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『ダンダダン』67話ネタバレ感想・考察|わざと汗を飛ばした金太と、「戦う日じゃない」でしゅんとした邪視

2026年11月3日

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『ダンダダン』67話の金太の汗と邪視を扱う記事タイトルに、水滴と淡く光る家を添えた水彩調アイキャッチ。

『ダンダダン』67話「怪獣はめちゃ強い」は、金太の汗でジジが邪視に替わり、オカルンが2回目の本気でアイラを助ける回です。

本気を使い切ったオカルンは変身が解け、モモが超能力でアイラごと抱えて家まで走ります。そこで待っていたのが、制服姿の邪視でした。

ところが邪視は戦いません。今日は戦う日じゃないと言われて、しゅんと引き下がる。オカルンも、怪獣が迫っていても邪視に助けを頼みませんでした。

最後は綾瀬家の壁が光り、オカルンが怪獣を倒す手を思いつきます。

団地より大きい怪獣が町を壊している横で、ジジを追い詰めたのは同級生の汗。67話、敵は怪獣だけじゃない。

※原作漫画第67話までのネタバレを含みます。第68話以降の展開には触れません。

人物立場・直前の状況67話での関わり
オカルン本名は高倉健。65話の突撃で、この日1回目の本気を使っている2回目の本気でアイラを助け、変身が解ける
綾瀬桃(モモ)霊媒師の孫で、超能力を持つ。66話ではオカルンに背負われて戦った落ちてくる二人を超能力で受け止め、家まで運ぶ
白鳥愛羅(アイラ)アクロバティックさらさらの力を持つ同級生。66話の最後に怪獣の拳を受けた助けられた後、気絶したふりでオカルンにしがみつく
ジジ/邪視モモの幼なじみ。水をかぶると体が邪視に替わる。66話で金太を連れて離脱した金太の汗で邪視に替わり、戦えると思って綾瀬家へ走る
坂田金太オカルンのクラスメイト。66話で怪獣に踏まれかけて助けられたジジの頼みを誤解し、わざと汗と鼻水を飛ばす
67話の主な人物と、今回の関わり

『ダンダダン』67話のあらすじ|金太を担いだジジから、光った壁まで

67話は、怪獣から逃げる二つの組を交互に追い、綾瀬家で合流したところで終わります。戦いの決着はまだつきません。

  • ジジが金太を肩に担いで逃げながら、汗をかけないでと頼む
  • 見下されたと受け取った金太が、わざと汗と鼻水を飛ばす
  • ジジは一度こらえるが、金太がもう一度汗を飛ばし、邪視に替わる
  • 綾瀬家に集合と聞いた邪視は、オカルンと戦える日だと思い込んで走り出す
  • 倒れたアイラを、オカルンが本気で救い出す。この日2回目の本気で変身が解ける
  • 落ちていく二人をモモが超能力で受け止め、そのまま綾瀬家まで運ぶ
  • 待っていた邪視に、オカルンは今日は戦う日じゃないと告げ、邪視の加勢も断る
  • モモが触れた壁が光り、オカルンは家のナノスキンで怪獣を倒せるかもしれないと気づく

66話は、リーダーを名乗って前に出たアイラに怪獣の拳が落ちたところで終わりました。そこまでの流れは66話のネタバレ感想・考察で振り返れます。

アニメでは第2期の第23話「怪獣じゃんよ」に入っています。66話の後半から始まる回で、67話の汗の場面も本気の救出も、この一話の中で描かれました。

担当編集の林士平さんは配信当日、扉と冒頭のページを添えてXで更新を知らせています。扉のアオリは「巨獣変事勃発!! 即脱出せよ!!」。

扉で脱出しているのは、金太を担いで走るジジ。怪獣の回の扉なのに、主役は逃げる二人です。

汗をかけないでと頼んだジジと、見下されたと受け取った金太|ややこしいポポポポーン

ジジが邪視に替わったのは、怪獣のせいではありません。担いでいた金太の汗と鼻水です。

水をかぶると邪視が出てくる体のジジにとって、汗も十分に危ない。だからジジは走りながら「お願いだから汗をオレにかけないでね!!」と頼みます。

ところが金太には、これが見下しに聞こえました。返ってきたのは「表ではいい顔して 裏では人を見下してんだ!!」。体質の話が、イケメンの悪口に変換されています。

場面ジジ金太
頼む汗をかけないでとお願いする見下されたと怒り、汗と鼻水をくらわせる
こらえる金太を落とし、邪視に替わりかけるのを抑える落とされて痛がり、イケメンは最低だと怒る
替わる頭を振って飛ばされた汗で、邪視に替わる顔が変わったジジに、高倉君みたいな感じかと聞く
ジジの頼みと、金太の受け取り方

ジジは一度、本当にこらえています。「あぶねー!!」の後の「いやマジでやめてよ〜」が、怒るより先に頼むところがジジらしい。

そこへ金太の「えい」。頭を振った「ブルン」で汗が飛び、隣のジジには「ギュン」。一度耐えた変身が、掛け声ひとつで台無しになりました。

アニメ第23話の公式ショートは、この場面のジジの叫びをそのまま題にしています。

その叫びが「ややこしいポポポポーンになっちゃうよ!!」。元はACジャパンの公共広告「あいさつの魔法。」の歌詞で、2011年の震災後に繰り返し流れたあのフレーズです。

CMの「ポポポポ〜ン」は、あいさつをすると友達が登場するときの音として作られた言葉でした。

ジジにとっては、汗一滴で別の誰かが出てきてしまう体質の説明。「ややこしい」の一語が、出てくる相手の正体を物語っています。

CMで「ポポポポ〜ン」と出てくるのは友達。ジジの場合、出てくるのは「何じゃ貴様 ブチ殺されたいのか」の人。

現れた邪視は、ジジのリュックを放り投げます。目の前の金太が口にしたのは「君も高倉君みたいな感じなのか!?」でした。

人が別人に替わった直後に、もう前例と比べている。コメント欄にも、汗には怒りながら、この理解の早さには助けられると認める声がありました。

邪視は答えずに立ち去りかけますが、綾瀬家に集合と聞いた途端、オカルンと戦える日だと思い込んで駆け出しました。金太も慌てて後を追います。

2回目の本気でアイラを救ったオカルン|変身が解けた後は、モモの超能力頼み

一方の戦場では、66話の最後に拳を受けたアイラが倒れたままです。そこへ怪獣の追撃。オカルンが本気で飛び込み、アイラを抱えて逃れます。

怪獣が両手でたたき潰そうとする動きは、コメント欄で『となりのトトロ』のメイちゃんに例えられていました。まっくろくろすけを両手で捕まえる、あの手つきです。

団地より大きい宇宙怪獣が、虫を捕まえる子どもの動き。怖いのに、どこか愛嬌があるのがこの怪獣のずるいところです。

ただし、この救出がこの日2回目の本気でした。1回目は65話で、見えない相手を団地の下へ落とした突撃です。

比べる点65話の本気(1回目)67話の本気(2回目)
使った先金の玉を持つ見えない相手への突撃倒れたアイラの救出
その後のオカルン66話でも、モモを背負って戦い続ける変身が解け、アイラを抱えたまま落ちていく
運ぶ側・運ばれる側モモを背負って走る側モモの超能力で運ばれる側
同じ日の本気でも、使い道とその後がまるで違う

攻撃に使った1回目と、人を拾いに行った2回目。最後の本気を、怪獣を倒すためではなくアイラのために使っています。

本気が何回まで使えるのかは、オカルンの変身と本気の回数をまとめた記事で追えます。

変身が解けたオカルンを空中で受け止めたのはモモでした。超能力で二人をまとめて持ち上げ、そのまま綾瀬家まで走り抜けます。

家に着くと、モモは倒れ込みます。ところが、気絶していたはずのアイラはいつの間にか目を覚ましていて、寝たふりのままオカルンにしがみついていました。

気づいたモモは、アイラを引きはがします。町を走り抜けた疲れが、そのまま怒りに変わる。

二人を抱えて怪獣から逃げ切ったモモへのご褒美が、寝たふりのアイラ。怪獣より先に、モモの体力を削りにきてる。

「今日は戦う日じゃない」で引いた邪視|40話と61話の約束から読む、加勢を断った理由

綾瀬家で待っていたのは、ジジの制服のままの邪視でした。笑顔で、早く戦おうとオカルンに迫ります。

オカルンの返事は、今日は戦う日じゃない。すると邪視は駄々もこねず、描き文字の「しゅん」を添えて引き下がります。

怪獣が迫る中で、モモは邪視にも一緒に戦ってもらおうと持ちかけます。オカルンが変身できない今、頼りたくなるのは当然です。

それでもオカルンは断りました。約束を変えたら、邪視がそれをどう受け取るか分からないからです。

この慎重さは、40話と61話を並べると腑に落ちます。邪視とのあいだでは、約束の言葉ひとつがそのまま結果になってきました。

話数邪視との約束その結果
40話遊びたいと言う邪視に、ジジがいくらでも付き合うと答えるその言葉を取られ、ジジの体を奪われる
61話オカルンが、毎週火曜の放課後に一回、自分とだけ戦うと条件を出す邪視は条件をのみ、ジジに体を返す
67話怪獣が迫っても、オカルンは約束の日以外は戦わせない邪視はしゅんとして引き下がる
上限のない約束で体を奪われ、区切った約束で取り返した

40話は、上限のない一言が体を明け渡す合図になりました。その経緯は40話のネタバレ感想・考察で追えます。

61話の約束は、曜日と相手を区切ることで邪視を止めました。61話のネタバレ感想・考察で振り返った、あの取り決めです。

今日だけ例外にすれば、その区切りが一つ崩れる。ピンチの日ほど、オカルンは約束の形を崩さない。

とびきり強い味方を、カレンダーを理由に休ませる。でもその融通のなさで、ジジの体は今日も無事。

そして邪視の側も、戦えない日だと言われて暴れませんでした。コメント欄には、一度は自力で抑えたジジと、約束を守った邪視を並べて、それぞれの成長を喜ぶ声もあります。

61話の約束も67話の「しゅん」も、同じ8巻の中。ブリーフを預けて体を返した邪視が、6話後には曜日を守って引き下がるまでを一気に追えます。

気になる場面を、原作でじっくり読む。

星子もいない綾瀬家で光った壁|62話のナノスキンが、怪獣への切り札になる?

邪視は戦わせない。オカルンは変身できない。頼みの星子も仕事で留守。モモは途方に暮れて、家の壁に手をつきます。

その壁が、キラキラと光りました。綾瀬家は、62話でルドリスが持ってきたナノスキンで建て直した家です。

ナノスキンは、触れた人の頭の中のイメージどおりに形を変える宇宙の建材。62話では、この性質を使ってみんなで家を組み立てました。

光る壁を見たオカルンは、家そのものがナノスキンでできていると気づきます。そして、これを使えば怪獣を倒せるかもしれない、とモモに告げる。怪獣はその綾瀬家へ近づいていました。

邪視との戦いで粉々になった家を建て直す話が、5話後には怪獣への反撃の手がかりになる。家づくりの回は62話のネタバレ感想・考察で振り返れます。

読者もここで膝を打っていました。建築素材まで伏線だったのかと感心する声に、家が変形してロボになると予想する声。

その一方で、また家が壊れるのではと心配する声も上位に並びます。61話で粉々になり、62話で建て直したばかりの家ですから。

建て直してまだ5話。綾瀬家、今度は家ごと戦場へ駆り出されそう。

67話の応援コメント欄|汗への悲鳴と、「邪視がどんどん可愛くなる」

67話の応援コメントは2,600件を超えます。支持の数で先頭に立ったのは、金太の汗で変身してしまうジジへの悲鳴でした。

書き込み1件への「いいジャン」
きったねぇ汗で変身しちゃうの嫌すぎるwwww44,982
邪視がどんどん可愛くなる40,254
下ネタは許すけど汗わざと付けるのはキモヲタじゃなくてただのキモ32,556
戦えなくてしゅんとする邪視かわええのう。25,419
早速家ぶっ壊しそうで草22,971
もしかしてエロ助が透明化習得するとかじゃねぇだろうな10,994
67話の応援コメントで支持を集めた書き込み(2026年11月3日時点)

上位4件は、金太への悲鳴と邪視への「かわいい」が交互に並びます。嫌われ役と人気者が、同じ汗の場面から生まれています。

金太への評価は、ここでもはっきり割れました。汗をわざと飛ばしたことへの嫌悪が並ぶ一方で、「エロ男俺は好きだぜ」と、何かやらかしてくれそうだと期待する声も残っています。

はてなブックマークには、邪視が戦わなくてこっちもしゅんとなった、という声まで。描き文字ひとつが、読者にまでうつっています。

8巻はこの67話で終わります。光った壁の使い道が明かされるのは、9巻の最初の話になる68話から。単行本で追うと、壁が光ったまま次の巻を待つことになります。

気になる場面を、原作でじっくり読む。

まとめ|67話は、汗で呼び出された邪視が、約束で引き下がる回

『ダンダダン』67話「怪獣はめちゃ強い」は、金太の汗で現れた邪視を、オカルンが約束を理由に戦わせず、家のナノスキンに望みをつなぐ回でした。

67話で押さえておきたいこと

  • 汗をかけないでと頼んだジジを、金太は見下したと受け取り、わざと汗と鼻水を飛ばす
  • ジジは一度こらえるが、二度目の汗で邪視に替わる
  • オカルンは2回目の本気でアイラを助けて変身が解け、モモが二人を家まで運ぶ
  • 邪視は今日は戦う日じゃないと言われて引き下がり、オカルンは約束を理由に加勢も断る
  • 67話は単行本8巻の最後の話。アニメでは第2期の第23話に入っている

汗で呼び出され、曜日で帰される。67話の邪視、あんなに強いのに、ずっと人の都合で動かされてる。

68話のネタバレ感想はこちら

※当サイトで使用しているイラストは、記事内容を補足するイメージです。特定の著作物・キャラクター・場面の再現を目的としたものではありません。本記事は作品公式および関係各社とは関係のない非公式記事であり、感想・考察には当サイトの見解を含みます。
※本記事の情報は2026年11月3日時点で確認しています。放送・配信状況、料金、特典、キャンペーン、商品情報などは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイト・販売ページをご確認ください。

  • この記事を書いた人
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アキラ

アニメ歴20年以上。年間100本以上を視聴し、原作との違いや感情の動きを大切にレビューを執筆。 作品の背景や演出意図にも目を向け、「観た人の心に残る言葉」で作品の魅力を深掘りします。 「作品がもっと好きになる」体験を届けたくて、本ブログを運営しています。

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