第23話の公式ショートは、まさにこの叫びを題にしています。
合流してすぐ、金太が転びます。怪獣の足が真上に来たところを、モモ、アイラ、オカルンの3人がかりで助け出しました。
| 人物 | 合流後の役目 |
|---|---|
| アイラ | 変身して髪で車を巻き取り、怪獣にぶつける |
| オカルン | 変身してモモを背負い、怪獣の周りを走る |
| モモ | オカルンの背中から、超能力で車を投げる |
| ジジ | 金太を背負って逃げる。あとでモモの家に集まる段取り |
| 金太 | ジジに背負われて戦線を離れる |
非戦闘員の金太を下げて、戦える3人が残る。コメント欄でも、トラブルへの対処がどんどん速くなっているという声に支持が集まりました。
怪獣の前に残る3人と、下ネタの同級生を背負って走る1人。どっちの任務が楽なのか、ちょっと判断に迷う。
リーダーを名乗ったアイラ|車を投げても効かない怪獣と、最後の一撃
66話の戦いで前に出たのはアイラです。アクロバティックさらさらの力で変身し、伸びる髪で車を巻き取って、怪獣の顔にぶつけます。
そのうえでモモには脚を狙えと指示し、自分のことは「リーダー」と呼ぶように言います。顔はアイラ、脚はモモ。作戦の分け方自体はまっとうです。
アイラがリーダーを名乗るのは、これが初めてではありません。49話では、自称リーダーなのにどうして自分を呼ばなかったのかと、食卓でモモに詰め寄っていました。
49話は、呼ばれなかったことへの文句。66話は、怪獣の前での指示。同じ「リーダー」が、食卓の文句から現場の号令に変わりました。
モモもオカルンに背負われたまま、超能力でつかんだ車を怪獣の脚にぶつけます。ところが怪獣には、ほとんど効きません。顔にも脚にも車を当てたのに、です。
そして空中のアイラが、モモの方へ気を取られた一瞬。振り下ろされた怪獣の拳が、アイラを建物ごと巻き込みます。66話はそこで終わります。
リーダーを名乗った戦いで、怪獣の拳をまともに受けたのがリーダー本人。肩書きの重さ、物理で来た。
投げつけた車にも、ちょっとした仕掛けがありました。シボレー・コルベアなど、ウルトラマンの科学特捜隊にゆかりのある車が描かれていると、気づいた読者が何人もいたんです。
初代『ウルトラマン』の科学特捜隊の専用車も、ベースはシボレー・コルベア。読者がゴモラやレッドキングに例えた怪獣に、科特隊の車をぶつける。特撮好きほど細部で笑える戦いです。
アニメのオープニングにもウルトラマンを思わせる演出が多く、その理由は主題歌「オトノケ」とOPがウルトラマンに見える理由の記事にまとめています。
66話の応援コメント欄|アイラの安否と、「金○要素」より「シン・ウルトラマン要素」
66話の応援コメントは3,000件に達しています。いちばん支持を集めたのは、ラストのアイラを心配しつつ、生きていると信じる声でした。
| 書き込み | 1件への「いいジャン」 |
|---|---|
| 愛羅、死…?(絶対生きてる) | 31,289 |
| どう考えても金○要素じゃなくてシンウルトラマン要素しかなくて草 | 17,874 |
| 下ネタ言って罵られることに快感を覚えるドM、めちゃくちゃ害悪で草 | 16,007 |
| ゴモラか | 9,704 |
| アイラちゃんは死にません。可愛いので。 | 9,378 |
| オタクくんがこの場にいるってことは、彼も何が特殊能力を得られるのか…!? | 8,657 |
| イツメンの組み合わせガチ最高www | 4,244 |
2番目の書き込みは、モモの「金玉要素なくね?」への返事になっています。金玉要素は消えても、シン・ウルトラマン要素は満載。
金太への評価は、ここでも割れています。殴られて喜ぶ姿を害悪と笑う声がある一方で、別の見方もありました。
アイラもジジも最初は印象がよくなかったのだから、金太もこれから化けるかもしれない。そんな書き込みも1,000件を超える支持を集めています。
66話は単行本8巻に入っています。金太の作戦で怪獣の姿を暴いた65話から続けて読むと、倒したはずの相手が団地より大きくなる落差がそのまま味わえます。
まとめ|66話は、下ネタ騒ぎから一転、宇宙怪獣に押し返される回
『ダンダダン』66話「怪獣じゃんよ」は、下ネタで騒いでいた3人の前で怪獣が巨大化し、合流した3人の反撃もむなしく、アイラに拳が落ちる回でした。
金の玉を探しに団地へ来たはずが、金玉要素ゼロの宇宙怪獣と町の真ん中で戦っている。オカルン、探し物の手がかりが団地より大きくなってます。
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※本記事の情報は2026年11月3日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。
