『ダンダダン』4話「トイレに行こう」は、ターボババアとの鬼ごっこに備える特訓中に、オカルンがトイレを我慢できなくなる回です。
笑える騒動の直後、そのトイレからターボババアが現れ、今夜トンネルへ来いとモモに迫ります。
原因は、モモの力による呪いの抑え方にあります。モモが見ていないと、オカルンの呪いが出てしまう。だからトイレまで見張るしかない。
そして最後は、星子に抱きしめられて送り出されたモモが、電車の中で本気で怒っています。理由は、婆ちゃんを傷つけられたから。
サブタイトルが「トイレに行こう」で、ラストが決戦へ向かう電車。前半と後半で、同じ回とは思えない温度差です。
※原作漫画第4話までのネタバレを含みます。第5話以降の展開には触れません。
この記事でわかること
| 人物 | 立場・関係 | 4話での関わり |
|---|---|---|
| 綾瀬桃(モモ) | 幽霊を信じる女子高生。オーラを掴む超能力を持つ | オカルンを見張り続け、星子の特訓を受ける |
| オカルン | 本名は高倉健。ターボババアに呪われている | 特訓中にトイレを我慢できなくなる |
| 星子 | モモの祖母で、本物の霊媒師 | 特訓をつけ、二人に霊から身を守る服を渡して見送る |
| ターボババア | トンネルの怪異。オカルンに呪いをかけた | オカルンを通してモモに話しかけ、トンネルへ呼び出す |
『ダンダダン』4話のあらすじ|特訓中のトイレ騒動から、トンネルへ向かう電車まで
4話は、特訓中のトイレ騒動から始まり、ターボババアの呼び出し、星子の見送りを経て、トンネルへ向かう電車で終わります。鬼ごっこ本番は、まだ始まりません。
- 特訓の最中、オカルンがトイレを我慢できなくなる。モモが見ていないと呪いが出るため、モモは行かせたくない
- 星子が、目を閉じて触れた感覚で呪いを抑えるよう教える。モモは試すが、うまくいかない
- ターボババアが出かかり、オカルンはトイレへ突進。止めるモモに星子まで加わり、トイレ争奪戦になる
- 用を足すオカルンをモモが見張る横で、星子は、モモの力はまだ眠っていると話す
- 星子の鼻から血が流れ、トイレにはターボババアの姿。今夜トンネルへ来なければ人を殺していくと脅される
- 星子は霊から身を守る服を二人に渡し、モモを抱きしめて送り出す
- トンネルへ向かう電車の中で、モモがターボババアへの怒りを燃やす
3話のラストで決まったのは、ターボババアを縄張りの外へ連れ出す鬼ごっこ作戦と、翌日からの特訓でした。4話はその特訓が、ほとんど始まったところで打ち切られる回です。
星子がターボババアを退け、作戦が決まるまでの流れは、3話のネタバレ感想・考察で追っています。
第4話「トイレに行こう」は、2021年4月27日に少年ジャンプ+で公開された20ページの回です。
アニメでは、原作3話と4話をまとめて第3話「ババアとババアが激突じゃんか」で描いています。アニメ第4話「ターボババアをぶっ飛ばそう」は、原作5話のサブタイトルです。
トイレ争奪戦が起きた理由|「見ていないと呪いが出る」が、そのまま足かせに
トイレが争奪戦になるのは、モモの力で呪いを抑えるには、オカルンを見続ける必要があるからです。トイレの中でも、目を離せません。
| 人物 | トイレをめぐる言い分 |
|---|---|
| モモ | 目の前で用を足されるのは嫌。だから行かせたくない |
| オカルン | 見られるのは屈辱。でも、もう限界 |
| 星子 | なぜか「ワシも入れろ」と競争に加わる |
止めるモモに、オカルンは「こっちは今すぐにでも漏らせるんだ」と言い返します。交渉のカードが、人の家で漏らすこと。追い詰められた人の切り札としては、最強で最低です。
ちなみにオカルンは、1話でターボババアにイチモツを奪われたまま。応援コメント欄の「イチモツ無いのにトイレどしたん?」という疑問には、「大です」と答える読者まで現れました。
孫と男子高校生がトイレを奪い合っているところへ、婆ちゃんまで「ワシも入れろ」。この家、止める側の大人が一人もいない。
しかも星子はアイマスクを着けたまま参戦しています。掲載当時のコメント欄には「おばあちゃんが意味なくトイレ競争に参加」と、この理由のなさに笑う声が並びました。
アニメ第3話のこの競争は、制作のサイエンスSARUが原画を公開しています。
目を閉じる特訓|オーラを「見て掴む」モモの力と、まだ眠っている本気
4話の特訓で見えてくるのは、モモの力が「見ること」に頼っているという弱点です。星子は、見なくても触れた感覚で抑えられるように鍛えようとします。
| 場面 | モモの力の使い方 | 結果 |
|---|---|---|
| 1話 | セルポ星人に捕まった危機で、祖母に教わった「氣」を出す | 超能力に目覚める。本人いわく、このときがいちばん強かった |
| 4話の特訓 | 見えたオーラを掴む力を、目を閉じて触覚で使おうとする | うまくいかず、ターボババアが出かかる |
| 4話のトイレ | 星子が、本来の力はまだ眠っていると告げる | 引き出すには、まだ特訓が要る |
1話で目覚めた時の力を、モモはまだ再現できていません。命の危機で出せた力を、自分の家で、落ち着いて出す練習が始まったばかりです。
弱点はもう一つ。応援コメント欄でいちばん反応を集めたのは、「高倉健」という名前にモモが反応してしまう場面へのツッコミでした。
「高倉健で♡になっちゃうの弱点すぎる」とまで言われています。
1話のモモは、顔が俳優の高倉健に似ているという理由で最初の彼氏を選んだほどの健さん好きでした。
目を閉じて抑えろと言われた相手の本名が、一番好きな俳優と同じ。モモ、この特訓、最初から相性が悪すぎる。
トイレから現れたターボババア|鼻血の星子と、今夜トンネルへの呼び出し
ターボババアは、オカルンの体を通してモモに話しかけてきます。要求は一つ。今夜トンネルへ来い、来なければ人を殺していく。
- トイレの前で、星子がモモの力について話している
- モモが気づくと、星子の鼻から血が流れている
- トイレの中にターボババアの姿。オカルンが見た人間なら、呪いを通じて殺せると告げる
- 特訓のことも見抜いたうえで、今夜トンネルへ来いと命じる
- ターボババアが去ると、星子は自分の鼻血と、焼けたお札に気づく
星子が自分の出血に気づくのは、ターボババアが去った後。話している最中に、本人も知らないうちに傷を負わされていたわけです。
3話では結界とバットで叩きのめした相手に、今度は同じ家の中で先手を取られました。
しかも殺せる相手の条件は、オカルンが見た人間。オカルン本人だけでなく、彼が見た周囲の人まで呪いの標的になる。
トイレを見張るしかなかったモモに、今度は婆ちゃんまで巻き込む脅しが突きつけられます。
コメント欄には「この回の時間が止まる所が一番怖い」「トイレからのババアの顔で鳥肌立った」という声。直前まで笑っていたぶん、落差が効いています。
アニメ第3話でトイレから現れる場面は、MBS animation公式チャンネルのショート動画になっています。
さっきまでオカルンが必死で取り合っていた場所から、ババアが出てくる。もう二度と、あのトイレを普通の目で見られない。
「死ぬなよ」と電車のモモ|戦う理由が、オカルンから婆ちゃんへ増えた
4話のラストは、星子の見送りと、トンネルへ向かう電車です。星子の結界術は神越市の土地神の力を借りるもので、トンネルのある正能市では使えません。
その代わりに渡すのが、霊から身を守る服。出発するモモを抱きしめて、「死ぬなよ」。
3話では「悪霊なら殺した」と嘘をついてまで孫をからかった人です。その人の見送りの言葉が、たった一言の「死ぬなよ」。短いぶん、冗談で済む相手ではないと伝わってきます。
| 場面 | モモが戦う理由 |
|---|---|
| 3話 | 手を引けと言う星子に、健さんなら助けるから自分も助けると言い張る |
| 4話の電車 | 自分の大切なものを傷つけようとしたターボババアを、絶対に許さないと怒る |
3話のモモは、オカルンを助けるために戦うと決めました。4話で狙われたのは婆ちゃんです。鬼ごっこの理由に、私怨がしっかり乗りました。
応援コメント欄では、大事な孫を失いたくないという星子の言葉と、大切なモンを傷つけられたモモの怒りを並べて、二人が互いを想っているのが伝わるという声もありました。
家では「クソババア」呼ばわりなのに、傷つけられたら本気で怒る。モモの婆ちゃん愛、口と行動が真逆です。
アニメ第3話の、電車でモモがおしゃれな服に着替えるくだりは、単行本のおまけ漫画から入った場面です。原作4話の本編にはありません。
アニメ版の同じ場面は、アニメ第3話のあらすじと感想で振り返っています。星子を演じる水樹奈々さんについては、アニメ版の星子役の記事へ。
4話は単行本1巻に収録されています。トイレの攻防から、トイレのババア、電車の怒りまで。20ページの温度差は、続けて読むといっそう効きます。
まとめ|4話は、笑えるトイレ騒動がそのまま決戦の呼び出しに変わる回
『ダンダダン』4話「トイレに行こう」は、オカルンを見張り続けるモモの縛りがトイレ騒動の笑いになり、同じ場所がターボババアの脅しの舞台に変わる回でした。
目を閉じる特訓は失敗、いちばん本気で走ったのはトイレまで。その仕上がりで決戦へ送り出されるんだから、婆ちゃんが抱きしめたくもなる。
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